蓮田市 過去と未来
蓮田市を調べるとかなり面白かった。
まず、蓮田市の黒浜貝塚が、海と山の記憶として整備され、平成32年には、史跡全面開園となることだ。
「縄文黒浜、渚と森の記憶」黒浜貝塚 蓮田市の試み
蓮田には5,500年前にビーチがあった。
そして、5,500年の時を経て縄文植生が変化して現在に至る。その森を縄文時代に戻そうとしている。
まだ、観ていないが、『物語る黒浜貝塚』というDVDがある。
縄文時代日常と家族のあり方と現代を比べた作品とのこと。
5,500年も続く場所に住む、という誇りを蓮田市は再発掘している。
国指定史跡黒浜貝塚として、黒浜貝塚プロモーションを着々と進めている。
密かに縄文黒胡麻、縄文サブレ、縄文煎餅などの商品開発も進んでいる。
しかも蓮田SAに近く、スマートインターチェンジも整備され、より車でアクセスしやすい。
整備完了予定の平成32年には、蓮田市観光の目玉になるのではないだろうか。
黒浜貝塚では、縄文の森と、5,500年前の渚を整備している。
森も縄文の森を再生しようとしている。
日本には、この2,000年の間、海外から様々な植物の種が持ち込まれたので、大昔の人が見ていた植物や山の木々が変わってしまっている。
だから、その1例として、黒浜貝塚では、竹林を撤去する。
竹は帰化植物で、縄文時代にはなかった。
現地では、縄文土器に付着した花粉などから、当時の植生を再生する試みがなされる。
そんな縄文里山再生計画が動いている。
縄文時代の森を肌で感じてみたい。
また、黒浜貝塚湧水検討会というのも開かれ、黒浜貝塚に湧水池も復元しようとしている。
さらに、市民へ呼びかけて、市民のアイディアでこの公園を整備しようとしてる。
この蓮田の湧水を使って、縄文時代の野草茶のようなものを再現したくなる。
これを書きながら思った。
各都道府県には、様々な縄文遺跡がある。
縄文遺跡復元を通して、観光地として整備し、さらに、市民参加のネットワークを作る蓮田市の事例はすごくいいモデルケースに思える。
ただ、縄文の里山と里海を再生することが出来る条件が揃う場所はそんなに多くない。
蓮田市で気になるものまとめ。
黒浜貝塚 https://www.city.hasuda.saitama.jp/kyoiku/bunkazai/bunkazai/kurohamakaizuka/index.html
「閏戸の式三番」という伝統芸能がある。https://www.city.hasuda.saitama.jp/bunkazai/kyoiku/bunkazai/minzoku/shikisanba.html
NOXAH 地元のバンド http://hasuda-kankokyokai.com/noxah.html
物語る黒浜貝塚 蓮田市市制40周年記念映像作品 製作委員会事務局 足利和雄さん
名医天野さんは蓮田市ご出身。
nounou cafe-蓮田市
銘酒神亀は蓮田市の蔵元
蓮田市舞台のサスペンス。
悩みをお金に変えた物語(それは田んぼだらけのど田舎、埼玉県蓮田市から始まった。
小向さんも蓮田市ご出身。
蓮田の、遠い昔の物語。