川柳で人生を二倍に生きる

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  団塊川柳が「公募ガイド」に載りました

  　「公募ガイド」11月号が届く。　いつも自分が応募するために買っていた本が、突然届いたので何かと思ったら、川柳発祥250年記念「団塊川柳」コンテストが掲載されていました。嬉しいことです。　　公募ガイド」11月号では、川柳の募集がめじろ押しで　　　「食の川柳」　　　　　　　富春のシウマイ主催　　　「ははは川柳」　　　　　　日本歯科技工士会主催　　　「たばこ屋さん川柳」　　　東京都たばこ商業協同組合連合会　　　「マーケット川柳」　　　　日経ラジオ社　　　「ベスト・オブ・IT川柳」　NTTコムウェア主催　　　「縁結び川柳」　　　　　　神話の国　縁結び観光協会　　　「奥さま川柳」　　　　　　プレスプラン主催　　　「不動産ジャパン秋の川柳」不動産流通近代化センター　　　「ナイオDE川柳」　　　　　協和発酵　　　「かしわ川柳」　　　　　　かしわインフォーメーションセンター　　　「三島地口行灯作品募集」　三島地口行灯実行委員会　と、　　　川柳250年「団塊川柳」コンテスト　ドクター川柳主催　の12募集。これに比して、＜俳句募集＞は、９募集、＜短歌＞は６募集となっている。　何も多いだけが能じゃないが、川柳の募集が多いということは、それだけ川柳に一般的興味が多く集まっていることである。あとは、いかに良い作品がそこから生み出されてくるかが大切で、人口に膾炙するような通り句が生まれてくることを期待したい。　

  2006年10月08日

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  競吟句会からの一時撤退

  　「センマガ東京句会」は、句会といいながらも総互評や没句評など新しい試みがあり、参加者として学ぶことが多いのではないだろうか。私も、一人一人が真摯に語る句との対峙を聞いていて、思いがけぬ発見があり、勉強させてもらっている。こういった＜句会＞の人気が高まると、単に競吟本意の句会の虚しさが緩和されるのではないだろうか。　もちろん、課題詠、三分間吟など競吟的楽しさも残されており、考える楽しみ、他人の句を味わう楽しみ、そして競吟の楽しみと幅が広く楽しめる。　今日は、世話人が帆波さん一人で、たいへんでしたでしょうが、ありがとうございました。御礼申し上げます。　　　　　　　　　　　さあ、これから、「川柳公論」の版下作り。御大の天気が変わらぬうちに、さっさと入稿しないと嵐になる空模様。　マイタケさん、後はよろしくお願いいたします。

  2006年10月08日

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• 「川柳公論」の編集終わる

  　　「何もやらんで、言いたいこといってんじゃないよー!!!」　　ああッ、すっきりした。　年をとってくると体が動かない分、口だけで文句をいう。仕方ないとは判っていても、貯めて置くと爆発しちゃうかも。ブログで、ちょっと抜けました。失礼…。　「川柳公論」の編集を終わる。相変わらず、三柳の注文は多く、また、ヒトの都合などはお構いなしに自分のことだけを一方的に押し付ける。私が芸術家に徹し切れないのは、サラリーマンの中間管理職として上下の板ばさみの中で潤滑油になることに慣れてしまったせいだろうか？　芸術家は、とても羨ましい存在だ。　冗談抜きで、今回は忙しく、自分の創作が間に合わなかった。編集の版下段階で作らざるを得ず、三分間吟のようだった。その分、作ったというより、想いを吐いたようなものとなった。　　川柳は楽しい。　しかし、川柳界となると、ヒトとヒトとの関係が出てきて、楽しいだけではすまされない。何か、サラリーマンとよく似ている。思えば、何の責任もなかった頃の宮仕えは、天職ということもあり楽しかった。しかし、課長だの室長だのといった肩書きがつくと、とたんに天職もただの職となる。　無邪気に川柳が楽しかった頃が懐かしい。　　肩書きが邪魔で祭りへ背を向ける　そんな感じ…。　　

  2006年10月07日

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  お役所通い

  　何時の世も、何かを行おうとすればお役所の世話になる。　川柳250年事業において、公道に記念碑を建てようなどという企てには、数多くのハードルが予想された。これまでにも、建立地の行政を訪ねてきたが、今日は都の建設事務所。　所長、副所長、管理課長が目の前に並び、やや怖気を感じたが、ここまで来たらしゃあない。これまでの経緯と申請のための細かな説明を行う。始めてしまえば口から生まれただけに、流れるようにコトバとなる。　感触は、決して悪くはなかったが、申請のルートと地元の賛同、さらには警察の許可という新たなハードルが出てきた。もう一年を切ったこの時期だけに、やる事はかたしていかねばならない。　誰かが切り開かなかったら、じっとしていても棚から牡丹餅は降ってこない。　日川協が二の足を踏んだ結論を出したのも判らないではないが、何もしないでいて出来ないと結論することだけは私には理解できない。　川柳の享受者のみなさん、世論を川柳250年に向けて熱く広めてください。　それが、不可能を可能にしていくエネルギーになります。　こんな記念碑をみんなで建てようではありませんか。　　　　

  2006年10月06日

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  懸賞公募川柳で楽しもう

  　川柳には、多くの公募川柳があります。それぞれ懸賞があり、江戸以来の射倖の楽しみとして多くの人々が参加しています。こういった＜公募川柳＞の中からも、将来、人口に膾炙する名句が生まれるかもしれません。懸賞の楽しみとともに作句の楽しみとして奮ってご参加ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2006年10月06日

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  これも賞金10万円の川柳コンテスト

  　　　　これも特選賞金10万円の川柳公募。川柳250年を前に、＜公募川柳＞はブームの中。　協和発酵は＜花粉症川柳＞でも公募川柳を行っていますが、川柳振興のスポンサーとして大きな役割を果たしている。今回の募集は、　＜募集期間＞　　　平成１８年９月７日～平成１８年11月９日（当日消印有効）　　＜一般の部＞ 　　最優秀賞 　1句 　10万円分（商品券）　　　優秀賞 　　2句 　 5万円分（商品券）　　　佳作 　　　7句 　 1万円分（商品券）　＜ジュニアの部＞ 　　最優秀賞 　1句 　 2万円分（図書券） 　　　優秀賞 　　1句 　 1万円分（図書券） 　　　佳作 　　　3句 　 5千円分（図書券） ＊官製ハガキに作品１句と郵便番号・住所・氏名・年齢・性別・電話番号・職業（ジュニアの部は学校名・学年）をご記入の上、ご応募下さい。お一人様何通でもご応募いただけます。応募作品は未発表の作品に限ります。応募作品の著作権は当社に帰属します。 ※ 応募者の個人情報は、当企画以外の用途には使用しません。 　　一般の部　　：不問　　　ジュニアの部：小学生、中学生 ＜応募先＞　　 〒100-8185　東京都千代田区大手町1-6-1大手町ビル　　　　　　　　協和発酵「バイオＤＥ川柳」係 　身近なバイオ、バイオへの夢・期待バイオに関する川柳　（句中に“バイオ”という語句を入れる必要はありません。） 　平成19年1月中旬に本ページ内で発表します。 ＜問合せ＞　　協和発酵　コーポレートコミュニケーション部　TEL：03-3282-0980 　是非、いい句を応募して、川柳250年へのステップにしてください。

  2006年10月05日

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  発祥の地が後援

  　　　　　　　川柳250年のイベントを発祥の地である台東区が正式に後援を表明してくださいました。　さらに、台東区長が川柳250年実行委員会の代表として就任することも決まり、大きな力を頂くことができました。台東区長はじめ区役所の皆様、さらには、台東区の皆様に深く御礼申し上げます。　江戸で興った＜川柳＞のさらに中心は、まさに台東区にある浅草新堀端および下谷竹町でした。　この文芸の発祥の地で、このイベントが行えることは、どんなに川柳家としてうれしいことでしょう。川柳を次の発祥300年に繋げる意味でも、この節目にしっかりと振り返り、また将来を見据えたいと思います。　　膝元にぬくいお江戸がしかとある　　一泉

