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カテゴリ:半生
夏井先生のあたらしい創傷の治療を参考にして、頭のあまりひどくない傷の縫合の時に 傷はできるだけきれいに洗浄して、傷の中に汚いものを残さないようにして、過度の消毒は行わず、丁寧にナイロンの5-0針で縫合するようにした。出血が止まっていたら、サージェットというサランラップのような透明のシールを貼って、はがれたらよく洗うようにお願いした。お風呂にも入って、きれいに縫合部を洗ってよいことにした。ただし、傷がはれてきたり、違和感があったりしたときは再度診察してもらうことに。内服の抗生剤はよっぽど汚い傷でないかぎり処方せず、あんまり汚い傷の場合は破傷風のトキソイドなども投与を考えることにした。
傷の経過はとてもよい。ガーゼをはがしたり、消毒薬で痛い思いをさせないから、患者さんもとても喜んでくれる。頭も洗ってよいと伝えているので、抜糸の時、傷回りもとても綺麗。 問題は、傷が感染した場合に、いままでの方法を採らなかったからではないかと責められると辛いか・・・ でもどう見ても傷の仕上がりもとても綺麗なんだが・・・どうしたものか・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.13 00:50:35
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