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カテゴリ:半生
審査をしていると、明らかにこれは間違っているが、査定(減点)してしまうにはあまりにも酷だろうという事例にぶつかる。
そういうときには審査員から、こういう点についてはどうか?というコメントをつけてレセプトを医療機関に返却する。返戻という。 はっきり言うと、こういうことは異例なことである。医療機関は十分レセプトを点検するように指導しているし、おたがいに後悔がないように返却してもう一度チャンスを与えているのだ。 しかるに、”この薬は・・・における・・・に対する予防に対しておこなっているもので、使用するのが常識である”など、横柄なコメントが帰ってくることがある。僕に言わせりゃー、 ”常識を知らないのは先生、あなたではないですか?”ってこと。 先生、保険診療をするなら、薬の適応をよく知って使ってください。 薬の中で、・・・の予防っていう保険適応のある薬は非常に少ない。特に返戻をするような値の張るくすりには予防の適応のある薬なんてまずないってこと、これこそが常識ですから。 せっかくのレスキューのチャンスを横柄な態度で無にするのは残念ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.07 21:57:20
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