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テーマ:あの日・あの時(104)
カテゴリ:半生
審査員という仕事のために、全てを捨てたって言うと
かっこいいけど、 おかげでこの仕事しかなくなってしまった。 僕としてはすごくやりがいのある仕事だなあと思ってるのに、 相棒のとても偉い先生は、 ”そんなたいした仕事じゃないよ”って切っちゃうし。 仕事内容だが、この地方の主要な医療機関の診療報酬明細書を点検して、 請求が医学的に適当がどうかを審査するのが、審査員の仕事。 明細書をみて審査するのだから、 教授がどういう方針だとか、 スーパーな脳外医がどう治療してるとか、 そういうことはほとんど全く関係なく、 保険請求が、妥当かどうかを僕が、客観的に、審査するわけ。 審査は公平でないといけないから、 検査には誰が見ても妥当な病名がいる。 投薬や処置に対しても同じことが言える。 僕は保険者代表であるから、医療機関が 保険者(支払う側)を納得させることのできる請求でなければ、 教授が請求しようが、尊敬するDrHが請求してようが、 査定する可能性は高いっていうこと。 プロ野球の審判に良く似てる。 本人はスタープレーヤーではないが、公平で正確な審判を心がけている。 星野監督みたいなこわい人がでてこなければ、いいのだが・・・ でも僕は、誰がが出てきても、正しいと思うなら 断固として結果は曲げないけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.14 19:03:32
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