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テーマ:仕事しごとシゴト(23596)
カテゴリ:半生
実験は順調。この感じなら3年で卒業も可能か。卒業のためにはどのような条件が必要かさぐっていたら、教授が医局会で雑誌のインパクトファクター(IF)についてのお話をされた。 雑誌のランキングのようなもので、トップクラスにCell とか Natureとかで30とか40とかの値。インパクトファクターが高ければ価値が高いとはいえないが、皆が注目している雑誌ということで評価される。(まあ最近インパクトファクターの高い雑誌が偽造データの論文をだしたりしてる。こういうことをするとインパクトファクターは下がっていくでしょうね。) その頃の資料で脳外科医なら誰でも一生に一度は自分の論文を載せたい雑誌JNS(ジャーナル オブ ニュウロサージェリー)のインパクトファクターは1.9というのだから、ほんとあてにならない。それでも、博士論文として及第点の1つの条件は1前後の雑誌に掲載されることだという。 そこでインパクトファクターの一覧表を取り寄せて、1前後のめぼしい雑誌をさがした。学内のインパクトも考えあわせ、図書館に置いてあるもので、綺麗な写真を掲載しているActa Neuropathologica(当時IF=1.7)にねらいをつけることにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.21 10:14:30
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