テーマ:●食べた物の画像♪(86566)
カテゴリ:★カフェ、ティールーム
田園都市線たまプラーザ駅から少し歩いた所に英国風ティールームができていました。
お店の名前は テットベリー(Tetbury-Scone&TEA-)。 オープンは今年 2月。その名の通り、スコーンと紅茶を楽しむお店のようです。 キッシュや煮込み料理、コテージパイなどの軽食セットメニューもあります。 たまプラーザ テットベリー 『スコーン』 2個と飲み物のセットで 1,260円 お店に入ると、あっさりとした明るめの内装のなか、まず壁に飾られた多くの(おそらくはスポードの)青い絵皿が目に飛び込んできます。 ↓こんな感じの絵皿 柄はいろいろ 器の他、紅茶もたくさん飾られて(販売されて?)います。ゆっくり眺めてみると楽しいでしょうね。 店長ブログを拝見すると、かなりお茶にこだわりを持っていらっしゃるご様子。 スコーンは田舎風で大ぶり。外がザックリ、中は柔らかく、本場のものほどパサついた感じはありませんので、食べやすいと思います。 (中は柔らかいといっても「フワッフワに柔らかい」というわけではなく「ポソポソぱさぱさではない弾力あり」という感じです。…伝わります?) たっぷりのクロテッドクリームと、ベリー系のジャムが添えられています。 たまプラーザ テットベリーのスコーンと紅茶のセット ティーカップとスプーンのセッティングは日本風…? この日は友人とのおしゃべりが中心でしたので、メモもとらず、はっきり覚えてはいませんが、この時のお茶はヌワラエリアにしたような…。 癖がなく飲みやすいヌワラエリアは、ティールームに行くとよく注文する品。 ここでの香りは、さほど印象に残ってはいません。少し抽出が浅かったかも。 テットベリー 紅茶 2010年3月 Tetbury は、イングランド中西部に広がる美しい丘陵地帯 コッツウォルズ地方の中の一都市。(地図はこちら) 英国人が引退したら住みたいと願うような理想の田舎、時が止まったような古き良き時代そのままの自然の景観が楽しめる地域の中にあります。 テットベリーでスコーンを習った店長さんは、その思い出の地を店名にされたそうです。 (コッツウォルズは、英国人にも観光客にも大変人気がありますが、車が運転できずに電車やバスで移動しようとすると、とっても不便。でも、その不便さが、町の美しさを守っているのかもしれませんね。 蜂蜜色で優しい印象の石で作られた家々は、落ち着いた柔らかな美しさ。 ハンギングバスケットからあふれるほどのお花が、町のあちこちに飾ってあったのがとても素敵でした。) テットベリー スコーン スコーンは、ナイフで横にカットします。 そして、大きければ手でちぎってジャムを先に塗り、クロテッドクリームをその上にたっぷり塗って手でつまんでいただきます。 一説によると、クリームをジャムの上にのせるのは、口に入れた時にまず最初にジャムではなく大好きなクリームの味を感じたいからとか。 真偽のほどは明らかではありませんが、英国人はクロテッドクリームを美味しく食べるためにスコーンを作った、などと言われるほど、このクリームをたくさんのせますね☆ 脂肪分は約60%程度と生クリームよりはるかに高く、バターよりは低く。 でもこういう時にはやっぱりたっぷりいただかなくては♪ テットベリー 店内 奥にもお席があります この時は奥の方に他のお客さんがいらして、道に近い側には友人と私だけ。 ずいぶんスタッフの人数の多いお店、と不思議に思いました。お客さんの数よりスタッフが多い。出入りが忙しく、ちょっと落ち着かない感じが。 (こんなに人件費をかけて大丈夫なのかしら、と余計な心配を。) さて、このお店ですが、やはり気になるのはお値段設定。 たまプラーザという都心から少し離れた住宅地でお茶するにしては、価格破壊が進むこの時代にはかなり厳しい気がしました。 そう思うのは、スコーンは家庭で簡単に作れるもの、と思うからかもしれません。 大がかりな再開発によって大きく変貌したたまプラの駅前では、ナチュラルビート(自然派サンドイッチショップ)が撤退。 この町の情報に詳しい「たまプラーザ・あざみ野 ぶらり日記」 の記事によりますと、その場所に 5月13日にクリスピー・クリーム・ドーナツが開店予定だそうです。 ファストファッションの流行、値下げ競争、デフレの時代、ドーナッツとコーヒーで手軽にお茶… お茶することの付加価値を認めてもらうには、この町でお店の前を歩いて通る人を呼び込むよりは、遠方からわざわざ電車に乗ってでも紅茶とスコーンでゆったりとしたティータイムを楽しみたい、というコアな紅茶好き、英国好きな人々を呼び込む方がよい気がします。 10年ほど前?の英国ブームの頃、ガーデニングもアフタヌーンティーも紅茶も、全てが目新しかった時代を、ふと思い出しました。 と、少し暗い話を並べてみましたが、このお店をここでご紹介するのですから、もちろん更なる魅力もお伝えしなければなりません。 こちらは、 HPが見やすく、充実した内容になっていますね。 店内にも書かれていますが、この場所で、スコーンをはじめとするお菓子教室が時々開催されています。 きっとそのお教室の後のティータイムでは、店長の英国での体験談など、お話に花が咲くのでは? お店で販売されている紅茶についても詳しく伺えると思います。 お店をどんどん宣伝し、近隣の人だけでなく、紅茶好きが集まるスポットになれば…と。 こういう時代だからこそ、変わらぬ価値感のあるものは大切にしていきたい、と思いました。 テットベリー Tetbury-Scone&TEA- 神奈川県横浜市青葉区美しが丘 5-2-14 045-904-7101 営業時間 : 10:00~19:30 (LO. 19:00) 定休日 水曜日 東急田園都市線 たまプラーザ駅北口から徒歩 6分 地図 応援したくなるお店☆ と思われましたら ↓を押して応援して下さいね。 いつもクリックありがとうございます♪ こちらも↑クリックしていただけると嬉しいです 一日一回カウントされます。よろしくお願いしま~す。 ガレットのお菓子日記 Home へ 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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