テーマ:●食べた物の画像♪(86566)
カテゴリ:パティシエのお菓子
寒い時こそソフトクリームを♪
2月下旬、どうしても カカオサンパカ の『カカオソフトクリーム』が食べたくなり、丸の内へ カカオサンパカは、スペイン王室御用達のショコラテリア(XOCOLATERIA)。 昨年9月のオープン時には、隣の エシレ・メゾン デュ ブール(エシレバターを使ったクロワッサンやお菓子を扱うお店)と共に、大いに話題をよんだお店です。 2010年2月22日 カカオサンパカのチョコレート味のソフトクリームとパティオ 『ジャラッツ カカオショコラタ』 GELATS CACAO XOCOLATA 450円 スペイン語のGELATS(ジャラッツ)は、イタリア語ではジェラート? カカオサンパカのHPに登場しているジャラッツは、アイスクリームと表示されています。 今回いただいた物は、感覚的にはジェラートというよりはソフトクリーム。 このあたりの細かい区別は、お店に取材しないとわかりませんね。 そもそも、ヨーロッパにソフトクリームというものがあるのかどうかも、調べないと。 スペイン在住の方、もしこのブログを読まれているようでしたら、スペインにソフトクリームが存在するのかどうか、教えていただけたら嬉しいです~。 ソフトクリームというと、日本独特の昔から食べ慣れた懐かしい味。 子どもの頃にはよく食べたけれど、最近は口にする機会もぐっと減りました。 ところが、なぜか、食べログのレビュアー ノバンディさんのレポートを読んだ時に、これは間違いなく納得のいく大人の味わいに違いない、絶対に私が好きな味だと思う、どうしても食べに行かなくちゃ!という気分になってしまいました。 丸の内ブリックスクエア 丸の内ブリックスクエアの場所は、JR東京駅から丸の内側に出て、駅を背にし、正面に新丸ビル、その左並びに丸ビル。すぐ左のビルを一つとばし、もう一つ左側のビル群です。 丸の内パークビルディング、アネックス、三菱一号館美術館に囲まれたパティオのような一角は、都心にあるとは思えない贅沢なくつろぎの空間。 「一号館広場」という色気のない名前がつけられたこの中庭には、緑の中にベンチが点在。噴水を眺めながらぼーっとした時間をすごすことができます。 といっても、私がここに着いたのは、真冬の夕方6時頃 さすがに外でソフトクリームを食べるには寒いので、雰囲気をお伝えするために写真だけ撮り、お店の人に教えていただいた“ビルの中で飲食ができる場所”へ移動。 カカオサンパカ 『ジャラッツ カカオショコラタ』 丸の内ブリックスクエア お味はというと、想像通り甘さは控えめ。意外とさっぱりとした印象です。 持つ部分は普通のコーンではなく、しっかりとカカオの香り立つワッフルコーンが巻いてあります。このカカオのワッフルコーンがとても美味しい♪ ソフトクリームとよくあい、あ~、こういう味のものが食べたかったと、満足しながら食べ進みます。食べに来てよかった。 ひとつだけ残念なのは、これは私の好みの問題なのですが、添えてあるスプーンがエコを考えた木製?だったこと。私、このざらっとした口当たりが苦手で。 お持ち帰りであることを考えるとしかたがないのですが、銀のスプーンでいただいたらどれだけ美味しいか…と考えながら食べてしまいました。 Myスプーンを持参したいくらい。カトラリーによって、本当に味は変わるんですよー。 最初あっさりした感じでしたが、一個食べ終える時には満足感でいっぱいに。この分量でちょうどいいですねー。 アイスクリームやソフトクリームは、夏だけの食べ物ではないと、実感。 真夏の本当の暑い季節には、逆に乳脂肪分を嫌ってシャーベットのような氷菓が食べたくなります。アイスクリーム系が美味しいのは、実は真夏以外。 今からの季節だと外で食べても美味しいですね。 あ、また行きたくなってきました。 カカオサンパカがあるのは、アネックス(別館)。目の前の丸の内パークビルディング1階に中庭側から入ってすぐのエスカレーター脇の通路にソファーが並び、そこでソフトクリームも座って食べることができるため、真冬でも夜でも風が強い時でも大丈夫。 店内にもスタンディングスペース(立ち食いできる場所)はありますが、他にお買い物客がいるとちょっと落ち着かない雰囲気です。 丸の内パークビルディング1階 ソファーあり チョコレートといえば、今の日本でよく知られているのはフランスやベルギー。 もっと以前からはスイスのものが有名ですね。 ではスペインは? 歴史好きとしては、チョコレートを語るには、スペインははずせません。 無敵艦隊を持ち「太陽が沈まぬ国」と讃えられた超大国スペイン 16世紀初頭、スペイン人コルテスがメキシコ遠征の際にアステカ帝国よりカカオ豆を持ち帰り、砂糖を加えて甘い飲み物に。 当時はカカオ豆も砂糖も非常に高価でしたので、王侯貴族など上流階級だけの楽しみとなります。その後、スペインはその製法を門外不出に。 フランスにチョコレートが伝わったのは、約一世紀の後、17世紀の始め。 スペインハプスブルク家の国王フェリペ3世の王女アンヌ・ドートリッシュが、フランス国王ルイ13世の王妃としてお輿入れする際に持参しました。 左:アンヌ・ドートリッシュ Anne d'Autriche (ルイ13世妃、太陽王ルイ14世の母) 右:マリー・テレーズ・ドートリッシュ Marie Thérèse d'Autriche(ルイ14世妃) また、国王フェリペ4世の娘で同じくスペインハプスブルク家から嫁いだルイ14世妃マリー・テレーズ・ドートリッシュもチョコレートをたいへん好み、フランス宮廷で人気となりました。 チョコレートが現在のように固形のものになるのは、その後の時代です。 カカオサンパカ 外観 天井が高く、スッキリとしたスタイリッシュな店内。その外側に、なつかしい~感じのソフトクリーム型電飾があるのが可愛らしい。 ソフトクリームの電飾 アイスクリームは、一度作ってしまえば、温度管理をして保存し、必要な時に出すことができるので扱いやすいのですが、ソフトクリームは専用の機械が必要で、しかも一日中かき混ぜ続けなければなりません。 そのため、なかなか普通のパティスリーやショコラトリーでは見かけないですね。 カカオサンパカのソフトクリームは貴重です♪ 東京駅周辺で少し時間が余ったら、丸の内ブリックスクエアでソフトクリームを☆ ※カカオソフトクリームは、その日作る分を売り切ってしまうと品切れになってしまいます。 どうしても食べたかったので、私は行く前に電話でまだ大丈夫かどうか確認してから出かけました。遅い時間に行かれる場合はお気をつけ下さいね カカオサンパカ 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F 03-3283-2238 営業時間 11:00~21:00(日祝は~20:00) 東京メトロ 丸ノ内線東京駅 地下道より直結 千代田線二重橋前駅 1番出口より徒歩約3分 有楽町線有楽町駅 D3出口より 徒歩約5分 JR東京駅 丸の内南口より徒歩約5分 中庭、丸の内パークビルディング内で飲食可の場所あり カカオソフトクリーム美味しそう♪ と思われたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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