  2006年10月05日

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  （懸賞）川柳コンクール　テーマ「スポーツの秋」

  　　　　　　　　　既に4回目を迎える、小牧天然温泉スパガーラ主催＜川柳＞コンテストを募集しています。　公開公募ですので誰でも応募できます。　10月のテーマは「スポーツの秋」です。応募は、インターネットの専用応募フォームから簡単にできます。　主催者からの懸賞もあり、我と思われる方は、是非応募してください。〆切は10月31日。　＜公募川柳＞において重要なことは、作品の社会性と読者への共感の大きさです。　後の人々に口ずさまれるような作品を作りましょう。　

  2006年10月05日

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  目尻の下がる授業

  　　　　　　　美術大学の講師が本職か、川柳が本職なのか裏表が判らなくなってしまった今日この頃だが、週に１日は目尻の下がる授業。妙齢の女性ばかりを対象に、絵画の技法材料を教えている。女子大ということもあり、男は先生一人。はじめは抵抗もあったが、慣れてくると悪い心地はしない。本年、助手を務めてくれているＳさんは、去年の同講座の受講生だが、これがまた、小姑のように煩いが、実に気が利いていて、よく準備をして手伝ってくれている。ありがとう。　ママよ。パパは目尻は下げているが、決して鼻の下を伸ばしているわけではない…。　川柳で少し疲れた神経を休めるには、脳の違った部分を使うことがリフレッシュになる。　　さあ、また魑魅魍魎の川柳の波をかぶりに行こうか…。　川柳発祥250年は、川柳を真摯に考えるものにとって、貴重なチャンス。　私にとって二足草鞋は、運命なのかもしれない。

  2006年10月04日

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  「川柳学」の狂句特集はなかなか…

  　　　　　　　　季刊「川柳学」第5号、新葉館出版をジュンク堂で購入。電車の中で読んだ。　川柳の堕落したものと思っていた「狂句」は、実は面白い。いや、今日行われている「サラリーマン川柳」や「遺言川柳」、「髪川柳」など、企業募集の多くの川柳では狂句的手法の表現が使われている。　頭から「狂句はダメ」と押さえつけられてきた私にとって、この特集は＜目から鱗＞だった。　つまらない個人の心象を読んだ現代川柳と呼ばれるものより、狂句の良質なものは共感して笑える。　　呑み込めと歯のない親父いい含め　などは、歯が無い親父だから「呑み込め」と息子に言い含めるのであるが、指導しても呑み込みの悪い息子への父親の思いが描かれている。これは、「呑み込む」という動詞が、食べ物を呑み込むことと因果を呑み込むことと二重に掛けられているのだが、こんな言い方をされると笑える。　かつて、大きな川柳大会で文部大臣賞をとった　　ミサイルに渡してならぬ青い空　などという標語のような現代川柳に比べたら、狂句のほうがどれほど面白く、共感できるだろう。　この特集では、狂句の発生から堕落への家庭に着いての考察や、大名の殿様が四世川柳の狂句の弟子であった事実など、江戸の文化事情とからめて川柳という文芸の一断面を浮き彫りにしている。　こんな特集は、今までに一度も見たことが無かった。　川柳家とよばれる専門の人も含めて、川柳に興味ある人にとっては待望の特集であると思う。　　　　

  2006年10月04日

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• 特選賞金10万円　「団塊川柳」コンテスト募集中

  　ドクター川柳では、一般公募にて「団塊川柳」コンテストの募集を行ないます。　団塊の世代の方も、外から団塊の世代を見ている方も団塊の世代に関するさまざまな事象、出来事を一句にまとめてください。。＜参加資格＞　　　制限なし（ただし、尾藤三柳事務所関係者を除く）＜課　　　題＞　　　団塊の世代を詠んだ句　（表現自由）＜〆　　切＞　　　2007年6月15日　（24：00までの投稿有効）＜投句規程＞　　　　「団塊川柳」投句フォームを使用して、必要項目に記入の後、送信する。　　　　または、ハガキにより下記まで。　　　　一人につき投句は３句を厳守してください。　　　　　　114-0005　東京都北区栄町38-2　　　　　　尾藤三柳事務所「団塊川柳」募集係＜選　者＞　　　　尾藤　一泉　　　　尾藤　三柳＜賞　品＞　　　　最優秀句　 　（1句）　　賞金　100000円　　　　優 秀 句　 　（3句）　　賞金　 20000円　　　　　佳　　作 　 （20句）　 記念品（三柳著書ほか）　　　　選外佳作　　（約100句） 発表誌贈呈　＜発　表＞　　　　2007年8月15日、同サイト上　および入選者に通知

  2006年10月03日

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  川マガ懸賞柳壇　川柳立机250年記念

  　　　　　　川柳立机250年記念　　川マガ懸賞柳壇　　　　　　　　　　テーマ 「賑やかなこと賑やかなこと」 例　句 職安の列が職安まで続き（島崎　肇） 投句方法 下の「投句フォーム」にてテーマに対する五七五を一句（新作未発表作品）と必要事項を打ち、ご投句ください。投句は無料。 投 句 数 一句のみ（複数投句の場合は没とさせていただく場合があります） 締め切り 平成18年11月1日 選　　考 川柳マガジン編集部 発　　表 川柳マガジン1月号（平成18年12月27日発売号） 入　　選 特選10句　佳作100句を選出。 賞 特選10句の作者に5000円ほか入賞者全員に川柳マガジン1月号をプレゼント。 　皆様のご応募をお待ちいたしております。

  2006年10月02日

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  台東区文化祭川柳大会

  　　　　　　　　今日は、川柳発祥の地・台東区新堀端の阿部川会館にて台東区文化祭川柳大会が開催された。台東区の作家の多くは、本業を持った現役バリバリの人たちで、川柳も趣味の時間つぶしというより、わざわざ時間を作って集まってくるつわものぞろい。チョッと東京の川柳界では異質な集団だ。　新人も増え始めており、発祥の地で川柳が盛んになることは、川柳250年を前に、よい兆しであり、喜ばしいことである。　　「本音」大川幸太郎選　　　　本当は悩む国選弁護人　　　　　　　　　　たろう　　「ほどほど」山本桂馬選　　　　真っ直ぐに歩けるうちに出る酒場　　　　良樹　　「黒子」尾藤一泉選　　　　ほくろまででっかく育つ玉の輿　　　　　　純男　　「惚れる」杉山昌善選　　　　惚れたのは俺じゃないぞと五十年　　　　泰子　　「竜泉界隈」いわたろう選　　　　その昔通ったナカへ杖を引き　　　　　　　幸太郎　句会の後は、隣の＜フランス乞食＞というスナックで談笑、カラオケ。　飲むにつけ、来年の川柳250年の成功を誓い合い、川柳の発展に乾杯した。

  2006年10月02日

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• 忙しさ川に柳が映らない

  　月が変わってしまった。　川柳250年の事務局雑事に追われ、「川柳公論」の投稿〆切が過ぎて自分の句もできていない。　明日の句会の句は電車の中として、心を忘れる忙しさは、まったく創作の余裕を奪う。もともと作家的資質があるとは思っていないが、そのへんの半端な句会屋には負ける訳にはいかない。いい作品を心がけねばならない。　本日中に10ページほどの記事を揚げたい。いま６合目。　　サラリーマン時代には、自他共に認める八面六臂の仕事をこなしてきたが、脱サラしてしまうと部下がいない。今思えば、片腕となって処理してくれる優秀な仲間が居た。結局、サラリーマンという仕事は、チームワークの仕事であり、私はその良く動く部品にしかすぎなかったようだ。　ひとりでこなせる仕事量には限度がある。8時間集中すると電池が切れてくる。なんとか、人を育てていかなければならない。　さあ、もうひとふんばり…。　　忙しさ川に柳が映らない　頭も狂句調になっている（TT）。

