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テーマ:愛犬のいる生活(76746)
カテゴリ:怪我・病気・薬・予防
シニア犬らしいといえば言えますが、通院ネタが続きます。
前回の通院から1週間後(金曜日)に再診の予定でしたが、 水曜日の午後に急遽病院へ行くことになりました。 (といっても、決して重篤な状態ではありませんので、ご安心を)。 日中、いつも通り掃除機戦を楽しんだ後、夕方のお散歩まで休憩のはずが、 珍しく家のおトイレに出たり入ったり、しそうでしない、を繰り返し始めました。 久しぶりのお家ちっちの気配に、私も「頑張れ頑張れ」と応援。 しばらく頑張りましたが、とうとうできないまま、隣の和室へ。 ちょっとへたり込むような姿勢をしたと思ったら、今度は嘔吐。 急いでその始末をしていると、今度はリビングで嘔吐。 カーペットを拭いたりマットを洗ったりしている間に、ちっちをしましたが、 色がやや赤みを帯び、何より臭いが、、、明らかに膀胱炎の時の臭いです。 その後は落ち着きがなく、家中をウロウロ。 しばらく廊下に行って戻らなかったり、和室のカドラーに落ち着いたかと思ったら、 こちらを何度もチラ見して、またウロウロ。 どうにか「いつもの場所」に落ち着いてお昼寝したのは、 1時間近く経ってからでした。 ということで、病院へ行くことになったのでした。 家でちっちをした後だったので、尿検査用のちっちは少ししか採れませんでしたが、 それでもちっちと一緒にゼリー状のカタマリも出ていました。 検査結果では、細菌性の膀胱炎とのことで、検査表最大値の赤血球と、 相変らずの尿たんぱく4+が検出されました。 膀胱炎に対しては抗生剤が処方され、1週間後に再検査です。 多分いつも通り、お薬を飲み始めればすぐに治まるのでしょう。 一方、尿たんぱくの方ですが、 ちょうど先週先生が出席なさった学会で、先生の大学の後輩の方から 「犬のたんぱく尿」に関する発表があったのだそうですが、 なんとそちらの大学病院では、タンパク尿の患畜の7割がヨーキーなのだとか。 その為、「ヨークシャテリアは、遺伝的にタンパク尿になりやすい因子を もっているらしい」という話が出ているのだそうです。 ヨーキーは、膝蓋骨脱臼や気管支のトラブルを起こしやすい、と聞いていましたが、 医学が進むと、こういうデーターも出てくるのですね。 そのお話を聞いて、「ありゃりゃ」とか「じゃぁ仕方ないか」という思いと同時に、 同じ犬種が同じ症状で悩んでいる例が多いなら、 この犬種に合った治療法もあるかもしれない、と、 (ちょっとヘンかもしれませんが)なかなか改善が見られないさくらの状態にも、 少しの安心を感じました。 そちらの大学病院では、猫用の腎臓病治療薬を与えたところ、 良い成果が出ているのだそうです。 犬用と猫用の違いについて伺ってみたところ、 「もともとお薬は人間用に開発されたものを動物向けに改良して使用。 犬より猫の方が副作用を起こしやすく、問題が出やすいので、 猫で使える物で、犬に問題を起こすことはますない」とのこと。 犬用に認可されていない理由としては、検査データを揃えるなどの為に、 また多額の費用や時間を要するからメーカーがしていない、ということなのだそうです。 私は薬剤の認可についての知識がありませんから想像ですが、 人間用で認可されているから「薬」としての使用に問題はなく(承認が緩い?)、 動物用として承認があれば、動物の種類までは決められていない、 ということなのかなぁ、と思っています。 まだ私が猫用薬を試す決心がつかない様子を察してか、 とりあえず、今処方されているお薬を飲み切ってから考える、ということになりました。 (さくらに現在処方されている「フォルテコール」というお薬は、 心臓病にも使われていますが、腎機能改善に対しての第一選択肢なのだそうです) 嘔吐については原因はわかりませんでしたが、 もしかしたらちっちをしたいのにできないストレスからかも、とのことでした。 耳の方は腫れもなく、問題ナシでした。 病院へ行くまでの夕方のお散歩では、 いつもより元気がないようだったので心配しましたが、 帰宅後は元気いっぱい、食欲も(胃がカラッポでしたし)旺盛でした。 血尿の方はお薬が効いて、翌日には(見た目では)治まりました。 水曜日に再検査の予定ですが、その時に猫用薬を試すかどうか。。。 う~~ん、なやみどころです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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