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カテゴリ:半生
この病院で、いつも通る通路にかかげてあった
有名なこの漢詩。 早発白帝城 李白 朝辞白帝彩雲間 (朝やけのころに白帝城をでた。) 千里江陵一日還 (千里先の江陵に一日で着いてしまった。) 両岸猿声啼不住 (その途中両岸ではサルの泣き声が絶え間なく聞こえていた。) 軽舟己過万重山 (私の小さな小船はもう、幾重にも重なる山々を通過していた。) 漢詩がこう誘惑していた。いや、しているように思えた。 早いうちにここを出ちまいなよ。 あっというまに帰っちゃいな。生まれ故郷の街まで、高速道路で一気だよ。 周りは大騒ぎになり、ぎゃーぎゃー言う人もたくさんいるだろうけど、 身軽にすばやくさっと引けば、 もう誰もどうすることもできないさ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.25 11:12:12
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