カテゴリ:サロンデュショコラ'10
なんと色鮮やかなチョコレートとパッケージ!
世界各地から空輸される本場のショコラとの出合いを楽しめるチョコレートの祭典 サロン・デュ・ショコラ。 さまざまな繊細なショコラの味わいに舌鼓を打つのはもちろんですが、会場を歩いていて、改めてそのカラフルな色合いに驚きました。 …いつの間にチョコレートはこんなに華やかになっていたのでしょう? 写真撮影・ブログ掲載許可をいただいています パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 『ショコロン』 以前、チョコレートといえばビター(ダーク)、ミルク、ホワイトくらいの区別くらいしかなかったころに比べ、味のバリエーションの広がり、デザインの進化には隔世の感があります。 ここ数年で、新素材の開発、パッケージへのこだわりを持つショコラティエが増えてきたことなどが重なり、気がつけばチョコレートの世界は驚くほど芸術的に。 美味しいものが求められるのは当然として、そこからもう一歩先に、モダンでアーティスティックなショコラの世界が広がっていました。 ミュゼ ドゥ ショコラ テオブロマ 『キャビア』 土屋シェフは「定期的に新作を出すことはしない。いいものができた時に出す」と以前おっしゃっていましたが、定番の人気商品でもいつ見ても全く古さを感じさせないのがすごいところ。 特にテオブロマのパッケージはデザインが可愛いので、食べ終わった後も手元に置いておきたくなります。 ピエール・エルメ・パリ『ショコラ・オ・マカロン』 プラリュ『ピラミッド』 プレス向けオープニングイベントの際に会場の照明が落ちましたが、その中でも鮮やかに浮かび上がるプラリュのグラデーションが美しい『ピラミッド』のパッケージ。 中には、カカオ農園を手に入れ豆から製品になるまでの全てを手がけるプラリュ氏のこだわりのショコラが。 ファブリス・ジロット 『ジャルダン・プレシュー』 オレンジの花のガナッシュ×オレンジ イランイランのガナッシュ×マンゴー ジャスミンのガナッシュ×アプリコット 薔薇のガナッシュ×フランボワーズ (花のガナッシュの間にフルーツのジュレをサンド) ベルナシオン 日本のサロン・デュ・ショコラ限定の詰め合わせ リヨンで家族経営を続け、支店を出さずに伝統を守り続ける3代目のフィリップ・ベルナシオン氏。 今回の日本のサロン・デュ・ショコラではホワイトチョコレートのタブレットを新登場させたのでかなり驚きましたが、詰め合わせには『パレドール』をはじめ定番の商品を。 美しい箱をコレクションしたくなる日本人気質にあわせてパッケージを作られたのかも…? この色合いは衝撃的でした お値段はお高いのですが、それでも買いたくなる魅力があふれている危険なショコラです。 ル・ポミエ『ラネ・デュ・ティーグル』 ジャン=ポール・エヴァンのオブジェ 右の赤いハートはエヴァン氏のブースに飾られたオブジェですが、左の虎は、れっきとした食べるチョコレート。 ル・ポミエのフレデリック・マドレーヌ氏の遊び心がここでも発揮されています☆ 先日ご紹介した今年の干支のキュートな虎エクレールも会場で販売されていました。 オーバーバイス 『ギモーブ ショコラコーティング』 ルクセンブルグ大公御用達のオーバーバイス。立派な皮製の箱に入ったお酒のきいたトリュフが印象に残っています。 今回は新作フランボワーズのトリュフが登場。 他に、こんなに可愛らしい色合いのチョコレートでコーティングされたギモーブもありました 会場中央には、ダロワイヨのオブジェと『オペラ』が さて、ここまでで、華やかな色合いのショコラやパッケージをご紹介しました。 それでは、今一番注目されているものはカラフルなチョコレートか、といいますと、それはそれ。 ある方向ではモダンにカラフルにと進み、またもう一方では基本を深く掘り下げていくところがチョコレートの世界の面白い所。 サダハルアオキのスタッフにお聞きしたところによると、パリのアオキではかなりショコラに力をいれているご様子。 口紅のようでもあるカラフルでスタイリッシュな細長チョコレートの 『ボンボンマキアージュ』は記憶に新しい所ですが、「この2年間はショコラに集中」というアオキ氏の進化は急激です。 ボンボンマキアージュ 昨年のフランスのチョコレート愛好家の会「Club des Croqueurs de Chocolat」で4タブレット(4つ星のようなもの)を獲得したというアオキ氏は、カカオの原産地にこだわったショコラを展開。 今最も力をいれているのは、マダガスカル産、エクアドル産のクリオロ種カカオを使ったという新作ショコラ『ボンボン ショコラ グランクリュ』。 パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 『ボンボン ショコラ グランクリュ』 アリバ×2、アリバオレ、プラリネ、プラリネオレ、キャラメルサレ カラフルへ、素材へ。 チョコレートって面白い! ナッツの強い味わいのショコラに続きます 2010年サロン・デュ・ショコラ レポートもくじ 2009年サロン・デュ・ショコラ レポート 2008年サロン・デュ・ショコラ レポート 会場に行く前に、できればHPかサロン・デュ・ショコラオフィシャル・ムックで予習すると、会場で慌てません。 着いたら、まずパンフレットを入手すると便利です。 サロン・デュ・ショコラへGo!と思われたら ↓を押して応援して下さいね☆ いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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