  2006年10月01日

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• 川柳発祥250年

  　いよいよ来年迎える川柳発祥250年の記念イベントの形が見えてきた。　短歌・俳句・川柳と一口に言われるが、川柳の社会的地位・認知は低い。言葉遊びが川柳と思われている面も否めない。この節目の機会に、川柳の広さと深さを社会へ発信したい。　川柳250年実行委員会は、そのために生まれた。ブログでも情報発信している。どうか、周辺の文芸の方々に、少しでも川柳の真髄を知っていただき、21世紀のニンゲンを見詰めた文芸として社会的役割を担っていきたい。　この行事に関連して、周辺文芸との交流、古川柳分野との交流を進め、川柳の総合的姿をアピールして参りたいと思っている。　2007年の主な行事は、＜第1部＞　記念碑除幕式日　時：2007年8月25日（土）午前10：00～会　場：「三筋二丁目」交差点栄久堂側角（予定）式次第：来賓挨拶、神事、序幕、木遣り、お神酒＜第2部＞　川柳250年式典日　時：2007年8月25日（土）午後13：00～会　場：台東区生涯教育センター・ミレニアムホール講　演…やましたかずみ山下一海 氏（鶴見大学名誉教授・俳文学）＜第3部＞　句　会日　時：2007年8月25日（土）午前10：00開場会　場：台東区生涯教育センター・ミレニアムホール会　費：1500円（川柳250年特製記念品）宿　題：（二句吐・投句拝辞）「新しい」 北海道 　斎藤　大雄 選「　堀　」 青森県 　北野　岸柳 選「栄える」 宮城県 　雫石　隆子 選「　樽　」 新潟県 　大野　風柳 選「芽ぶく」 大阪府 　天根　夢草 選席　題：（二句吐）「　　　」 発祥地 　大川幸太郎 選「　　　」 東京都 　尾藤　三柳 選「　　　」 東京都 　脇屋　川柳 選記念句：（記名一句）〆　切：12時賞　：特選楯、秀逸賞ほか川柳250年関連事業のすべての入選句は『ビジュアル 川柳250年の記録』（書籍）に掲載され全国主要図書館、公共機関に献納され保存されます。目で識る川柳展日　時：2007年8月14日（火）～2007年8月26日（日）会　場：テプコ浅草館展示内容：　　　　　特別公開：「元祖川柳翁肖像」（天保3年・長谷川等雪画）　　　　　　　　　　「元祖柄井川柳翁像」（明治26年・九世川柳画）　　　　　歴史資料：『誹風柳多柳』原本、『絵本柳樽』原本、万句合暦摺（複製） 　　　　　　五世川柳著作、狂句関連句集　　　　　　　　　　　久良岐、剣花坊の染筆作品（書軸、色紙、短冊、手紙等）と著書　　　　　　　　　　　六大家染筆作品（書軸、色紙、短冊、手紙等）と著書　　　　　　　　　　　川柳歴史写真、角恋坊作品、著述、遺品　　　　　　　　　　　明治・大正・戦前の川柳雑誌　　　　　　　　　　　古川柳研究の成果（三面子、書籍、雑誌ほか）　　　　　　　　　　　現代川柳家作品（書幅、色紙、短冊、焼き物、コケシほか）　　　　　　　　　　　パネル展示（川柳とは、川柳発祥から現代川柳までの川柳史、歴代川柳、主要作家　　　　　　　　　　　と作品、川柳と俳句、龍宝寺等川柳関連史跡、川柳作法）その他　　　　　カタログ：ビジュアルな川柳史料　　　　　＜目で識る川柳展・川柳勉強会＞　　　　　　　日　時：2007年8月18日（土）　　　　　　　会　場：テプコ浅草館・３Ｆ会議室　　　　　＜目で識る川柳展・会場句会＞　　　　　　　日　時：年8月19日（日）　　　　　　　会　場：テプコ浅草館・３Ｆ会議室　　　　　＜関連展示＞　　　　　　　日　時：2007年8月25日(土）　　　　　　　会　場：台東区生涯教育センター・ホワイエ　　　　　　　展示内容：現代川柳家チャリティー作品展　　ひとすじの道にたしかな柳かげ

  2006年09月30日

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• 脱サラの自己責任を問う時計

  　疲れた…。　1日が短い。サラリーマン時代の時計はなかなか進まなかったが、独立開業の時計は目まぐるしく回る。　　　脱サラの自己責任を問う時計　サラリーマンの時計は、あくまでも会社の責任の上に回っていた。　今、目の前にある時計は、自己責任を突きつける。約束の遅れの言い訳は出来ない。結果を出さなければいけない。同じ仕事をするにも、今思えば仕官している時の方がよっぽど気楽だ。　仕事が遅れていること、この場を借りてお詫びいたします。　明日の川柳250年実行委員会が一区切り。　さあ、前へ！

  2006年09月29日

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• 賞金10万円11本　「ご意見川柳」入選発表

  　大垣共立銀行主催の「ご意見川柳」コンテストの入選発表があった。　＜特選＞懸賞10万円が11句という破格の懸賞金に多くの作品が集まった。残念ながら、テーマから言っても同想句が多く、発想の広がりは期待ほどではなかったが、その中から募集川柳として優秀な作品が発表された。　　ケイタイへカードを足して子が巣立ち　　愛知県　岡部英夫　ケイタイ電話の普及は、小学生にまで行き渡っている。子供の早熟化も社会現象のひとつになってきたが、いよいよ社会へ巣立つ際には、マイバンクのカードを持つことにより大きな翼を与えられる。しかし、それは自己責任という重石を手にする瞬間でもある。今回の集句の中で銀行の社会性を読んだ異色な作品である。 　日銀の前で貧乏ゆすりする　　青森県　米内吉信　小泉政権以降の痛みを伴う改革は、庶民生活に〈格差〉なるものを生み出し、日銀の量的緩和策とゼロ金利政策は、銀行を手数料のかかる財布にしてしまった。ところが、当の日銀総裁は、○○ファンドとやらで「たいした額ではない」という利益をあげている。この貧乏ゆすりは、庶民の怒りと呆れであり日銀を世論で揺さぶる。 　銀行と八百屋だんだん遠くなり　　岡山県　凡夫　駅前の大型スーパーと２４時間営業のコンビニの存在は、社会に大きな便利さをもたらした。便利さに負けて昔ながらの商店街の八百屋からは客足が遠のく。銀行の場合もコンビニなどにＡＴＭができたり、利子が小さく手数料の掛ることから、タンス預金に押され気味であったり。銀行も庶民から遠くの存在になってしまうのか。 　涙拭くテッシュと思う低金利　　富山県　一円玉　口座新設時にもらう粗品は銀行の定番。これを楽しみにする向きもあった。昔は貯金箱などが多かったようだが、最近はティッシュなど簡素なものになってきた。今日の経済状況の中で、このティッシュをくれる裏の理由は、低金利で虎の子の育ちがわるいことを嘆いてもらうためなのだろうか。 　慇懃に機械が正す誤入力　　埼玉県　鶴一声　ＡＴＭは簡単で便利。やさしい女性の声で手順に導いてくれる。そんな便利な機械でも、背中に長い行列ができていたりすると慌ててしまう。たったひとつのボタンの押し間違えで、機械は慇懃にも「もう一度はじめからやり直してください」と連れなくやり直しを迫る。もはや、ニンゲンは機械の指示に従わざるをえない。 　銀行へ行く軽い靴重い靴　　青森県　高瀬霜石　銀行の窓口は人生の交差点でもある。軽い足音で行ける時の銀行は幸せだが、重い靴を引きずって行かねばならぬ銀行は針の筵のようだろう。靴の重さだけを言うことによって人生の起伏を表現したところに技術的巧みさと川柳らしい諷刺がある。こういった軽みの句は現実を見詰める中から生まれてくる。 　私も出句するほうにまわりたかった。

