“キャベツのシュー”というジョークのようなデザートが、いたって真面目な姿で目の前に現れました
この日いただいたのは、
レストランデザートのコース仕立てという珍しい構成。
位置皿が下げられた後、最初に出される一口サイズのちょっとしたお楽しみ「アミューズ・ブーシュ」として、お皿の上にちょこんと
シュークリームが。
ああ、一目見て、確かにキャベツです。
ランベリー アミューズ・ブーシュ『シュークリーム』 2010年1月21日
Amuse Bouche Choux à la Crème ※ブログ掲載許可をいただいています
もともとシュークリームの語源は、フランス語のシュー・ア・ラ・クレーム。
見た目がシュー(chou=キャベツ)に似たぽっこりとした姿であることからこの名前が。
…キャベツのキャベツ?
油で揚げてオーブンで乾かしたというパリッとしたキャベツの葉が、クリームに貼りついている独創的な形に目が釘付けに。
シュー生地にもクレームパティシエール(カスタードクリーム)にも本物のキャベツが使われているといったこだわりっぷりです。
中にはトリュフのグラッセが入っているという説明で、ますますお味が想像できず、食べるのが楽しみに。
これはカットせずに手でつまみ、ぱくっと一口で。
ランベリー 『シュークリーム』
…冷たい♪
最初のインパクトは嬉しい温度。さわやかな目覚めの一口のように、これから始まる食事の質の良さを物語っているような印象です。
次にガリポリッという不思議な食感。揚げたキャベツの葉が崩れます。
お料理のように感じてしまうところをこの冷たさが救い、デザートの味わいに。
ここで感じるのは、野菜のやわらかな甘さ。
不思議な優しいお味。おいしい。何より、楽しい☆
話が前後しましたが、ここがどこかといいますと、実は表参道で人気のフレンチレストラン
ランベリー。
ミシュランガイド東京(2010) で引き続き星を得たことで、さらに名前が知られることに。
現在は、表参道駅に近い場所へ移転のため、お店をお休みしています。
この日はアミューズ・ブーシュ、デセール3種、小菓子からなる5品のデザートコースのみのコースという特別メニュー。
飴がけしたベリー入り スパークリングワイン
デザートにあうお酒も出されました。
移転前のランベリー 外観(奥に入口が)とモダンな内装の通路
お店へは、階段をおりていきます
デザート3品へ続きます
ミシュランガイド東京(2010)
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