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カテゴリ:半生
研修医の時にお手伝いをした市中救急病院に再び非常勤で行くことになった。今度はその病院の院長先生と僕、そして研修医の先生。地位的には1つ上がり、しかも基礎的なことを研修医に指導する立場となったわけである。 実験は順調とはいえ、できれば仕事は増えないほうがうれしい。でも、僕も研修医の時に教えてもらったわけだから、恩返しもしたい。 実際やってみると、人を指導するのは本当に難しい。ひとそれぞれの個性を大事にしないといけないし、できることとできないことを見分けて、できるだけ本人ができることを一人でさせる必要がある。しかも、患者さんに失礼のない技術を提供しつつ。 ”指導医によってその人の癖がきまってしまうんや” なんてDrHが脅しをかけてくださるので、さらに大変だった。結局めだかの学校的指導(だあれが生徒で先生か?)しかできなかったように思う。そして、救急研修の時に僕を指導してくださったDrSOは偉大だったんだなあと思い知ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.09.26 12:59:25
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