  2006年09月29日

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• 台東区文化祭川柳大会

  　10月2日、午後6時より＜平成18年度台東区文化祭川柳大会＞が台東川柳人連盟の主催で開かれます。　台東区は川柳発祥の地。江戸の匂いが今も息づく、初代川柳の墓所に近い阿部川会館で川柳大会が行われることは嬉しいことです。　　　会　場：阿部川会館（台東区元浅草3-19-14）　　　　　　菊屋橋公園はす向かい　　会　費：1000円　　宿　題：（各題３句吐・席題なし、投句拝受）　　　　　　「本　音」　　　　　台東川柳人連盟会長　　大川幸太郎選　　　　　　「ほどほど」　　　　かつしか吟社　　　　　山本　桂馬選　　　　　　「黒子（ほくろ）」　川柳公論　　　　　　　尾藤　一泉選　　　　　　「惚れる」　　　　　川柳大学　　　　　　　杉山　昌善選　　　　　　「竜泉寺界隈」　　　　　　　　　　　　　　いわたろう選　　　　　　　＊合点性、上位入賞者に鮒金の佃煮進呈　　〆　切：午後7時　　問合せ：会長・大川幸太郎（03-3841-0274）　新旧、革新伝統の入り混じった面白い句会です。お気軽にご参加ください。

  2006年09月28日

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• 真贋を問う新総裁の血統書

  　いよいよ、待ちに待った？　安部内閣が始動。読売の世論調査では70％以上が支持という。　二世議員で父の遺志を果たした若きサラブレット総裁の力量は、これからの政策に期待するところが大きいが、一方では、「最悪の右翼内閣」という批判もあり、新政権の船出は波高し。　　真贋を問う新総裁の血統書　　一泉　は、今の気持ち。　来年は、川柳発祥250年の記念の年でもあり、新政権のお手並みが楽しみでもある。　

  2006年09月27日

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  川柳250年実行委員公募

  　川柳という文芸は、宝暦7年（1757）8月25日に発祥しました。来年の8月には、川柳発祥250年の記念日を迎えます。これに合わせて、川柳250年実行委員会が発足しましたことはご報告のとおりです。　主な事業としては、　　　(１) 川柳250年式典・講演・句会　　　2007年8月25日（台東区生涯教育センター）　　　(２) 「川柳発祥の地」記念碑の建立　2007年8月25日（台東区「三筋町二丁目」交差点角・予定）　　　(３) 目で識る川柳展　　　　2007年8月14日～8月25日（台東区西浅草・テプコ浅草館）　　　　(４) 平成万句合　　　　　　 2007年5月～7月募集（予定）　　　　　　　　　　　　　　　(５) 記念出版　　　(６) 協賛各社川柳250年関連事業への協力　　　(７) その他目的を果たすうえで必要と考えられる事業　です。実行委員会へご協力、ご参加をしていただける方はメールにて事務局までご連絡ください。　こんな記念碑ができるといいですね。　　紙オムツ積んで長寿を誉められる　　一泉

  2006年09月26日

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  スパガーラ川柳募集　（懸賞）

  　既に3回目になりましたが、小牧天然温泉スパガーラ主催で＜川柳＞を募集しています。　現在は入浴者の方が応募の中心ですが、公募ですので誰でも応募できます。　9月のテーマは「秋の味覚」です。応募は、インターネットの専用応募フォームから簡単にできます。　主催者からの懸賞もあり、我と思われる方は、是非応募してください。　＜公募川柳＞において重要なことは、作品の社会性と読者への共感の大きさです。　後の人々に口ずさまれるような作品を作りましょう。　　　　　　　　　　　　

  2006年09月26日

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• 授業準備

  　明日は北里大学での人間科学の特別講義。　今年流行した「ダ・ヴィンチ・コード」から説き始め絵画材料と表現の関連について。　レオナルドは、どんな角度から切り取っても時代の最先端を行く人物。　絵画材料に関する研究はもちろん、表現に関してもルネッサンス期の流行・幾何遠近法はお手の物で、さらに空気遠近法、色彩遠近法を創始、作品に体現している。彩色技法では、スフマートを完成し、輪郭線の解釈にも独特の表現を持って描き、その後の絵画表現のスタイルとして定着させていった始祖。　ダ・ヴィンチ・コードは、単に図像学の問題ばかりではない。　私は、この小説から、新しい絵画表現に関するレオナルドの意図を汲み取った。　90分の授業の準備に、およそ８時間掛かってしまったが、映像を駆使したプロジェクターによる講義は、多少でも学生の興味を引いてくれると思う。　　今日は、改めてダ・ヴィンチの偉大さを再確認した。　

  2006年09月25日

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  川柳学会研究会

  　　　　第6回の川柳学会研究会が行われた。　斎藤大雄氏の「属性川柳と一般川柳の接点」、尾藤三柳氏の「サラ川と時事川柳」の基調講演の後、　北海道からの2名の参加も含め、盛んな討議が行われた。本日は、東北川柳大会とのバッティングもあり、常連の参加者が半分であったが、小人数である分、全員が意見、主張を述べ合うという展開で、論が深まった。　サラ川、企業川柳、メディア川柳などを含めて、今後は＜公募川柳＞という術語を統一して用いることを提唱、一般川柳界との接点、関係について議論は白熱した。　　結局は、属性川柳を検証することは、一般川柳を検証する作業と同じことであり、現代川柳界におけるさまざまな問題点の発掘、再確認という結果となり、今後、川柳界がなにを為すべきかの提言にまで話が及んだ。詳細は、「川柳学」第６号の特集で報告したい。　会の終了後も参加者のほとんど全員が二次会に残り、余韻の討論が行われた。　川柳発祥250年という時期に、足元を見直す作業は、有意義であると一致した。　川柳について考えることは多い。

  2006年09月24日

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  浅草灯篭会のとうろう川柳

  　　　　　　　　　　　　　9月16日から今日まで、浅草浅草寺・影向堂前で灯篭会が行われた。　俳句が多かったが、その中に台東川柳人連盟の作家による川柳灯篭があった。　　浅草の初秋彩る灯篭会　　　　博柳　は、まさにこの行事を読んだもの。夜の浅草に人を寄せる企画として、浅草の若い女将らが推進したというが、川柳を使ってもらったのはありがたい。身びいきかもしれないが、構えた俳句の作品より、浅草の風情を読んだ川柳作品に魅力があった。　　元スター老いてハトヤで飲むココア　　幸太郎　　かっぱ橋のれん分けする弟子を連れ　忠治　　浅草で勘三郎とすれ違い　　　　　　　紫幽　など、解りやすく、多くの人がひとつひとつの灯篭の句を楽しんでいた。とても今日は人出が多かった。　こんな粋な催しは続けて欲しいが、夜の催しとしてはチト寒い。　暑い時分に行えば、夕涼みにももってこいではないかなあ。

  2006年09月23日

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• ブログから根の無い舌が伸びてゆく

  　　ブログから根の無い舌が伸びてゆく　「ガセネタ」小金沢綏子選　これが今日の川柳忌における私の収穫。　七十数名集まったという川柳人協会の川柳忌だが、川柳に関する講話もなく、ただ集まって句会をしたのみ。まあ、川柳に携わるもののひとりとして、柄井川柳の菩提寺を訪ねて、その供養に座すのは意味のあることだ。　また、親睦としては、とてもよいことで、これを否定したり指弾するつもりはない。今後も長く続いてくれることを望む。　今日は、何時もよりも早く参上して、受付に＜川柳250年＞のチラシを預けた。参列者に配布してもらうことが目的で、どこの会でもお互い様でやっている行為だが、今日は、チョッと雰囲気が違っていた。私が自分の菩提寺の墓参に席を外したうちに、ほとんどの参列者が会場を埋めていたが、誰一人、そのチラシを見ているものがいない。別の会のチラシは配られている。　川柳250年の事業は、川柳に携わるものにとって避けてとおれない記念の年である2007年に向けて有志の実行委員会が進めていることだが、どうも御気に召さない方の力が働いたらしい。　政治の改革にも＜抵抗勢力＞があったようだが、川柳250年のお祝いにも抵抗勢力ができてしまったのだろうか？　そうは思いたくない。なぜならば、川柳250年は、新派―旧派、伝統派―革新派、川柳作家―川柳研究者、既成川柳界―属性川柳などといった対立軸を超えて、川柳を楽しんでいる者みなの共通の祝いであるからだ。　　やっと有志で立ち上がった川柳250年を祝おうという魁の組織は、開かれている。誰が入っても拒まないし、また、別の組織で250年を別に祝うこともそれもいいことである。　とにかく皆で川柳250年を盛り立てていこうではありませんか。

