オメガ3の神経修復作用
パーデュ大学の最近の研究によると、オメガ3系脂肪酸を不足させた子供は、行動や学習に問題を生じやすく、注意欠陥、ハイパーアクティビティ障害(ADHA)を起こしやすいことが分かってきました。研究者のローラ・スティーブンスとジョン・R・バーゲスは6歳から12歳までの96名の少年を対象に研究を行い、血液中のオメガ3系脂肪酸の量とADHAの相関を調べたところ、「明らかにオメガ3系脂肪酸の少ない少年は高い頻度で行動上の問題を起こした。」約半数の少年がADHAと判定されたが、オメガ3系脂肪酸の少ない少年には、ハイパーアクティビティ以外にも、衝動的、不安、かんしゃく、睡眠障害などの問題が見られた。以上記事よりオメガ3は睡眠障害や不安・神経過敏などの問題を軽減する優れた神経修復作用を持つと言われています。是非摂取していただきたい食品です。日本ニュートリション協会公認サプリメントアドバイザー小川麻理子