京王線井の頭線で明大前から渋谷に向かう車窓で、東大駒場前のあたりが一番緑を多く感じる。
武蔵野の林がまだ残る場所になる。
そんな東京で緑を感じる場所にIL BIGNE(イルビニエ)がある。
IL BIGNEイルビニエはシュークリーム屋さんである。
http://www.ilbigne.jp/index.html
IL BIGNEはシュークリームという意味のイタリア語である。
シュークリームの発祥がイタリアだということをこの店で知った。
イタリアのカトリーヌ・ド・メディシスが、フランスのアンリ2世に嫁ぐ際にフランスに伝わるという。
シュークリームの発祥はイタリアらしい。
吉田谷英乃さんのイタリア・フィレツェご出身の師匠直伝のイルビニエが食べられる。
前から、この店の前を通るたびに気になっていた。
今回、そのイルビニエを頂く。
皮とクリームを別にして食べる。
皮は塩味が効いておりかなり固い。
それが、甘く非常にまろやかなクリームと合わさることで絶妙な化学反応が起きる。
柔らかさと固さと、甘さと塩気がまざる。
これが、イルビニエの醍醐味なのかもしれない。
クリームに使用する卵も浅野養鶏場の卵を使用する。http://asano-poultry.com/
この皮だけでも、ビールのおつまみになりそうなしっかりした味わいである。
その皮を積み重ねたクリスマスツリーが飾られる。
ご来店いただいたお客様に皮を1つ積み重ねて頂き、皆様でツリーを完成さていくとのこと。
(積み重ねることができるくらい皮が固い。)
吉田谷御夫妻は駒場文化推進委員会 http://www.komaba-bunka.net/ のメンバーもされている。
イルビニエが駒場文化の1つになるといい。
裏門のほうの今古茶籍も。東京都渋谷区富ヶ谷2-21-11 西建ビル 1F
今古茶籍 どんぶりで茶を飲むスタイル 銀針茶知深処
地図でよく見ると、東大駒場キャンパスの敷地内までが目黒区で、裏門を出てしまうと、渋谷区富ヶ谷になってしまう。
裏門の今古茶籍や、トマトラーメンや雪ラーメンが食べられる山手ラーメンとか、閉店した三叉路や、ボンダイコーヒーやフレッシュネスバーガー1号店などがかなりおもしろい展開をしている。
駒場という地名がどこまでを含むのかはわからないが、富ヶ谷エリアの裏門周辺も取り込んでほしい。
東大駒場文化圏としていろいろ展開すると楽しい。
山手ラーメン 坂田達郎さん http://www.ut-life.net/people/t.sakata/
BONDI COFFEE SANDWICHS 東大駒場裏門店