カテゴリ:パティシエのお菓子
まずは、真上からみたお写真を一枚、ご紹介。
この美しさをご覧下さい!カットの繊細なこと!! パリセヴェイユの大型ガレット・デ・ロワ 真上から見たところ あまりに端正に整った美しいカットに言葉を失います。 パリセヴェイユの厨房で、金子美明シェフが息をつめて、しゃっしゃっと軽やかに無言でナイフを動かす姿が目に浮かびます。きっちり正確な模様は、日本人トップパティシエがガレット・デ・ロワを作るとこんなに芸術的になる!と証明しているようですね パリセヴェイユのガレット・デ・ロワ 「個人ではなかなか買うことのない、一番大きいサイズのガレット・デ・ロワを食べましょう」というのがこの会の主旨とのこと。 最初にパリセヴェイユの大型のガレットを食べることが決まり、それから数名集めて他のお店のガレット・デ・ロワも一緒に食べ比べましょう、ということになりました。 こういった機会でもないかぎり、大型のガレットを間近に見ることはめったにありませんので、本当にお声をかけていただけてラッキーでした もともとキリスト教のお祝いで、大勢で集まるパーティーでガレットを切り分け、中に入っているフェーヴが当たった人が王様(女王様)という催し。 日本で広まる過程で、色々な種類のガレット・デ・ロワが登場。サイズも小型のものが多くみられ、更に日本のお客さん事情にあわせてカットした状態でも販売されるようにもなっています。 フランスではかなり大きなガレットが販売されているという原点を知り、その上で日本にあう方法で全国に広まり、定着していくと面白いですね。 パイとクレームダマンド(またはフランジパーヌ)だけなのにとっても美味しいこのお菓子。みかけたら、ぜひ召し上がってみて下さいね。 クリスマス直後から1月のお菓子です。 ガレットとは? 最も大きいサイズは見ごたえがありますね。王冠が小さく見えます。 なんという細かいカット! 金子シェフは、ガレットの背を高くしないために、焼く時に一手間かけていらっしゃいます。測ってみると高さはわずか 3.4cm。 ぴしっ!とまっすぐで、気持ちがいいほどです。 背の低い中にみっちりと入るクレームには、アーモンドの香りだけでない隠し味があり、他のお店のものと違う印象を与えます。といって、クレームだけが突出することなく、生地の印象もとても強い。 ほのかな塩味でフワフワホロホロしない重力を感じる逆折りのパイ生地(ランベルセ)と、クレームのバランスがとてもよく、本当に美味しゅうございました! 一切れも大きい! cut 左の写真 左:エーグルドゥース(マロン)、中:アカシエ、右:エーグルドゥース(ケベコワ) cut 右の写真 左:パリセヴェイユ 手前:カカオエット・パリ 右奥:ピエール・エルメ すみません、最初にアップした写真の説明が間違っていました ↑これが正しいキャプションです さて、フェーヴは、というと、残念ながら切り分けてその場で食べた中からは掘り出されませんでした。 家に持ち帰った中に入っているということで現物とは対面できず。 後日、当たった方にお写真をいただきました。 撮影:わび助さん パリセヴェイユのフェーヴは シトロエン(フランス車) 色は違いますが、似ています? シトロエン2CV(楽天で車も売っているのにびっくり) パティスリー パリセヴェイユ Pâtisserie Paris S'éveille 金子美明シェフ 目黒区自由が丘2-14-5 館山ビル1F 03-5731-3230 営業時間 10:00~20:00 定休日 無休 イートインあり 東急東横線・大井町線自由が丘駅南口から徒歩3分 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 今日は茨城県の結城市にあるアルチザンパティシエ イタバシというお店まで行ってきました。すごく素敵なお店でしたよ!次のページでご紹介しますね。 いただいたコメントのお返事、滞っていてごめんなさい! いつも本当に楽しく読ませていただいています。 すぐお返事できなくなっていますが、時間をみつけてまとめてお返事を書きますので、今少しお待ちくださいね。 パリセヴェイユのお菓子はとびきり美しい!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ◆ パリ・セヴェイユの今までの記事 ◆ ガレット・デ・ロワ食べ比べ会 2010年もくじ ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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