気どらないさつまいものおやつ『スイートポテト』。
それなのにこの美しさでは、思わず金縁のケーキ皿にのせ、うやうやしくいただきたくなります。
「きれい~~
」と、スイートポテトを眺めながら、思わず声にだして語りかけたくなってしまいます。
はたから見たらかなり変な光景だと思いますが、いたって大真面目。
さらにお皿を持ちあげ、色々な角度から見入ってしまいました。
これぞ“パティシエが作る美しいスイートポテト”
絞りの美しさに目をひかれるのは、
リリエンベルグ の『スイートポテト』。
新百合ヶ丘の老舗、説明の必要もないほど人気のケーキ屋さんです。
秋になると毎年注目を集めるのは、なんといってもリリエンベルグの『モンブラン』♪
その人気の影に隠れてしまいがちですが、ついでに買うのにちょうどいい、あるいはわざわざこれだけを買いにいってもいいと思わせる魅力たっぷりのお菓子です。
リリエンベルグのスイートポテト これは350円
一本だいたい340円~460円くらい。色々な大きさのものがショーケースの中に並びます。
これは他のお菓子とは違い、グラム単位で販売。
石川県 五郎島金時芋が、パティシエの手にかかると、大変身~
いただく時も、ポクッと手で真っ二つに割るのではなく、ケーキのようにナイフで切り分けたくなります。
口にすると、お芋の風味が立つ!
一分の隙もないほどきれいに皮に詰めてあります。
歯ごたえがあり、甘さ控えめ。皮はかなり硬いので、やはりナイフが必要~。
貴婦人のような優雅な姿をしていますが、手ごわいお菓子でした。
常温でOK。
リリエンベルグのコンフィチュール
『リリエンベルグのコンフィチュール』は、横溝春雄シェフのお菓子の集大成ともいえるご本。
248ページ、厚みが2cmもある力作で、コンフィチュールを中心に、モンブラン、栗の甘露煮・渋皮煮、苺のショートケーキ、桃のパイ、無花果のタルト、ピオーネのショートケーキなど、季節ごとに変化するお店の人気商品のレシピが惜しげもなく公開されています。
嬉しいのは、巻頭にもラストにも、リリエンベルグのお店の写真がたくさん掲載されていること。
山小屋風のお店から森の動物たちのオブジェまで、横溝シェフの作りだす温かいお店の雰囲気があますところなく伝えられている素敵なご本ですよ~。
発売と同時に買ってしまいました♪♪♪
これまでの
リリエンベルグの記事 一覧
リリエンベルグ(Lilien Berg)
神奈川県川崎市麻生区上麻生4-18-17
044-966-7511
営業時間 10:00~18:00
定休日 第1,3月曜日、毎週火曜日
ティールームは上記の定休日に加え、土日祝日もお休み
11~12月はティールームは完全にお休みです
小田急線新百合ヶ丘駅より徒歩15分
バス「山口台中央」下車すぐ
地図
ティールームあり
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