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テーマ:あの日・あの時
カテゴリ:エッセイ
このころよく黄色いくちばしから紹介状をもらっていた。
黄色いくちばしの未熟医師に限って 紹介状で略号を多用する。 よく医療を知っているといいたいのかしれないが、 紹介状の目的は相手に患者の問題点をわかってもらうことだ。 それを、MSだのLCだの略号だらけの紹介状で満足している。 DMといえば糖尿病だが、皮膚筋炎もDMだから気を使ってDM(糖尿病)と記載する。 脳外科でMSといえばまず多発性硬化症だ。でも僧帽弁狭窄症かもしれない。一般人ならマイクロソフトか。 論文をかくときでも略号をその論文の最初に書くときはXX(XXXXXXXX)というふうに略号のフルタームを書くものなのだ。 それは ”相手に分かってもらう”の一言につきる。 このように紹介状1通で相手に未熟なことがわかってしまうので黄色いくちばしたちは注意することだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.07.25 09:15:47
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