|
テーマ:あの日・あの時(104)
カテゴリ:カテゴリ未分類
勉強法はファイルメーカーで解決。しかし、”君も勉強せんとあかんから、ひまなところにいかなあかんやろ”という鶴の一声で、とある関連病院に一人医長で転勤することになった。 ”専門医合格したら、別の病院にいってもらう、落ちたらそこでもう一年がんばれや”・・・と。 ひまって言うのはその病院に非常に失礼な話で、手術がないっていうのが正しい。給料をもらって働く限り、勤務時間に勉強するのはだめでしょう。一人っていうのは時間が自由なようで自由でない。休みの日も夜も、何かあれば全部自分に連絡がくる。こまごました仕事もはいって時間が細切れになる。しかも色んな症例に出会える機会も減る。あの悪夢が再び帰ってくのか? おまけに、そこはリハビリテーション中心の病院でいままで脳神経外科の常勤医がいない。あたらしく脳外科を創設するというのだ。勉強どころではない!かも?・・・ピンチだ。すぐにDrTHに相談した。 ”だいじょうぶや、君が専門医に受からなくて、誰が合格できるんだ?” とぐっと背中を押してくださった。つぎにDrWに相談。 ”顕微鏡とかないんだろ? いい顕微鏡や道具をばっちり買ってもらったらいいよ。ツアイスのがいいな。” そして最後にDrMのところへ ”困ったことあれば紹介せい、それから、給料は安売りするなよ” みんなのいろいろな励ましをうけて、またまた、一人医長で就職する僕なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.26 18:43:27
|