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カテゴリ:半生
DrK開業に伴い、新しい科長=上司が赴任してきた。
医局制度のおかげで、上司が変わっても同じグループの中の人材だし、どんな人かもだいたいわかってる。 同じ師匠に師事していたから、考え方にも共通点が多い。 そういう理由から、ほかの職種とは多少異なるのかもしれない。 それでも、上司が変われば方針も変わる。上司が気に入らない部下は 配置換えもありだろう。 今回の人事に伴って、この病院の脳外科医は3人から2人に減。 DrTは大学にもどっていった。つまり、僕が一番下という形になったわけ。 そして、今度の上司は僕のデーターで医学博士をとったあのDrX。 臨床で仕事をするのは今回が初めてだ。 僕は少しやりにくかったが、向うはかなりやりにくかっただろう。 おりしも医学部をでた新しい医師は2年間の研修をしてからでないと医局に属することができなくなり、新しい医局員はゼロ。 大学の下働きが不足していた。 DrTは大学で、僕はこの病院で、それぞれ下働き。 新しい教授がこの病院の上層部の言い分と、僕らの言い分と どちらを採用したかは明らかのように見えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.05 22:37:10
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