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2007.07.07
テーマ：あの日・あの時(104)
カテゴリ：半生
その頃僕は大学時代のオーベン（指導医）の1人DrZが主催するメーリングリストに参加していました。まあブログ見ている皆様ならご存知と思いますが、登録している人みんなにメールが配信されるシステムですね。これに病院で一緒だった師匠が掲示をしてくださっていました。
”ge5999は私に何の断りもなく、うちの病院を辞めて、私になんの断りもなく有給休暇をとっている。自分が一人になることによりこれから回りの皆様に迷惑をかけるが、どうかよろしくお願いします”というような内容だったかな。 すぐにメールで反応しても良かったが、そんなことでDrZの大事なメーリングリストを汚くしたくないので、そのままにしておいた。まあー確かに、師匠に断りを入れなかったのはそのとおりだ。断りを入れる理由も見つからなかったし、こっちは覚悟を決めて、医局からも離れるんだから、いいでしょうということ。師匠以外の上層部の人にはちゃんと断りを入れておきましたから。事務の人たちもみんな知っていますので。師匠もこれで、なんのかんの理由をつけて救急患者の受け入れを拒否する必要もなくなっただろう。1人では手術もなにもできないでしょうからね。 ありがたいことに、僕のアドレスはほどなくメーリングリストから削除された。その後もしかしたら、他の意見なんかもメーリングリストに出たかもしれないが、僕のほうは知らぬが仏で済んだんのだった。 DrZの迅速かつ賢明な判断に、今も感謝しています。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2007.07.11 19:38:53
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