浅草西参道商店街を歩いていたら味噌汁の試飲を配布していた。
足利二条大麦味噌 銀丸という味噌だ。http://www.ginmaru.net/
麦味噌だという。
飲むとガツンとくる。
非常にくっきりとした味わいの麦味噌汁である。
通常麦味噌は、甘く、飲み口がまろやかで、印象はほっこりである。
だが、その味噌汁は、くっきりとして、なにかパンチがあり、しかも独特な深みがある。
しかも通常の麦味噌と違って色が濃い。
新ためて、試飲配布販売していたスタッフにお話を伺うと、ビールの原料で使われる二条大麦を原料にして仕込まれているという。
通常、麦味噌は六条大麦を使用する。
また、麦味噌とは、麦麹を原料とした味噌で、米麹と違う麦麹を使ったものを麦味噌という。
味噌全体を麦で仕込むものではない。
栃木県はビール工場が多く、原料の二条大麦の麦大産地である。
そして生産量全体の2割は、規格外としてはじかれてしまう。
それを利用して味噌が作られた。
味噌は、現地の味噌屋(神保栄三久商店 じんぼえいさくしょうてん )のこだわりで作られた。
麦の浸漬時間の見極めがポイントだという。寝し時間は長くていいらしい。
製品の銀丸という名称は、この味噌がまだ完成途上だが、社長のとりあえず製品にして売ってしまおう、という思いから、金ではなく銀で丸とする、という意味がこめられている。
この足利二条銀丸味噌というのは、足利伊萬里グループが販売している。
グループでは、足利銘仙や美術品も取り扱い、そのほか、料亭なども運営している。
なので、食に対してもこだわりのスタッフがいる。
そして、この味噌には、社長大竹加寿博氏のおばあちゃんが作った味噌の再現、毎日見慣れた麦畑の活用などの地元足産業発展への思いが込められている。
開発ストーリーは動画で確認できる。
https://www.youtube.com/watch?v=YL-HyT-WQiY&feature=plcp
栃木県の最大生産物二条大麦の麦麹を使って味噌を仕込むところがすごい。
ある意味、新しい北関東文化を切り開いたと思う。
西日本では当たり前だった麦麹の麦味噌にたいして、関東人の口に合うきりりとした麦味噌を開発してしまった。
新しい地産地消の循環である。規格外の麦を使用するところも環境にやさしい。
銀丸味噌は、西日本とは違う関東人の口にあう新たな味噌だと思う。
銀丸の、改良が進み、今後、金丸味噌になった時の味わいも楽しみである。
麦麹と米麹の違いについて http://marukawamiso.com/spec/20120909.html
足利銘仙 きものの日 着物を気にしている。
かつおぶしのグルタミン酸と味噌の植物性乳酸菌で病気にならない食生活、第二弾。美味しく食べて医者いらず!「料理の手当帖」
放射線、がん、高血圧、肥満…二十数年の実験・研究でわかった味噌の予防・治療的効果。
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