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テーマ:あの日・あの時(104)
カテゴリ:半生
その日お約束の緊急手術で脳出血患者さんを治療した。
早ければ良いっていうわけでないが、 麻酔・手術時間含めて90分ほど。 丁寧に手術した上での時間だ。 ブラックジャック先生のように、お一人で手術したらもっともっとかかってただろうから、競走にはならないか。 素早くできたのは、協力してくださった人と道具のおかげ。 優秀な麻酔科 N先生の麻酔 僕の知る世界一の脳外科医 DrHの助手 ピノコ以上に素晴らしいスクラブナース(器具を出してくれる看護師さん) の協力のもと、 高回転の手術用エアードリル スペースポインターつきの手術顕微鏡(三鷹光器社) 一瞬で骨を固定するクラニオフィックス(エースクラップ社) さささっと皮膚を縫合できるスキンステイプラー すばらしい道具を使って手術する。 手術が終わっても、執刀医の僕がグーグー寝ることはしない。 それから、患者さんの回復のスピードは ブラックジャック先生の患者さんほど早くないのが、悲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.10 19:32:29
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