テーマ:●食べた物の画像♪(86536)
カテゴリ:パティシエのお菓子
ロワゾー・ド・リヨンがこの10月で5周年を迎え、その記念パーティーにお招きいただきました。
会場は湯島の本店の2階。サロンの机と椅子を移動し、立食パーティー形式に。 最近日替わりのランチにも力をいれているそうで、お菓子やパンだけでなくトレトゥール(お菓子屋さんが作るお惣菜)も充実♪ 美味しいだけでなく華やかで美しいプチフールの数々が目の前に現れ、会場は大興奮! 『カナッペ』 左から、リエット、ブルーチーズ、ソーモン(サーモン)、ウフタルタル(卵)、パテクルート。 こんなに手のかかったお料理をだしていただけるとは~。 さすが、リヨンの名店 ピニョル(Pignol) 他で修業された加登シェフ。フランスでは、パティスリーのお仕事の中には、お惣菜やパーティー料理の宅配も含まれています。 カナッペ プチフールサレ カナッペの土台に使われるフランスパンは、もちろんロワゾー・ド・リヨンの厨房で作られたもの。ロワゾーはお菓子だけでなくパンも美味しい! このパンはかりっとローストしてありますので、食いちぎるのがたいへんというよりは、上の具材とともにサクッと気持ちよく一口分だけ口の中におさまります。 食べやすいというのは大切なポイント♪ 『プチフールサレ』 小さなサイズのサレ物(塩味のプチフール)は、パイ生地が軽くサックリと。 棒状のパイは“マッチ棒”という意味のアリュメット(allumette)。 ここではオリーブとフロマージュの2種類が。 まずはお食事系のものからいただきます 数人入ればいっぱいになってしまうほどこじんまりした1階の売り場と厨房は、2008年9月の大リニューアルで、美しく広々とした売場に生まれ変わり、2階はティールームとお菓子教室、3階に厨房が移動して、利用しやすく大変身。 今回、厨房見学ツアーが企画されました。 普段目にすることのない、パティシエ達がお菓子を作りだす空間を、数人ずつのグループに分かれて交代で見せていただくことができました♪ パーティーの企画として、素敵なサービスですね。 部屋の温度管理が考え抜かれた厨房は、とても合理的! 会場中央に飾られたチョコレートのオブジェ 写真では分かりづらいですが、つやつやピカピカ プチフールシュクレは、お店で実際に出されているお菓子を二口くらいのサイズに縮小したもの。 このサイズは可愛らしい~。たくさんの種類をちょっとずついただきたい時に嬉しい形です。 普段、2階のサロンの午後のメニューでプチフール5種(プチシューやプチエクレアも)とマカロン、紅茶のセットを出されているそうです。 パティシエールのお一人のお話では、ここで店のお菓子をちょっとずつお味見された後は、「ぜひ普通サイズで丸々一個、召し上がっていただきたいですね」と。 そうそう、まさにその通り。 ロワゾー・ド・リヨンの代表作『オペラ』にしても、その他のケーキにしても、しっかり一個のサイズを食べきった時の全体のバランスのよさと、そこで感じる満足感というのは貴重です。 (たまには大勢でわいわい分けていただくのもよいのですが、1個(か2個)のお菓子を、改めてじっくり堪能しに伺いたいものです。 『プチフールシュクレ』 プチフールシュクレ(奥はカナッペのトレイ) 4種類いただきました♪ コーヒーの香りとチョコレートのバランスが抜群で、輝かしい美しさの『オペラ』、フランス産の栗と和栗を使った『モンブラン』、フレジェのクリームにフランボワーズをサンドし、上に淡いピンク色のマジパンをのせた『フランボワジエ』、そしてオレンジと緑の可愛らしい色合いの『ヴォンドゥーズ』。 ん?ヴォンドゥーズというのは、お店の“販売員”という意味ですね。 さっそく会場にいらしたパティシエールに、このお菓子の意味をお聞きしました。 パーティーの時は、普段お話する機会が少ないスタッフの方と、気軽にお話できるのがありがたい☆ 販売員さんをイメージして作られたお菓子ですか?と尋ねると、まさにその通りでした☆ ロワゾー・ド・リヨンのイメージカラーである鮮やかなオレンジ色のアプリコット。それを使ったムースに、ピスタチオのダクワース生地、ピスタチオのクーリを組合せています。 『ヴォンドゥーズ』 1階のショップでは普通サイズが販売されています 『ヴォンドゥーズ』の普通サイズは上に色々な飾りがのり、さらに可愛らしい華やかさが加わります。 「ホワイトチョコレートをテンパリングして波々の形にし、ピスタチオとアラザンをつけた飾りがとってもきれいです♪ドライアプリコットにマジパンをはさんでグラニュー糖をまぶし、フリュイデキゼ(果物の砂糖煮)風にしたものも飾っています」 「白とキラキラと緑で、働く人をイメージして作ったんですよ」と、一気に語るパティシエールの表情から、加登シェフを中心に、作り手(パティシエ、パティシエール)と販売員(ヴォンドゥーズ)のチームワークのよさがしっかり伝わってきます。 口にすると、杏の酸味とピスタチオのコクが調和がとれていて、口あたりも優しく、とても美味しい! “販売員”と並べて“ロワゾーで働くパティシエ”をイメージしたお菓子は作らないのですか?とお聞きすると、「自分たちを客観的にみて作るのは難しいですねー」というお答えが。 なるほどなるほど。人をイメージしたお菓子を作る時は、事前に一度客観的に分析しないといけませんものね。自画像は難しそう~。 プチフールをたっぷりいただきましたが、このあと、秋の新作ケーキが登場! 次のページでご紹介~。 ロワゾー・ド・リヨンの今までの記事はこちら ロワゾー・ド・リヨン L'oiseau de Lyon お店のブログはこちら 加登 学シェフ [本店] 東京都文京区湯島3-42-12 03-3831-9901 営業時間 10:00~21:00 (日・祝 10:00~19:00) 定休日 年中無休 イートインあり [サロン・ド・テ(本店2階)] 03-3831-9901 営業時間 11:00~19:00(L.O.18:30) 定休日 臨時休業あり(HPのTOPに案内がでます) 東京メトロ 千代田線 湯島駅2番出口から徒歩3分 銀座線 上野広小路駅・大江戸線 上野御徒町3A出口から徒歩3分 JR御徒町駅・京成上野駅から徒歩5分 地図 5周年、おめでとうございます☆と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[パティシエのお菓子] カテゴリの最新記事
|
|