大会引率
雨でも降ってソフトテニス大会が中止になった時のために、一応手軽な勉強道具は持っていく。が、今回は霧雨から曇天にはなるものの、ほぼ予定通りに試合が運んだので、基礎作業は行き帰りの電車の中のみであった。 今回持って行ったのは、宗尊親王の家集関係。えっ、宗尊親王って誰???というのは普通の反応。あっ、吹越満ね!!!という失敬千万な輩のために申し上げよう。後嵯峨院皇子にして、鎌倉幕府第6代将軍である。はっきり言って、NHKはこの宗尊親王(時宗)にしても後白河(義経)にしても、エキセントリックではないか!宮家をバカにしているのか? この宗尊親王の家集に『瓊玉集』というものがあり、将軍時代の詠作が撰歌対象になっている。成立は文永元年(1264)。この家集に収められている歌の別出状況をちょっと調べていて、新たな重出歌を見つけた。ちょっと嬉しい。