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テーマ:愛犬のいる生活(76883)
カテゴリ:怪我・病気・薬・予防
今回は、眼科のお話です。
まずは5月中旬。 潰瘍性角膜炎になり、外科的処置以外では完治が難しいと言われた右目は、 3ヶ月間点眼を頑張った結果、大きな角膜剥離や石灰の塊などは消え、 先生から「一旦通院は中止して大丈夫」と言っていただき、仮釈放となりました。 もちろん、加齢により角膜が剝がれやすい状態なのは変わりませんし、 現在でも薄く剥がれるようなところはありますが、 眼科に通い始めた頃の大きな剥離はなくなったので、 さくらも普通に目を開けられるようになりました。 「高齢だから目が開かなくなっても仕方ない、痛みや不快感さえなくなれば」 そんな気持ちで通い始めた眼科でしたが、 先生の的確な診断と投薬で、紫陽花との笑顔が撮れました。嬉しかったです。 それから4か月。 先日の全身状態の悪化の際、目の状態も悪くなり、 かかりつけ医から出された点眼薬(非ステロイド抗炎症薬)では改善せず、 むしろ目脂が増えて目が開けられない状態に。 4月の眼科で似たようなこと(点眼薬が合わなかった)があったのを思い出し、 この抗炎症剤を中断してヒアルロン酸のみとし、眼科への予約を取りました。 久しぶりに眼科へ向かう道を歩きながら、 「この前ここを歩いた時は、桜が咲いていたんだよ」とさくらに話していました。 秋にまた、一緒にここを通るなんてね。 行先は病院だけど、それでもそれでも嬉しいね。 検査の結果は、左右共にかなりのドライアイで、涙の量は最低レベルでした。 右目は相変わらず角膜に傷みがあり、私の目で見てもわかるほど 瞳に新生血管が走っています。 左目は傷などはありませんがドライアイが酷く、 瞼が瞳にはりつくような感じで瞬きができず、目が開けにくいのだそう。 さらに左に関しては、春にはまだ1,2割視野が残されていたのに、それもなくなり、 全盲となってしまいました(右は何年も前に見えなくなっています)。 白内障用点眼薬はもう不要、と言われました。 ドライアイについては、犬の場合多くは自己免疫の攻撃で涙腺が涙を出さなくなる為、 免疫抑制タイプの点眼薬が処方されました (他の臓器の免疫力を下げるなどの影響はないそうです)。 また目薬が増えてしまいましたが、 見えない目であったとしても、瞬きできないほど目が乾燥している、 という状態はなんとか治って欲しいと思うので、 さくらには頑張ってもらおうと思います。 普段はのんびりお昼ご飯まで寝ている時間の通院だったので、 ペースが乱れて疲れたのか、お昼が済むと夕方までよく寝ていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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