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テーマ:あの日・あの時(104)
カテゴリ:半生
筆記試験に合格したので、今度は面接。三つの部屋に訪問して、それぞれの部屋で2-3問の実地臨床問題が出題される。口頭試問である。うわさでは昔は口頭試問は無かったらしい。しかし、筆記試験ですごくできたのに、実地はさっぱりなDrがいたらしく? 口頭試問が追加されたという。
受けてみると、実践を意識した妥当な問題だった。ビデオをみて勉強していたことがとても役に立った。 どんなことに注意しますか?というのが、キーワードだ。脳外科やってたかだか6年。よっぽど恵まれた環境にいないと技術なんてそれほど高くなっているわけもない。僕なんか、2年研修4年大学院でずっと大学にいたんだから(=第一術者なんて殆どゼロ)。 実際に実地で手術をするとき、大きな失敗をしないためのエッセンスを知っているかということを試されたと思う。 僕の場合実際の試験は緊張したが、試験管の名だたる先生方は、みなさんやさしく、丁寧で、H教授など、正解に導いてくださるような試験だった。 この試験では、筆記はできても実地は全然わかってないなと思われると、たいてい合格できないようなので、僕のように実地をあまりしていないDrは見学や、ビデオで補っておくことをおすすめしたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.05 14:11:16
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