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テーマ:仕事しごとシゴト(23727)
カテゴリ:半生
できればしたくないアンギオだが、ほかにしてくれる人も居ないので、しかたなくしているアンギオ(脳血管撮影)。
検査がおわって、動脈に入っている管をぬき、その部位の止血を行う作業がある。 検査中はヘパリンという抗凝固剤を用いているため、通常の状態よりは血が止まりにくい。 他院のレセプトを見ていると、プロタミンというヘパリンの拮抗剤をもちいて中和する行為を行っているところもある。しかし 僕は原則ヘパリンの中和は行わない。 自分が刺したところをしっかり見極めて、その血管を押さえすぎないようにしっかり押さえ10分以上待つ。 これを厳格に守っている。 通常の検査なら大抵は5-6分で一時止血するが、止血できたかなーどうかなーって見た時に出血するとまた押さえないといけないから、体力を消耗する。 なにより針を刺したところに皮下出血ができて、しばらく綺麗にならないからみっともないし、患者さんも痛がる人がいるから。 検査も手術も仕上がりがとても大事。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.25 14:38:50
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