カテゴリ:オーストリア・フランス '10初夏
ハイナーでのんびりお昼をすませて外に出ると既に2時45分。真夏のような日差しは強く、6月のウィーンとは思えないとんでもない暑さでした。
2010年6月11日 ハイナー 1階にはランチメニューの見本も置いてあります ハイナーはカフェの中でもお菓子もお料理も充実しているお店。 ここでも、野菜サラダを中心としたメニューが人気のようですね。 フランスでは探し回ってもほとんど見つけることができなかったクリーム系のスープも、ちゃんとありました。 右下のカボチャ色の『トマトクリームスープ(Tomaten Cremesuppe)』は、3.60ユーロ。円高ということもありますが、“カフェめし”は美味しくてリーズナブル♪ ウィーンのお花屋さん バケツとお花の色のトーンが揃っているのが素敵☆ シュトラーセンバーン(S-バーン 路面電車)乗場 15時15分 駅名は K?rntner Ring,Oper ケルントナー リンク、オーパーと読むのでしょうか、ケルントナー通りとリンク(環状道路)が交差する地点、オーパー(国立オペラ座 Staatsoper)の向かい側から、ベルヴェデーレ宮殿に向かう電車に乗ります。 案内図 ベルヴェデーレ宮殿はオーパーから4つめ 近い、近い ベルヴェデーレ宮殿(Belvedere)の庭園 お花は咲いていないのにこの美しさ♪ 真夏でもこの幾何学模様の庭は楽しめますね。 正面やや左の大きな塔はシュテファン寺院。遠くウィーン市内が見渡せて、まさに“美しい眺め”という名前の通りです。 宮殿内は撮影禁止。世紀末芸術には苦手なタイプのものもありますが、とりあえずクリムトの『接吻』だけは見ておこうと思い、ここを訪問。 上宮の内部は家具調度品が取り払われ、がらんとした空間の中に19~20世紀の絵画が並びます。 『接吻』は、想像していたほど巨大な絵ではありませんでしたが、やはり足を止めて見入ってしまう迫力が。 他の絵も、服の模様になっている目玉のような柄が気になったり、全体像を眺めるだけでなくディーテイルが思ったよりずっと面白かったですねー。 ベルヴェデーレ宮殿 16時頃 上宮にはクリムトの『接吻』やエゴン・シーレ『死と乙女』など19~20世紀オーストリア絵画がまとまって展示されています。 庭園を下ったところに下宮があり、プリンツ・オイゲン公の豪華な居室がありますが、チケットを買う時にうっかり上宮の分だけを買ってしまったことと、あまりの暑さでもういいわ~、という気になってしまいそちらはパス。 こういう時には、気楽な一人旅でよかった。 ベルヴェデーレ宮殿(上宮)と庭園 → 路面電車と地下鉄で移動 ウィーン Handelskai駅 フェルヒャー(Fercher) ウィーン中心地の旧市街から少し離れたところにあるこのお店。住宅地の小さなカフェ・コンディトライですが、オーナーはマイスターの資格を持つフェルヒャー氏。 江田のウィーン菓子店ナッシュカッツェの今井伸哉マイスターは、こちらのお店でも修業されています。 白いお菓子はバニラではなくEierlik?rtorte 。卵酒のケーキ? eier=卵 lik?r=リキュール、お酒 torte=トルテ(丸型のお菓子) “エッグノックのお酒のケーキ、ホワイトチョコレートがけ”というケーキはハイナーにもありました。これも食べたことのない謎めいたケーキです。 ちょうどいらしたフェルヒャーさんにご挨拶を。 ドイツ語が話せれば色々お聞きすることができたのですが、残念~。 とりあえず「日本から来ました。今井シェフのお店に時々買いにいっています」というニュアンスは、なんとか伝わったような…☆ 「(夕方なので)ケーキが売れてしまって、ショーケースの中が淋しい」とフェルヒャー氏。 私がいる間にも、次々とご近所さんらしきお客さんが入ってきて、ケーキを買って帰ります。よくはやっているお店のようでした。 クグロフがたくさん店頭に。今みると、一つ買って帰りたい!(この時は、その後フランスを回る旅程でしたので、お買いものできず) …また、あまりの暑さに負け、ここではケーキを食べることができませんでした~。 心残りです。 代わって食べたのは、もちろん、あの冷たいもの… フェルヒャーのテラス席 18時頃 <17> エリザベートの微笑とウィーンのカフェ に続きます オーストリア・フランス 2010「地方菓子を巡る鉄道の旅」 目次 ウィーンは一人歩きがしやすそうな街☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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