「IT×ものづくり教室Qremo(クレモ)」の体験授業に参加した。http://qremo.jp/
海くんは、「ロボットテクニカルコース」で空くんは、「ロボットワンダーコース」だ。
「ロボットテクニカルコース」では、以下のことがされる。http://qremo.jp/course/
最初は与えられた課題・ミッションをクリアするために、モーターやセンサーの仕組みを理解しながら、簡単なプログラミングによるプログラム制御について理解を深めていきます。次のステップとしては、(課題やミッションを与えられるのを待つのではなく)自分で課題や目標設定をし、学んだことや触れたことをアイデアの種として、そのアイデアを実際にかたちにしていきます。そのかたちにしていく過程で、発想力を深め、複雑なロボット構造や高度なプログラム制御を習得していきます。
海くんは、最初は、課題の走行車をT字に右折、前進、後進などのプログラムをしていたが、終わりの頃には、複雑な何度も折れ曲がる走行プラグラムができるようになっていた。
「ロボットワンダーコース」の様子。
最初はモーターやセンサー、ギアなど、パーツを中心にしたロボットをつくり、それぞれの機能や仕組みについて理解を深めます。次に、組み合わせによる複雑な機構やプログラミングを理解し、より多角的な視点と可能性を学びます。
その後、設定した課題や自らのアイデアをワークシートから要素やステップに分解し、ひとつの作品を完成させていきます。
ワニのロボットを作っていた。
全てのブロックを自分で組み立て、ワニのような動きをするブロックをつくり、そこに、手をいれると音がなり、口が閉じるといったプログラムを入れていく。
プログラムは、scratchが使われている。MITメディアラボが開発した子ども向けのプログラミング言語である。
何かの動作を指示するアイコン型プログラムをつなぎ合わせ、そこに、パラメータ数値をいれると指定した動作が始まるようになる。
いきなり、プログラム言語の壁に初心者がつまずかないようにやさしく、ポップに作られている。
プログラムの基本構造を学んでいく。
Qremo(クレモ)の前身は、障害のある方の就職支援をしている会社だった。
https://conobie.jp/article/4659
うつや精神疾患の子供たちの失敗体験のマイナス部分を、0に持っていこうと、どんな人でも自分らしく成長できる環境をと、幼児教室・学習教室Leafを始めた。
子供たちの得意や、好奇心を伸ばす機会をと活動するうち、プログラミングでゲームをつくる作業の際、子供たちが異様な集中力を出していた。
好きなことをやる子供の集中力が凄い。
そのことが、きっかけとなり、その楽しさを形にしようと、子どもたちにITを通してものづくりが学べる教室「Qremo」がスタートする。
子供たちの能力をさらに伸ばし、0だったものをプラスに持っていこうとする教室だ。
そこでは、好きなものを自由につくることを学ぶ。
与えられた課題をできるようにするのではなく、与えられた素材とプログラミングの基本だけが用意されている。
それらを自由に使って、自分が作りたいものを作ることが指導される。
そこに正解はない。
そして、子供たちが自由に発想して、好きなものを作り上げていく。
こうすると、こうなる、といった変化を覚え、それを組み合わせて、新しい自分が面白いものを作っていく。
さらにその面白さを周りに提案、議論、発表することで、伝える力を養っていこうとしている。
先生も、いろいろ判っていながら、そこは、こうするとこうなるよ、といった助け舟を最後の方でさりげなく出している。
使う道具は、ブロックだったり、走行機械だったりしているが、それを使って自分の思いついたことを形にできる作業を通して、「自分で考え、自分で答えを出し、自分で学ぶ力」という生きていく上で一番大切な力を学ぶことができる。
教室で、同じ学年の子が、同じ内容を学ぶことが、教育という時代が過ぎ去ろうとしている。
学ぶことも大切だが、何かを生み出す作業はものすごく大切だ。
すごく魅力ある教室である。
あとは、お金次第。
教室長の鈴木大空さんと、ヴァイシェーシカ学派の話とか、サルマン・カーンのこととか、鈴木さんのお父さんのギタリスト鈴木勇造さんのこととか、別の意味で盛り上がってしまった。
ビックリ!インド人の頭の中 ヴァイシェーシカ学派 日本印度化計画
スロトレ ギター 自分の決め事(コミットメント)←新ためて、読み直しできてない自分に向き合う。何度でも立ち上がらないと。九転び十起き。
鈴木勇造 https://www.youtube.com/watch?v=u3QQ9aa8Q8Y