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カテゴリ:Being
今月は小4の姪っ子の誕生日だった。叔母である私、祖父母である両親は彼女にプレゼントのリクエストを尋ねていた。
しかし、「考え中」というメールが来たきり全く返答なし。妹に何を欲しがっているかを尋ねても特にないようだ。 子供の頃、誕生日やクリスマスは楽しみだった。日頃から欲しいものをリストアップしておいて、「これは誕生日、これはクリスマス」「これはパパ、これはおばあちゃん・・・」なんて割り振っていた。クリスマスが近づくとサンタさん宛に真剣に手紙を書いた。 今の子供は物欲がない。いや、ないわけではなくて、日頃から欲しいものはすぐに手に入れているので、誕生日といっても特に欲しいものがない。やっとのことで「コナンのCDが欲しい」とリクエストを聞き出した。でも、特別欲しいわけではなさそう。だから「いつでもいいよ」なんて感じ。 発展途上国の子供達はノート一冊、鉛筆一本だってなかなか手に入れることはできない。少し前に話題になった「100人の村」ではないが、経済的に恵まれた国に生まれるかそうでないかでこんなに違うのかと愕然とする。 姪っ子のこうした状況を見て、正直恐ろしくなった。こんな子供時代を経験している子供達。一生こういう生活ができるのだろうか。将来、天災や戦争、政変などで、全くモノがなく辛い時代を体験するなんてことにならなければよいのだが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/10/23 11:24:20 PM
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