テーマ:スイーツ★スイーツ(13274)
カテゴリ:パティシエのお菓子
たくさんのプティフールやカナッペをいただいてお腹がふくれてきたところで、パーティーの終盤に、この秋の新作ケーキの発表がありました。
ロワゾー・ド・リヨン5周年記念パーティー<前編>はこちら 2品ともチョコレート色で秋の装いですが、味も食感も全く異なります。 『フィユドートンヌ』(秋の葉)とその断面 feuille=葉 automne=秋 発表の際に、スパッ!とカットされた断面もあわせて登場。 これはとても親切ですね♪ 二つのケーキを食べる時には、味の淡い物・軽い物からスタートするのが鉄則。 今回は、こちらのケーキからいただきます。 上に国産栗の渋皮煮がごろんと一個のり、金箔を添えた贅沢なプチフール。 ふんわり軽い栗のムースの中にも渋皮煮が隠れています。 ダコワーズ生地にフランボワーズがちょこっとアクセントに入り、ビター系ガナッシュ。お酒がきいています。栗といえば、あのお酒…。 秋の葉っぱが風に舞う軽やかさが伝わる、魅力的なケーキの誕生です 『フィユドートンヌ』 『レゴリス』 『レゴリス』(月の砂) もう一つの新作は、ロマンティックなネーミングのレゴリス。 グラサージュの表面にスプレーで吹きつけられたチョコレートが、丸く月のように幻想的に浮かび上がります。 生地はビスキュイサッシャー。 ウィーン菓子『ザッハトルテ』に使われるザッハ生地(Sacher)のフランス語読み。チョコレート入りの生地でそれだけを食べてもとても美味しく、フランスでは生菓子の土台としてよく使われます。 見た感じはチョコレートがメインの重々しいケーキのような感じですが、食べてみると意外にフランボワーズが強くきいていることに驚きます。 見た目からはフランボワーズが想像できないところが面白い。 フランボワーズのお酒を使い、酸味を加えたフランボワーズのコンフィチュールが、このケーキの芯となっています。ちょっと意表を突かれる美味しさです! 月の砂の下には、人間が想像できないものが埋まっていたりして…。 想像の翼が広がります。 ※最新作ケーキは発売前ですが、掲載許可をいただいています 『レゴリス』は、2010年10月18日(月)より発売開始 『フィユドートンヌ』は、それより少し遅れて販売開始予定です ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 1階の売場に並ぶ新作・定番をチェックしました。 これは詳細をお聞きしていませんので、さらっとご紹介。 それにしてもいつも思いますが、ロワゾー・ド・リヨンのお菓子は実に美しい。 『エステル』new! フランボワーズムースとヨーグルトクリーム 口溶けなめらかなやさしいお味 『オンコントレ』new! ふんわり優しいチーズムースと果皮入りオレンジムース フランボワーズジュレ入 『スヴニール』new! フランボワーズのムース、バタークリーム、ジュレの3層 シェフの思い出の逸品 『トロワルージュ』 持ち歩き1時間以内 フランボワーズムースとカシスムースの組合せ ベリー3種のジュレ入り 『オペラ』 『モンブラン』 2010年10月のロワゾー・ド・リヨンのお菓子 ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 加登シェフが修業されていたリヨンの街並 2010年6月17日 リヨン フルヴィエールの丘の上からの眺望 リヨン(Lyon)は、フランスの南東部ローヌ=アルプ地方にあり、パリに次ぐフランス第二の規模の都市。美食の町として有名。 今年6月に訪れました~☆ (旅行記、中断中です~、ごめんなさい) 加登シェフが修業されたリヨンのピニョル(pignol) アントルメ、プチガトー、焼き菓子、チョコレート、アイスクリーム、トレトゥール(お惣菜)など、すごい品数を扱っています こちらのパティスリーとは別に、広場に面してパンとお惣菜を扱う店舗があります ロワゾー・ド・リヨン 加登 学シェフ ※掲載許可をいただいています 「もう、本当に見た目とは別人のように優しいんですよ!」 と、ロワゾー・ド・リヨンで働くスタッフの証言をいただきました。 加登シェフは、販売員にもパティシエにも、商品のことを色々問いかけてくれて、話したことをきちんと取り入れてくれると、絶賛の声が。 働きやすい職場です!と、キラキラと輝く瞳で語ってくれました。 …加登シェフの見た目、とは。 実は私も、こちらから話しかけてもすぐに愛想のよい答えがかえってくるわけではなく、いまひとつ表情の読みにくい(硬い)シェフ…?と最初は思っていました。 そう、第一印象はちょっと怖いシェフかと。 それにも懲りず、ロワゾー・ド・リヨンのお味が好きで湯島まで時々お教室に通い、サロンでお菓子をいただいた時に姿をみかけては話しかけ、何度もお目にかかっているうちに、第一印象とはずいぶん違ったシェフなのだとわかってきました☆ シャイな方なのかもしれません。にこにこと笑いかけて下さるようになるまで、少し時間がかかったような気がします。 この5周年記念パーティー冒頭のご挨拶の時も、とても真面目なお顔で、「…より美味しい、人を感動させることができるような商品を今後も作っていきたい」と語っていらした加登シェフ。 たくさんの祝福の声を受け、お祝いにかけつけた方々に囲まれ、ようやく柔らかな表情を見せて下さいました~。 加登シェフ、ロワゾー・ド・リヨンのスタッフの皆様、5周年、本当におめでとうございます。 これからも、大いに期待しています! ロワゾー・ド・リヨンの今までの記事はこちら ロワゾー・ド・リヨン L'oiseau de Lyon お店のブログはこちら 加登 学シェフ [本店] 東京都文京区湯島3-42-12 03-3831-9901 営業時間 10:00~21:00 (日・祝 10:00~19:00) 定休日 年中無休 イートインあり [サロン・ド・テ(本店2階)] 03-3831-9901 営業時間 11:00~19:00(L.O.18:30) 定休日 臨時休業あり(HPのTOPに案内がでます) 東京メトロ 千代田線 湯島駅2番出口から徒歩3分 銀座線 上野広小路駅・大江戸線 上野御徒町3A出口から徒歩3分 JR御徒町駅・京成上野駅から徒歩5分 地図 5周年、おめでとうございます☆と思われたら ↓を押して応援して下さいね いつもクリックありがとうございます♪ 一日一回カウント。よろしくお願いしま~す。 ↓ ←こちらもよろしく! ガレットのお菓子日記 Home 食べログへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[パティシエのお菓子] カテゴリの最新記事
|
|