  2006年09月23日

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• 明日は川柳忌

  　毎年9月23日は、初代柄井川柳の忌日＜川柳忌＞です。　浅草・蔵前の天台宗龍宝寺で供養祭と句会が川柳人協会の主催で行われます。　川柳に興味のある方は、是非この日に龍宝寺を訪ねてみてください。新しい発見と出逢いがあるでしょう。

  2006年09月22日

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• 2007年＜川柳展＞の会場決定

  　2007年、川柳発祥250年を記念して行われる川柳展の会場が、川柳発祥の地にほど近いテプコ浅草館に決まった。　会期は、2007年8月14日から8月26日を予定。　川柳の発祥から現代川柳にいたる多くの歴史的文物と作品、そして川柳を解説したパネル展示が行われる。　目で＜川柳＞を見ることができるよう、工夫された展示が行われる予定。　　たかが十七音の川柳。しかし、250年の間には、思いも寄らぬ歴史の深さが秘められている。

  2006年09月22日

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• ハガキ１枚、メール一本で10万円の川柳

  　ドクター川柳では、一般募集にて「団塊川柳」コンテストの募集を行ないます。　団塊の世代の方も、外から団塊の世代を見ている方も団塊の世代に関するさまざまな事象、出来事を一句にまとめてください。。＜参加資格＞　　　制限なし（ただし、尾藤三柳事務所関係者を除く）＜課　　　題＞　　　団塊の世代を詠んだ句　（表現自由）＜〆　　切＞　　　2007年6月15日　（24：00までの投稿有効）＜投句規程＞　　　　「団塊川柳」投句フォームを使用して、必要項目に記入の後、送信する。　　　　または、ハガキにより下記まで。　　　　ハガキ一枚につき投句は３句迄を厳守してください。　　　　　　114-0005　東京都北区栄町38-2　　　　　　尾藤三柳事務所「団塊川柳」募集係＜選　者＞　　　　 尾藤　一泉　　　　　尾藤　三柳＜賞　品＞　　　　最優秀句　 （ 1作品）　　　　　　　　　賞金　100000円　　　　優 秀 句　 （ 3作品）　　　　　　　　　賞金　 20000円　　　　　佳　　作 （20作品）　　　　　　　　 記念品（三柳著書ほか） 入選句・選外佳作に記念誌贈呈。＜発　表＞　　　　2007年8月15日、同サイト上　および入選者に通知

  2006年09月20日

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• 区長さんは遠い

  　川柳250年事業において発祥の地・台東区の後援を申請するため台東区役所へ。　主査の方に窓口となっていただき、本日は係長との面会まで。　台東区長さんとは、なかなかお目にかかれそうにない。お役所のシステムは、なかなかガードが固い。　でも、文化事業ということで、反応はきわめて好意的だった。　今日は、ＮＴＴ東日本のトラブルで、仕事の多くに手間がとれた。わずか1通のＦＡＸに半日以上掛かったり、電話で済む確認が終日できなかった。ニュース番組で頭を下げていたが、仕事をしているものにとっては、ゴメンでは済まされない怒りを感じた。　1日が速い。明日はまた、流れの大学講師。川柳が1日つぶれてしまう。　さあ、前を見て進もう。

  2006年09月19日

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• 新葉館出版・川柳歴史講座

  　新葉館出版出版の川柳歴史講座も4回目。　「川柳史なんて人が集まらないよ」といっていた私の予想を裏切って？　今回も常連さんと、また福島からわざわざ聞きに来てくれた。　本日の自己紹介では、それぞれ吟社を持って指導する立場の方々がいらしている事がわかり、また、嬉しかった。多くの指導者？とよばれる吟社代表は、区を作ることを教え、人集めに躍起となるが、なかなか文芸の歴史まで踏み込んで教えてくれないし、また学んでもいない。　よりよい指導を考えることから、歴史講座を聴講しに来てくれていることから、今後の句会指導もまんざらではないとも感じた。　本当のところを言えば、そんな殊勝な川柳家はいないのではないかと思っていたのだ。　わざわざ聞きに来て居る方々には、少しでもお役に立てるよう、今までに身に付けたものの大切な部分を惜しまずに出していこうと思う。それが、また新しい川柳家が生まれる際に、わずかでも役立てばありがたい。　　明日は、台東区長さんに川柳250年の後援依頼をお願いするため、台東区役所へ。　動き出した歯車は、次々と新しい展開を迎え、次の予測が難しいが、多くの人々が川柳250年というイベントを好意的に迎えてくれている。　川柳界の外に向かった川柳からの働きかけの契機として、来年はやることが多そうである。　　川柳250年に参加、協力していただける方は「この指とまれ」とお願いする次第です。

  2006年09月18日

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• 詩を詠ずる「三上（さんじょう）」

  　詩を詠ずるに良い「三上」があるという。学生時代に三柳から聞いた言葉だが、「川柳公論」の171号の巻頭にも再録されている。　１　鞍上（あんじょう）　２　枕上（ちんじょう）　３　屎上（しじょう）　であるという。鞍上は、よく判る。学生時代、社会人時代の通勤では、電車の揺れと流れる景色が思考に心地よい刺激を与え、句ができやすい。　枕上は、苦手だ。疲れきるまで働いてしまうので、ベッドに紙と鉛筆を持ち込んでも句は浮かばない。ただ、仕事の上で考えつづけていたことに関しては、寝入りばなに閃くようなことが2度ほどあった。これは、いずれも特許申請のアイディアとなったのだから、句とは別に、思考にはいいのかもしれない。　屎上もよく判る。トイレの中は、完全な個室。いつもは、読みかけの本を置いておいて読み継いでいるが、句を考えるにも好適だ。　しかし、句を案ずるには、なによりも精神的余裕が必要だ。　ここのところ、時間の空きとは別に、心を忘れている。まさに「忙」の状態で、自分の創作ができない。これは困ったことである。5分間吟に10句作ることができるという能力は、この創作の場合にはまったく役に立たない。　1日の時間をあと3時間延ばして欲しいものだ。

  2006年09月17日

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• 週末は仕事にならない

  　朝から娘がまとわりつく。　保育園がお休みなのだ。　パソコンに向かっていると、マウスごと手を奪われる。　字も読めないのがフォトショップを立ち上げてお絵かきをはじめる。　子供が外へ遊びに行き、ホッとする間もなく、お袋がデパートに連れて行けと運転手に使われる。　買い物は疲れる。　帰ってくると、娘が町会のお祭に行くという。　パパは、ビール１杯で沈没。　今日は、ほとんど仕事にならなかった。　記事を書かねばならない。時間が欲し～い！

  2006年09月16日

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• ブログは凄い !!

