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テーマ:中世文学(71)
カテゴリ:物語
今日から稲城の大学でも演習がスタート。これまでの1ヶ月はトレイニングというか、2年生向けの基礎演習ということもあって全体での作業だった。今日から、『伊曾保物語』のある段を翻刻し、言語学的な問題点(こちらの授業では音韻と表記を中心に)を考えていく。 講義のほうは同じく『伊曾保』を用いて、文語と口語、そして音便。こちらは前半の講義をふまえて全体作業に入る。なんだか和気藹々として和やか。 昼で授業が終わり、午後はお手伝いしている会の編集作業最終段階。刊記は来月。今回は私の趣味が入り、ゴージャスな絵が掲載される。予告をしておくと、上村松園(表紙・カラー)、鏑木清方(表紙裏・モノクロ)、そして神坂雪佳(本文解説中・モノクロ)の絵が入る(題は内緒)。私個人としては神坂雪佳のそれが一番好きなのだが、表紙映え・表紙のサイズから上村松園を使わせていただき、一番好きな絵を自分の側(←オイオイ)に置いた。 なんだか室町な1日であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.11 22:06:32
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