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テーマ:あの日・あの時(104)
カテゴリ:半生
その日 院長先生からめずらしく急いでる風の電話。
”先生、今年の大学の同門会に出席どうするかって大学から電話来たよ” 僕は大学に会わせる顔もなく、おそらく破門と思っていたので、 ”いかないことにします。合わせる顔もないし”と言うと ”そう言わずに、来るかどうかって聞いてくれてるんだから、行くことにしなよ” と院長先生。 それで、迷ったあげく”出席します”の返事とした。 翌日、医局長から電話があったらしい。 ”今年は院長先生も僕も同門会には来るな”という内容だという。 なかなかおもしろい趣向だった。 それなら、確認なんかしなけりゃーいいのに。 すぐにメールで医局長に確認。 ”同門会に参加しますか、どうですか、早く返事をくださいとおっしゃっておきながら、出席しますというと来るなというのはどういうお考えか?” 返事はあまり納得のできるものではなかった。 こういう仕打ちをどうしても理解することができなかった。 それで、同門会を退会することにした。 そのほうが、審査員としても、 より平等な立場で審査ができてよいと思った。 考えてみたら、大きな病院の脳外科部長は、 DrHも含めて殆ど僕の先輩。なんせ最年少の審査員なんだもの。 身内が身内を審査するなんて、おかしいですよね。 少なくとも切れる関係は切っておかないと! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.04 19:48:48
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