  　ブログを書きはじめて130日。　私はブログ形式という存在をホームページ形式の一段下に見てきた。だから、ブログを書き始めた当初は、日記をつけない代わりにデジタル記録を残そうと思った程度で、ブログで何かを発信しようなどということは思いにもよらなかった。　8月以降、来年の川柳250年実行委員会を契機に、川柳家の帆波氏と共通の目的に向かって仕事をはじめたが、ブログ活動では大先輩の帆波氏が、川柳250年事業のために情報連絡・発信のツールとして川柳250年のブログを開設してくれた。　これを見て驚いた。　ブログは、単に時系列に文章を連ねるだけの装置から、ホームページに劣らないリンク構造をもった情報装置になっていた。私のブログは、単なる日記の域を出ないが、使い方によっては、ネット上で実に有効な情報装置に成りうることを見せられた。　写真・画像も使える。　もはや、基本的にはホームページと変わらない機能をもっている。　同世代の仲間を得て、来年の川柳250年はやり遂げられる思いが強くなった。　川柳250年を祝おうという提案に「予算がないからできない」「人が割けないからできない」「意見が出ないからできない」と大きな組織が二の足を踏んでいたが､動こうとしなければ一歩も前へは出ない。　我々＜若造＞には、経験も名誉も肩書きも時間も、ついでにお金も無いが、何かをやろうという意欲がある。自分たちのできること、自分たちの得意な分野で考えることを通じて、微力ではあるが歩を前に進めることができている。　川柳も、内容・人材・意識の面で曲がり角に来ているのではないか。　　短期間に変貌したブログというツールのように、川柳も新しい血を求めていると感じた。　　ひとすじの道にたしかな柳かげ　　　　一泉

  2006年09月15日

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• 川柳250年式典準備

  　川柳発祥250年祭の準備が少しずつ進んでいる。　　・式典会場・・・・台東区生涯学習センター・ミレニアムホール（2007年8月25日・申請中）　　・川柳展・・・・・テプコ浅草館（2007年8月14日～26日・申請中）　　・記念品検討・・・記念ロゴ入り句箋敷見積もり依頼　　・川柳画像垂れ幕・見積もり依頼　　・基金案・・・・・提案中　　・企業メセナ協議会へ振興助成申請検討　　・日本文化振興財団へ振興助成申請検討　　・台東区および同教育委員会への後援申請　今日一日で、ずいぶんと作業をこなした。疲れた。　台東川柳人連盟の内田氏には、台東区関連の施設への窓口となっていただき、有り難い。公的機関も含めて、発祥の地台東区、浅草の方々の川柳250年事業に関する興味は熱い。我々、川柳家も負けずに力を惜しまぬよう進めなくてはならない。　何とか、明るい目的地の影が見え始めた。

  2006年09月14日

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• 女子大学の講師　黒一点

  　今日から週一で女子大学の講師。今や表の顔となった川柳からすると、私の裏の顔。　修士課程１年の絵画材料学の講義である。５～６年前までは、表の顔として勤めていた大学も、川柳へ本格的に力点を置くと、年に20日に満たないマイナーな部分になってしまう。それでも、享年の2倍に受講生が増え、去年の受講生の一人が、手を上げて助手になってくれたことを思うと、おろそかにできない。　何よりも目尻が下がるのは、女子大学の講師という立場。右を向いても左を見ても、年頃の女の子ばかり。もちろん受講生も助手さんも女性。勢い、講義にも力が入る。　　ただ、時間のほぼ100％を川柳に漬かっている今日この頃、頭を切り替えるのが難しい。　教室に入り、絵具のにおいを嗅ぐことによって、昔の記憶が蘇り、やっと絵画材料の頭に移行する。　また、帰ってくれば川柳。明日の準備をしなくてはならない。　しかし、ニンゲンは多面体であるべきで、たまのこのような刺激が、新しいインスピレーションを与えてくれる。　これからも、チャンスがあれば、川柳以外の分野にも常に興味を持っていきたい。それが、逆に川柳の肥やしになって還ってくると感じている。

  2006年09月13日

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• 川柳250年　ぼやき

  　一つの事業を成功裏に、しかもスムーズに運ぶのは難しいということを頭では理解しています。　助成事業として、資金援助を求めれば、金融口座が開設されていなければ申請もできないといわれ、「川柳250年基金」の窓口口座を作りにいけば、組織としての定款がなくてはならないと言われ、「定款」を成立させるには、実行委員会を開かねばならず、実行委員会を開くには、各実行委員の日程調整と会場確保がひつようであり、それを行うには…と、魔の連関に捉えられた感じです。　とはいえ、踏み出さなくては何もはじまらない。　あと一年を切った今日、言い出しっぺの向こう見ずを恨めしく思うが、乗りかかった船は動き出してしまった。一歩一歩、牛歩でも歩まねばならないでしょう。一歩、一歩…

  2006年09月12日

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  ９１１に想う

  　５年前のあの日、私は体調が悪く早く床についていた。　翌日、テレビニュースでツインビルが炎上する場面を見た。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AP通信より　「何があったの？」と僕が聞くと、　「もうビルは無くなったのよ…」と妻が言う。　「まだ、燃えてんじゃない、どうして…？」　「これは中継じゃないの。もう崩れちゃったのよ…」　私は、起きたばかりのボヤッとした頭で、世界最大級のビルが無くなるという意味がしばらく理解できなかった。　「燃えたって無くなったりしないだろ？」　「もうとっくに無くなったの！」　私が、すべての状況を理解したのは、番組が進んで、崩壊するビルの映像を見てからだった。　寝ている間に、とんでもないことが起こっていた。　「ペンタゴンもやられたのよ…」　妻の声に、　「誰がアメリカを攻撃しているの？」　「よくわからないわ。ハイジャックされた飛行機が突っ込んだのよ」　アメリカの中枢まで攻撃されるという非常事態。いったい、何処とアメリカが戦争しているんだという不可解さが頭の中をめぐった。　その日、一日は、テレビ番組に釘付けとなっていた。　　ビルふたつ性善説とともに崩つ　　一泉　その日に感じた句である。　自分が抱いていた、人を良い方で見る、信じるという信念が崩れ去った気がした。　翌々日、＜よみうり時事川柳＞に、　　アメリカの時計が止まる午前九時　　　福島　栗葉蘭子　この句は、9月11日の午後3時までに投函された投句ですが、まさに作者は、日本とアメリカという距離を越えて危機感を身に感じ、それを時事作品としてまとめました。　私は、この句を見て、アメリカばかりか、世界の時計が止まったと感じました。東西冷戦崩壊以来、比較的安穏のした世界情勢であったのに、誰か学者さんが「冷戦の後は宗教戦争だ」と言ったのが耳に残っているが、まさに現実となった。　テロとの戦いを掲げたブッシュ政権の政策も、この5年間に成果を上げるごころか、行き詰まりさえ感じさせている。　川柳家は、コトバで時代を定着させていくが、こういった句が時事吟の中心的話題になるような世界は、私は好ましく思わない。川柳家も、作品を通じて、何かを訴える機会を持たねばならないのではなっかとも感じる。

  2006年09月11日

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  川柳250年ポスター　

  　川柳250年祭実行委員会は、有志川柳家によりスタートしました。　詳細は、これから会を重ねるごとに煮詰まるでしょうが、行事を周知する手段としてポスターを作りました。ご希望の方は、川柳250年祭実行委員会までお問合せください。　画像は、天保３年の「元祖川柳翁肖像」です。こちらのご利用に関しては、尾藤三柳事務所までご連絡ください。正規版のデータを提供します。

  2006年09月11日

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• 新しい川柳句会　これはイケル!!

