アウト・ドアめし

佐原町並み交流会館で、「LOCOL　Vol.67」を手に入れた。

手に取ると貴重な情報が満載である。これから読み込んでいこうと思う。


最近のフリーペーパーは、電子ブックで閲覧ができる。http://www.elite-joho.com/locol_bk/locol_eb/201512L67eb0000/

フリーペーパーもどんどん形態を変えて時代の変化に対応している。

実物を手に取ることで、インターネットで検索する。

そして、情報がある場所がわかると、今後は、そこを訪れて確認することができる。

最初のコラムの松本栄文氏が気になった。

料理とは、上から下へ流れる文化なのかもしれない。

そこに何とも言えない文化の爆発的拡散力を感じる。

日本にとっての川上は天皇家である。

絹ごし豆腐に面白いエピソードが潜んでいた。

P3　湯豆腐　松本栄文氏が湯豆腐について解説される。その内容が秀逸だと思う。湯豆腐に使われる絹ごし豆腐が江戸で誕生した。考案者は、玉屋忠兵衛で、公弁法親王が上野輪王寺満跡に就任するため江戸下向の際に創られたという。

http://matsumoto-sakafumi.jp/

松本栄文さんが主人となる佐原茶寮「花冠」は、2016年10月15日に千秋楽となる。

http://matsumoto-sakafumi.jp/news/p_674

鍋特集の67号だが、鍋料理を教えてくださる緒方由美子さんが気になる。

さわら料理教室　えんどうまめを主宰されている。http://www.green-beans2013.com/index.html

コンセプトは、「まめ（まじめ）に働き、まめ（丈夫で健やか）に暮らす。そのためにあたたかくて、心のこもった美味しい料理をまめ（労をいとわず）につくりたい。えんどうまめにはそんな想いが込められています。
※まめという言葉には勤勉、誠実、健康、まごころなどの意味があり、忠実と書いてまめと読みます。 」となっている。

緒方さんの提唱する「常夜なべ」が秀逸だと思う。P8

北総地域の良質な豚ばら肉と、ほうれん草、マッシュルームと鰹だし、酒、醤油、塩で、茹でる。

それを、この号で特集されている様々な薬味＆つけだれで食べる。P9

「すりごま」「キムチ」「柿ピー・チップス」「柚子こしょう」「ニラ醤油タレ」「しそおろしポン酢」「にんにくしょうがりんごポン酢」「レモンポン酢」「梅おろしポン酢」「味噌ケチャ玉ねぎタレ」と、面白そうなつけだれが並ぶ。

佐原の食の良さをこういう方々にもっと引き出してもらいたい。

「LOCOL　Vol.67」　編集後記　From Editor のコメントがほっこりさせる。

「鍋は固い大根やニンジンをやわらかぁくしてくれる。きっと30歳を目前に見栄やプライドで凝り固まった私たちをもやわらかくしてくれたんだろう。」（４M）

江戸まさり　佐原巡り