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2007.06.05
カテゴリ：半生
大学からうわさが流れてきた。どうやらこの病院の脳外科医師は全員ひきあげとか、１人医長のみとするかのどちらかになるというのだ。
それを聞いて安心した。 新しい教授も、とてもよい采配をしてくださったと思う。 たしかに中央の病院に患者を送る事にすれば、この病院に3人の脳外科は不要だ。しかも、病院にとっても医師をへらせば、経営も助かるだろう。 病院には優秀な医師もまだ残っており、 その他の働かない医師に働いていただければもっと良くなると思われた。 僕らの進退をかけた病院の改善策となった。 公立病院では意見をいったり、目立つことをした方が負けだ。 そういうこともよーくわかったが、今回は肉を切らせて骨を断てたと思った。 PS)派遣されてきた医師が誇りをもって仕事ができるように采配していただければ、医局の価値は高い。もしかしたら世の事務系の人々はそれが邪魔なのかもしれない。事務系の言うことを医師が聞きそうにはない。 これからは公立病院の科長が人事の采配をするようになるのだろう。その方がより自然な流れのような気がする。専門医を目指す人は臨床を頑張る第一線の病院で、 研究・教育が好きな人は大学に残って、それぞれ修行を積むのが良いと思った。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.06.07 23:30:32
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