  　今日の午後行われた「川柳マガジン東京句会」は、実に面白かった。　入門の頃のワクワクした勉強会を髣髴とさせ、また、学ぶべきものも得られた。　昨近の既成川柳句会の多くは、抜ける（入選する）ことだけに躍起となり、言葉だけの作品が多く生み出され、また、集まってくる人の大半も披講が終わると川柳はそれっきりで、やや物足りなさを感じていた。　ところが、新葉館出版主催の句会は、新しい集まりで色がないだけに、集まる作家の顔ぶれも流派を超えていて新鮮であるとともに、柳歴50年の大先達も柳歴？年のはじめたばかりの人も、まったく区別されることなく互いの想いをコトバにできる。　何よりも良いのは、入選だけを問題にするのではなく、１句ずつ持ち寄った作品について、他人の作品を鑑賞して意見を述べ、自分の作品について語れることだろう。柳歴、年齢、性別によって、同じ句でも感じ方は異なる。ひとりひとりが、自分のコトバで川柳作品について語る機会は、鑑賞面でも作句面でも良い考える場であり、また、他人の批評を聞くことで、また何がしか得るものが有る。　ヘボ選者が、任意につけた位付けと違って、俎上にあがった作品について意見を言い合える環境は、川柳を考え進歩することに大きく貢献するだろう。　また、課題吟では、選者が没句（非入選句）まで責任を持って批評するというスタイルは、今までの川柳界にありそうで無かったものだ。選者が無責任に位付けをできないこの方法は、大人数では難しいが、真摯に投句した作者にとってはとても親切なシステムだ。　また、久しぶりにやった５分間吟は燃えた。かつて、３分間吟連続20題などという訓練も受けたことがあるが、時間をかけて一句をものすのではなく、瞬発力で短時間に句を作るという制約された作句は、思いがけない作家の閃きを引き出す。ここしばらく、そういった機会がなかった私にとって、今日の５分間吟は実に脳の活性化をしてくれた。　句評会にはじまり題詠、５分間吟と内容にもメリハリがあり、会を終わって快き疲れを覚えた。　　北海道の大家・斎藤大雄先生も参加者に混じって投句し、柳歴の浅い作家ともそ知らぬ顔で意見を述べられて、先達としての指導的な話をされていた。それが自然であり、雰囲気がよかった。　　終わってからの焼き鳥屋でも川柳談義。みな川柳が心から好きなようだ。　こんな集まりなら、得るものも多いと思う。　かつて20年以上も前に川柳公論でにたような勉強会があったが、今の川柳界ではすっかり影をひそめてしまった。「川マガ」が、このような開かれた会を開催したことは、今後川柳に興味を持って入ってくる方々にとって、とても良い進歩の場をあたえるだろう。単に句会だけをやって抜けた抜けないの争いだけに終始している句会中心の川柳は、魅力に欠けて衰えてゆくだろう。　そんな意味で、今日はじめて参加したこの会には、川柳の行方のひとつの指針を見た気がする。　新葉館出版スタッフをはじめ、この会に骨を折っておられる帆波さん、団扇さんには心からの拍手と、御礼を申し上げたい。

  2006年09月10日

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• 川柳をしない人はニンゲンではない

  　私が高校生であった頃、大学進学について話し合っている時に父が口にした言葉だ。　「川柳」で父を超えることは難しいと、すでに当時から青年の心によぎるものがあった。父を乗り越えねば、生まれてきた意味がないと、若き青年は思っていた。　「化け学をやりたい」という青年に、父親は「国文へ行って江戸文学を学べ」と迫った。もちろん、国語が嫌いではなかったし、得意科目のひとつだった。しかし、青年は、父と同じ道では、父を超えられないと悟っていた。　はたして、青年は、理科系大学と教育系の国語科を受験し、理科系はすべて不合格。一つだけ受かった教育系大学へ通った。　青年には、意地があった。翌年、もう一度理科系大学を受験しなおした。こんどは、受けたところ皆合格となった。青年は、父の意思に反して、理科系大学へ移った。　それまで、国語系ということもあり、学費をすべて出してもらっていたが、理科系大学は私立で、父は川柳を続けるのなら「国立の分は出してやる」と半分の学費を与えた。その日から、青年は家庭教師のアルバイトを探し、学費を稼ぎながらの通学になった。　社会人になると青年は企業戦士へと育っていった。しだいに川柳から離れ、父親とは何年も口も聞かないすれ違いの生活となった。青年は、別に川柳が嫌いであったわけではないが、父への反発もあった。勢い、仕事への情熱を傾けていった。　　青年が川柳に戻るきっかけとなったのは、あれほど強大で、偉大に見えた父の背中が丸くなってきたことだった。言葉の端々にも加齢による弱気が見てとれた。父の息があるうちに、できるだけ吸収しなければならない。何かにとり付かれたように、川柳の仕事を父から下請けし、自らも機会を作って川柳の研究をはじめた。もはや、会社人間と川柳の両立はままならない。青年は、長年培った企業内での業績を捨てた。青年も、もはや中年になっていた。　回り道のようであったが、社会人として企業の中のニンゲン関係に苦しみ、部下を引き上げ、上司に提案し、自己実現に向けて過ごした青年時代は決して無駄にはならなかった。そこで学んだ専門知識、コンピュータ技術などは、川柳の研究手法としてそのまま応用された。もし、大学時代から川柳だけに絞って追求していたら、もっと視野の狭い川柳ロボットになっていたかもしれない。　幸なことに、父も老いたがまだ頭はしっかりしている。あと何年続くか判らないが、親子が同じ時間に同じ道を歩むという珍しい関係が出来上がった。　乗り越えることは金輪際できないだろうが、少しでも近づき、少しでも次の時代へ伝えていく橋渡しになりたいと思っている。　ちっぽけな文芸であるが、来年は発祥から250年を迎える。胸を張って川柳を社会に向けて発信していきたいと思っている。

  2006年09月09日

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• 川柳家の一日

  　「起立性障害は怠け病じゃない」という新聞記事があり、症状を当てはめると、ほの100％該当する。もしや、起立性障害ではないかと思ったりした。　今日も、朝の調子は悪く、11時というのがやっと頭を上げられる時間である。　フレッツ光に変更したのを機会に、家庭内LANの整備を行い、三柳とも双方向で川柳のデータベース利用や、「川柳公論」「川柳学」記事などのやりとりを自分のコンピュータ画面からできるようにした。我が家にとっては、IT革命といえよう。午後まで４台のコンピュータのLAN設定に掛かったが、すべてが１台のように機能し、画期的に情報の共有が達成された。本の編集などには、大きな力になると思う。　そんな作業をしているうちに頭のモヤモヤが解消、やっと午後から川柳関連の仕事に掛かる。川柳誌の不足記事執筆、校正、掲載写真の準備とやることが多い。　その間に、川柳250年祭の会場に関連して台東区からの電話、新潟からの確認、公募ガイド社からの問合せ等、電話が立て続けに来る。　校正にひと区切りつけて、芸術文化振興基金への助成金申請書を書いていると子供が保育園から帰ってくる。仕事机はあっという間にぬいぐるみに占領された。川柳家からパパの時間になる。　　明日は古川柳研究会で、少しは解釈の予習もしておきたいが、まったく時間がない。　公募ガイドの川柳教室の二人に、指導の選評を書き送ると、スパガーラの川柳選考依頼がメールで届く。　サラリーマン時代、三柳の川柳業を横から見ていて、内でできるし気楽でいいと思っていたが、プロの川柳家を目指すことになると、見た目と実際では全くことなる。　まだ、やっと端緒についたばかり。ここで弱音は吐けない。　句も作らねばならないし、レギュラーの原稿も消化しなくてはならない。36時間欲しいというのが実際の希望だが、それが適わぬ以上、すこしでも効率を上げながら、作業の品質を落とさないようにしなければならない。いよいよ正念場のようだ。　

  2006年09月08日

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• 楽しく川柳を考える「川柳学」へどうぞ

  　「川柳が学問になる」なんて考えたこともないでしょう。　沢庵の尻尾も学問になる時代、川柳を考えるということから、人生を楽しもうと「川柳学」なる雑誌が創刊されました。やや堅苦しい学者さんの論文もありますが、雑学として、教育の現場へのお役立ち情報として、また、川柳作家の教養として川柳を考えるということは有意義です。　ホームページもできているようです。　川柳をおふざけで作るのも楽しいことですが、極めてみるのも楽しそうです。　　姉妹雑誌の「川柳マガジン」は、幅広い記事・企画により、入門から各種応募まで楽しみが満載です。　少し、本格的に川柳というものと取り組んでみるのも、世の中の見方がかわっれいいかもしれません。

