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カテゴリ:軍記
補講(厚労省用語だと“補遺”になるらしい<どうでもいい)なども終わって、勤務先の学生もようやく夏休みに入った。
毎年行われる桜間右陣(眞理)さんの「平家物語 語りの伝承」も巻九(第9回目)。今年は能「熊野ユヤ」に狂言「清水座頭」、平曲が「海道下」。 「熊野」は主人公シテが熊野で、その相手ワキ方が平宗盛。かたや「海道下」は『平家物語』巻十(語り本系)にある、平重衡の鎌倉下りの部分であるけれども、その中に池田宿の長者の女(ムスメ)として熊野の歌が出てくることもあって、関連性のある作品。「清水座頭」は清水寺の観世音信仰に関わり、清水を舞台とする点で「熊野」と共通である。 続きは後で お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.07 15:38:19
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