テーマ:食べ物あれこれ(50350)
カテゴリ:パティシエのお菓子
火を通したチーズケーキが中心に入り、たっぷりのチーズクリームで覆い苺のコンフィチュールをアクセントにした『フロマージュ オ フリュイ』。
これには、日本で発展したチーズケーキの良い所をぎゅっと集めたような魅力が チーズクリームの部分は、27~28年前から続くレアチーズケーキのレシピを使われているというところに帝国ホテルの伝統を感じさせられますが、見た目も全体のお味もしっかり現代風になっているところが実に奥深いですね。 『フロマージュ オ フリュイ』 2010年 4月20日 帝国ホテル スイーツブフェ 4月より、月1回 3火曜日のみ開催 @17階インペリアルラウンジ アクア 底に敷かれたサブレが香ばしくザクザクッ! 二つのチーズケーキが一つにまとまり、この生地とぴったり。 以前いただいて美味しいと思ったケーキに、このスイーツブフェで出合えたのは本当に嬉しい~☆ ケーキをお皿にとる時に、飾られているブルーベリーを一粒のせてきました。ブルーベリーとチーズケーキは、相性抜群。 参考:販売時には↓モダンな型を使ったこのデザイン 帝国ホテル 『フロマージュ』 詳細は、望月シェフの講習のページに スイーツブフェ 3皿目 3皿目では、チーズケーキ、苺のショートケーキと定番を、そして帝国ホテルのスイーツを代表するブルーベリーパイへと食べ進みます。 苺のショートケーキは、軽くてふんわり。 小さくカットされていても、贅沢に特選苺が1粒ずつのせられています。 こちらの苺は、完熟してから摘まれたもの。苺は完熟するとちょっとした移動でも痛んでしまうため通常は配達を断られるのですが、特別にお願いして丁寧に宅配便で届けていただいているそうです。この苺は5月半ばまで。 お腹に余裕があれば、このショートケーキだけをここで4切くらい続けて食べたいところ。 3皿目 『ブルーベリーパイ』 続いていただくのは、最も楽しみにしていた『ブルーベリーパイ』。 アメリカンタイプで、帝国ホテルで昔から親しまれている品です。 フランスの何層にも重なってハラハラ崩れるフィユタージュとは異なり、いつかどこかで食べたことがあるような懐かしさを感じる、記憶に訴えかけるお味。 おそらく私も、スイーツマニアになるもっとずっと昔に食べたことがあります。 一口食べて、思わず「なつかしい~っ!」という感想。 『ブルーベリーパイ』 ブルーベリーの粒はゴロゴロ残るわけではなく、滑らかなジュレ状。 といっても、全くつるんとした食感というほど完全に形がなくなってしまっているわけではありません。 こんなにたっぷりフィリングが詰まっているのに、多すぎるという印象ではありません。 『アップルパイ』 ブルーベリーパイがボリュームがあり、アップルパイまで一気に食べきる自信がなかったため、今回は断念。 こちらもクラシックタイプの美味しさが想像できそうな「これぞアップルパイ!」。 これは次回のお楽しみに。 (今見ると、やっぱり食べておけばよかった、と思いますが…。この後もまだまだいただくので、この時には涙をのんで後回しに。ああ、強靭な胃袋がほしい) 『シーフードキッシュ』 蟹・ほうれん草 キッシュは二種類。 ケーキバイキングをいただく時に、いくつかあるチェックポイントのうちの一つは、「サレ物があるかどうか」。 要するに、甘い物を食べ続けた時に食べたくなる、ちょっと箸休めとなる塩味の食べ物のことです。 ここで味を変えると、後半の甘い物バイキングに突入しやすくなります。 sel (セル)=塩 sal? (サレ)=塩味の saler(サレ)=塩味をつける ちょこっと塩味が食べたいので、この薄焼きタイプのキッシュはありがたい♪ 『野菜キッシュ』 『フォアグラシュー』 そして、今回、小さいながらも最も印象が強かったのが、この『フォアグラシュー』。 私の好み、ど真ん中でした! プチサイズのシューの中には、ふわっふわにとろける滑らかさのムースが♪♪♪ 一口でぱくっ。わぁああぁぁあ、幸せ。 普通、シュークリームの場合は中がクレームパティシエール(カスタードクリーム)やクレームディプロマット(カスタード+生クリーム)ですので、冷たく冷やしていただきます。 このフォアグラシューは、常温、人肌です。この温度帯が、また素敵。 癖のあるお味ですので好みは分かれるかもしれませんが、私はお代りしましたよ☆☆☆ しっかりした塩味が、本当に嬉しかった! 『フォアグラシュー』 …ピンぼけで…すみません こういったサレ物は、ぜひぜひ継続して出していただきたい! たくさん甘い物をいただく時には、とても嬉しいサービスです。 パーティーのオードブルのような品ですので、ホテルのお料理のシェフが作られたのかと思えば、これもしっかりパティシエが作ったとのこと。 パティシエのお仕事の中にはトレトゥール(お惣菜)もありますので、これは守備範囲なのですね。 このお皿のケーキ中で、一番味が濃そうな物は↓薄切りリンゴを使った『ポムインペリアル』。 『ポムインペリアル』 帝国ホテルのケーキは、ホテルにいらしていただく万人に喜んでいただけるように、“とびぬけた感”のあるお菓子は少ないのですが、これは珍しくハッキリお酒がきいた強い味わい。 お酒に弱い私としては、このサイズでいただけたのは嬉しかったです☆ 薄切りリンゴの食感とリンゴのソース、カルバドス(りんごのお酒)が強い印象。 帝国ホテル スイーツブフェ 柱の反対側にも(ほぼ)違うケーキが並びます 続きます 帝国ホテル スイーツブフェ詳細。 まだ食べるの?と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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