  2006年09月07日

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• 川柳250年祭　ホームページ

  　来年の川柳発祥250年を祝う「川柳250年祭」のホームページができました。　みなさま、お立ち寄りください。　　

  2006年09月07日

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• 川柳250年祭記念式典

  　2007年8月25日、川柳発祥の地・台東区旧新堀端の台東生涯教育センターミレニアムホールにて、川柳発祥250年を記念する式典が行われ、発祥の地に記念碑が建立されます。　宇都宮大学名誉教授・前田安彦氏を実行委員長に川柳界、文化界の有志が川柳発祥250年の事業を推進いたします。今後、さらに具体的なイベント企画がなされますが、我と思わん方は、是非一緒にこの事業に協力してください。　川柳を通じて日本文化の原点を発信してまいります。　ご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。

  2006年09月05日

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• 川柳発祥250年実行委員会発足

  本日、午後1時30分より、北区王子の北とぴあにおいて、川柳発祥250年実行委員会が発足した。来年の8月25日は、川柳という文芸が発祥して250年を迎える記念日。これを祝い、川柳の社会性を高めるための運動として、全国有志による集まりである。たかが川柳であるが、250年の間には大きく変貌し、現在はブームとも呼ばれる文芸の一つになっている。我々川柳で楽しませてもらっている者は、この記念すべき日に向けて何かを為そうと考えてきた。本日、川柳発祥250年祝賀式典と「川柳発祥の地」記念碑の建立（浅草新堀端、現三筋町交差点付近）、および『川柳総合辞典』を中心とする川柳関係書籍の発行、平成万句合興行という4本の柱を事業として行うことを決定した。最初に、言い出してから2年の歳月が流れていた。あと、1年を切った時間的制約はあるが、なんとか川柳の存在を周知する事業として成功させたいものである。今日は、有志の方々が、遠くからも来て頂いた。川柳家の熱い思いを受け、新たにこの事業の大切さを認識するとともに、同好の士に感謝の言葉を惜しまない。川柳に興味ある方が、この事業にご協力板いただければ幸である。

  2006年09月03日

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• 川柳発祥250年企画実行委員会

  　もう、本日になってしまったが、13時30分より東京・北区、JR王子駅前の北とぴあで、川柳発祥250年を祝う式典の実行委員会が開かれる。　川柳が始まったのは宝暦7年8月25日、ということは、来年の8月25日で250年の記念の日を迎える。　柄井川柳という前句附点者の個人名が、文芸名として用いられている珍しい短詩。その発祥から250年を迎えるということは、川柳を楽しんでいる我々にとってとても大事な記念日です。　これを機に、川柳の社会的地位をさらに高め、川柳の正しい認知を広めることが大切だと思っています。川柳に携わっている皆様、どうぞ、来年の8月を中心とした、2007年、川柳250年の年を、有意義に迎えようではありませんか。　本日、もし出席できる方がいらっしゃいましたら、会議は長く続きますので、いつでも覗きに来てください。そして、来年の川柳企画のために力を貸してください。　皆さんの力が、川柳の地位を高め、我々の文芸が社会性を持ちます。　お力添えをいただける方は、メールまでご連絡ください。　宜しくお願いいたします。

  2006年09月02日

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• 川柳を学問にしてみよう

  川柳は滑稽な俳句などと思われているが、実際にはまったく異なる目をもった文芸です。川柳を学問としてみてみませんか？新しい川柳の姿が見えてくると思います。川柳学会は、そんな方々の集まる会です。覗いてみてください。

  2006年09月01日

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• 迷惑メール

  ホームページをリニューアルした。新しいドメインを取得、メールアドレスも刷新した。迷惑メールがピタリと止んだ。一日に50通を超える国内外の迷惑メール。これが無くなったのは、なんともうれしいことだった。それは、当然のこととして、これで一安心と思った。ところが、1週間もしないうちに、メールの一つがバレ、もう出逢い系のメールが殺到してくる。送り先は1日で15件ほどだがみな別々。いやはや、あっという間に嗅ぎ付けられた。今回は、昔のようにアダルトサイトなどの怪しい所へは、まったくアクセスしていない。しかし、何処からともなく、あやしいメールが届くようになる。まいったものだ。嗅ぎ付けられたメールは、廃棄することにした。しばらく、怪しい業者とのイタチゴッコニなるのかもしれない。

  2006年09月01日

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• 45からの脱サラ人生

  　川柳というそれまでの趣味をそれ以後の生業しようと、脱サラして丸二年が過ぎた。　　　此の人にわが名すてばや柳かげ　　　雀郎　この句は、今の自分の思いに響く。川柳は、一生を掛けるに小さい目標ではない。　私の場合、在職中の20年間は、まさに会社人間であった。気づくと、共に会社を支えてきた団塊の世代の仲間は、一人、ふたりと会社を去り、残ったのは定年もないがビジョンもない上司と、マイペースで自己中心のギャップを感じる若手世代。これまで機関車のように会社を牽引してきた自分は、仕事をすればするほど浮いた存在となり、むしろ主流となった＜仕事をしない仲良し＞らに足を引っ張られるようになった。　私の教えられてきた、会社内における自己実現などという理想は、彼らの前では幻想でしかない。　私は、ある意味で見切りをつけた。ビジョンのない企業では、自己実現の方向が定まらない。20年という歳月は、無駄にも思えたが、そこで得た経験は、今の自分が存在する裏づけでもある。ＰＣを使いこなす技術もそこで得てきたものだ。今、それが新しい分野に活かされることになる。　45は、決して隠退の時期ではない。しかし、定年まで待って、好きなことに第二の人生を送るのでは、いくら人生80年時代とはいえ、決して残された時間は多いとはいえない。　20年のサラリーマン生活において、自分を支えてきたのは、川柳というわずか十七音の文芸のおかげともいえる。川柳という作品の作句という行為によって、思いの一部をコトバとして吐き出してきた。そのせいで、作句の時には自分を見詰める習慣ができ上がっていた。自分を見詰めることは、自分を知ることである、自分の良い面も足りない面も、川柳を通じて常に感じられた。　日記をつけない私にとって、川柳は、その時々の思いを定着するコトバになった。　川柳を通して自分というものを生きるには、脱サラするのは今だという内なる声が聞こえた。　もちろん、管理職というサラリーの保証された職を捨てることは、家族を養う上でもマイナスである。しかし、60まで自分の重いと異なる世界で、自分を糊塗しながら、適当に結果を示すことによってサラリーだけ貰う生活をしていたら、おそらく自分の自分たる部分を捨てることになってしまうのだろう。　今日も一日原稿書き。不明な点が出てくれば、向島まででも車を向けて実地で調べに行く。こんな、時間は、サラリーマンでは得られない。今、川柳というものにどっぷりと浸かっている。これは、人生の中でも私にとって重要な時間なのだろう。何時まで続けられるか判らないが、自己実現に向けて真っ直ぐに進みたい。　今日は、「碑と陽と蚊」に責められながら、四世川柳の建立した＜東都狂句元祖　川柳翁之碑＞を調査してきた。すでに何度となく足を運んだ場所だが、来るたびに新しい思いに晒されるのは、自分自身がすこしずつでも進歩している証拠なのだろう。　川柳は、ちっぽけな文芸だが奥深い。学ばなければいけないこと、調べなければいけないことが眼前に山積している。45、いやもう46という年は、これから先の人生を考えると、スピードアップしてこれらのやるべき課題を消化しないと、ＥＮＤマークが近づいてしまう。　周囲の川柳家を見ていて、70過ぎるとごく一部を除いてみな堂堂巡りをしている。そうなってからでは遅い。川柳は、私の生涯教育の一環として、これを機軸に人生を楽しみ、意味あるものにしていきたいと思っている。

  2006年08月31日

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  2006年08月30日

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