テーマ:スイーツ★スイーツ(13274)
カテゴリ:パティシエのお菓子
残暑厳しい9月はじめの表参道に、突如、クリスマスの世界が出現!
真冬のモチーフが散りばめられたショーウィンドーの輝きに惹きつけられ、思わず足をとめて見入る人たちも。 ペルティエで行われていたのは、ユーハイムグループの2010年クリスマスケーキ発表会。 季節先取りの催しを、取材させていただきました。 ドイツの森と魔女の家のディスプレイをぐっと盛り上げていたのは、フクロウ、妖精…表情豊かなケーキたち☆ メルヘンオペラ(メルヒェンオーパー)にちなんだケーキ ユーハイム・ディー・マイスターでは、ドイツのデザイナー集団ペーター・シュミット・グループが描くデザイン画を、製菓マイスター安藤 明氏が中心となって“コラボレーションケーキ”に仕上げ、シーズン毎に発表しています。 今回のテーマは、「ドイツのメルヘンオペラ」。 その代表作『ヘンゼルとグレーテル』に登場するアイテム5種が、愛らしいケーキとなって目の前に現れます☆ メルヘンオペラ 『ヘンゼルとグレーテル』に ちなんだケーキ しっかり試食しましたよ! 全体的に、軽くてふんわり、優しい味わい。 洋酒が使われているものもありますが、きつくはなく、ムースの引き立て役として陰で支えます。 ドイツのメルヘンオペラ(メルヒェンオーパー)は、“クリスマスに家族揃って楽しむオペラ”だそうです。小さい頃からオペラに親しむ機会があるのは、うらやましい。 大人も子どもも楽しめるように作られたこれらのケーキは、持ち帰って家族みんなで「カワイイ♪」「一口ちょうだい」などワイワイ言いながらいただきたいところ。 (もちろん、お友達同士でも。) 今までのコラボケーキも、5種類まとめて買っていかれる方が多いとのこと。 カフェやティールームで目の前のケーキ一つをじっくりいただくのと違い、あれこれ食べてみたくなる時には、一つ一つが優しいお味、淡~い味わいだと食べやすくていいですね。 表参道に出現したクリスマスの世界 ボール型のシュトーレンクーゲル 会場のクリスマスケーキの中で、ころんと丸い形のシュトーレンも気になります。 ドイツでは普通に売られているそうですが、日本ではこの形は珍しい。 いちじく、クランベリー、レーズン、オレンジ、リンゴなどたっぷりのドライフルーツにマロングラッセが練り込まれた、安藤マイスターオリジナルレシピの二口サイズのシュトーレンです。 5つのケーキは、物語の進行順に『イチゴを摘みに』 『さまよう夜の森』 『露の妖精』 『クッキーになった魔女』 『みつめるフクロウ』と名付けられています。 あれ?グリム童話のヘンゼルとグレーテルに、露の妖精って登場します? すると、原作とメルヘンオペラとでは少しストーリーが異なる所もある、と説明が。 露の妖精はオペラのオリジナルキャラクターでした。 確かに童話は残酷な部分もありますものね。オペラにする時に、よりソフトな表現に変更された場面も。 デザイン画を実際のケーキに仕立てる時、かなりその絵に近く作るものもあり、独自に発展させたものもあり。 『露の妖精』の原画は木の切り株をデザインしたシンプルなものでしたが、完成形は妖精の姿で、より立体的に、キュートに。 『クッキーになった魔女』では、火にくべられた薪をロールケーキで表現し、ムースの中に入れてケーキのボリュームをアップ。 日本人の需要にあわせ、上手にアレンジを加えています。 チョコレート細工の一つ一つも、外注に出さずに全て社内で作られているそうですよ。 これだけ細やかな作業が必要な手のこんだケーキを作り上げる根気よさに、感嘆の拍手を! 箱を開けた時には、間違いなく「わぁっ!」と歓声があがることでしょう。 実際目にすると本当に可愛い♪ 訴えかけるようなクリクリの瞳のフクロウ まだまだ暑い毎日が続きますので、個々のケーキの詳細は省きました。 発売される頃に、内容の説明を書きますねー。 他にも色々と魅力的なクリスマスケーキが発表されましたので、そのお話も、また後日。 ストーリー性のあるケーキって素敵☆ と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home 真夏の韓国旅日記 もくじ(完結) へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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