大学では放射線科の先生が脳血管撮影をしてくださっていた。だから、僕は外野席から(ベンチから?)ああしてください、こうしてください。のリクエストのみで写真が出来上がっていた。しかし、この施設ではそうは行かない。脳血管撮影も脳外医するため、僕も血管撮影を覚えないといけなくなった。まあ、脳外科の手術を沢山している施設の先生から見たら、”えーっ! ge5999って8年目で血管撮影もできないの?それぢゃーなあ”でしょうね。
そんな状態なので、はずかしながら三年も下の後輩に手取り足取り指導をいただいていた。かっこわるい。でも、患者さんのため、スタッフのため。そしてなにより僕を指名してくださったDrHの足手まといになりたくない。いや、それどころか、早くDrHに楽をさせてあげたい。理論はわかっている。気持ちもあるが、なかなか体力、技術ともについてゆかない。脳外科医4人。それも、第一術者が出来るのはDrHのみ。とても忙しいので、ゆっくりと反省している暇もない。ごちゃごちゃいってないで、さっさと血管撮影ができるようにならないといけなかった。でも、できないといけないことは、これだけではなかった・・・
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Last updated
2007.03.22 20:26:28
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