パイ生地にアーモンドクリームを入れ、丸く平らに焼き上げた
ガレット・デ・ロワは、
1月6日 キリスト教の
エピファニー(公現節)のお祝いの時に食べられるものでした。
現在のフランスでは、クリスマスが終わるとすぐにお菓子屋さんもパン屋さんもこれを焼き始め、1月下旬まで店頭に並びます。
フランス人にとってガレット・デ・ロワは、「お正月のお菓子」といった意味合いを持つのでしょうか。
Galette des Rois =(直訳すると)「王様のお菓子」
Epiphanie = 東方の三博士がベツレヘムにキリストを訪ね、その誕生を公に知らせた日。それを ご公現(神が公に現われる)とし、お祝いする
12月・1月のお菓子教室 ガレット・デ・ロワ
12月と1月のお菓子教室では、このパイを作っています。
フィユタージュはバターを包み込む通常の方式で作ります。
折っては休ませ、折っては休ませと、かなり時間がかかるので、事前に差し替え用をいくつか用意しなければなりません~
お教室準備としてはけっこう大変ですが、自分で作るパイ生地を覚えるといろいろ使えて便利ですので、ここは頑張ります。
この写真のガレット・デ・ロワの模様は、生徒さんがつけたもの。
ナイフを短く持ち、回転台にのせたパイをくりっくりっと動かしながら、すっすっと筋をつけていきます。
模様のパターンは、他に葉っぱや麦などがあります。
中には陶器のフェーヴを一つ入れて焼き上げます。
大勢で集まった時に切り分けて一番年下の子どもが、誰にどの一切れを与えるのかを決め、フェーヴが当たった人がその日の王様に。
fève = そら豆
ガレットとは?
お稽古の後は、おまけの焼き菓子と共に、楽しいティータイム
!しまった!王冠を上に飾るのを忘れていました
ぁぁ~
本当は、紙製の王冠を上にのせます。
さらに詳しいガレット・デ・ロワの説明は、
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワのHPに。
※ ガレット・デ・ロワの基本はパイ生地とクレームダマンドですが、最近はチョコレートを使ったり和素材を使ったりと、どんどんバリエーションが増えているようです。
サダハルアオキの和素材ガレットが、
ヴェルデさんのブログに。
カット販売という発想は、超・日本人的感覚で面白い…。
※ カタカナ表記として、音の響きからガレット・デ・ロワとしましたが、ガレット・デ・ロアと書かれることも多く、統一されてはいないようです
昨日、ル・ポミエ本店に行き、初スイーツをいただきました~。
フレデリック・マドレーヌシェフのガレット・デ・ロワもお店にありましたよ。
動物フェーヴを購入
そのお話は、次のページとその次に。
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