イーストを使った弾力のある生地に、たっぷりのお酒とシロップを染み込ませ、カスタードクリームとラムレーズンを添えたお菓子『
アリ・ババ』(Ali Baba)。
これは、1730年創業のパリで最も古いといわれている老舗菓子店
ストーレー (Stohrer)のスペシャリテ。
そのアリ・ババをアレンジした『
アリババ・ショコラ』が日本に新登場
このお菓子を一目見た時、お酒が苦手なのにどうしても食べたい!と心がぐぐぐっとひきつけられてしまいました。
『
アリババ・ショコラ』 525円
渋谷東急百貨店のデパ地下「東急フードショー」に11月5日~11日(水)登場している
アカシエ。
以前、サントノーレをベースにアレンジしたゴージャスな薔薇色の『
アントワネット』を、紹介したことがありますね
埼玉まではなかなか行かれないので、渋谷に来られて本当に嬉しい♪
アカシエの
興野 燈(きょうの あかし)シェフは、ストーレーで修行されたことがあります。
ストーレーのアリ・ババは、顔が赤くなってくるほどお酒がきつく、心臓がドキドキしたんですよ~。
アリ・ババのカスタードクリームをチョコレートのクレームパティシエールに代え、たっぷりのラムレーズンをのせた新作アリババ・ショコラ。
その隙のない姿は、華やかに並ぶプチガトーの中で異彩を放ち、私を強く誘いました。
『アリババ・ショコラ』大迫力の断面図♪
卵黄が多そうなチョコレートカスタードクリームの口当たりはねっとり。非常に濃厚。
ん、濃厚?…クリームは確かに濃厚ですが、不思議に後口がサッパリ。
全体は思ったよりも重くなく、すっきりとした印象が残ります。深く濃い味わいなのに、あと一口、もう一口と食べ進んでしまうのも、なぜだか勝手が違います。
ラム酒とシロップのバランスもよく、これは想像以上の美味しさ
高さもあり、大きさもボリュームたっぷり。それでも手が止まることなく、どんどん食べてしまいました。実に魅力的!
2007年3月パリ ストーレー『アリ・ババ』
参考に、こちらが、パリのストーレーの『アリ・ババ』。びっくりするほどお酒がきつかったけれど、途中で嫌になることはなく、しっかり食べきりました♪
パティスリー・アカシエ(Pâtisserie Acacier)
興野 燈(きょうの あかし)シェフ
埼玉県さいたま市浦和区仲町4-1-12 プリマベーラ1F
048-877-7021
営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日(祝日の場合は変動あり)
JR宇都宮線・高崎線 京浜東北線 浦和駅西口から徒歩約13分
JR埼京線 中浦和駅東口から徒歩約20分
興野シェフのお菓子をもっと知りたい!と思われた方は
↓を押して応援して下さいね☆
いつもクリック、ありがとうございます!
一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。
←こちらもよろしく!
ガレットのお菓子日記 Home へ
お菓子教室発~美味しいお便り ガレットのお菓子日記 2 へ
食べログへ