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カテゴリ:ハピネス
小岩から立石へ自転車で移動すると、奥戸小学校の前に『古代東海道』についての説明看板があった。 鐘ヶ淵の墨田の渡しから、国府台へと古代東海道は続いていたらしい。 その住宅地の中を進む道の先に立石様はある。 まず、神社のマークが五角形でカラスがデザインされている。 樹齢は約350年だそうだ。 おそらく安倍晴明が引いた五角形の結界は今のところ曖昧になっている。 安倍晴明の五角形の意が寺の山号に含まれている。 そんな自分はカラスに見守られている。 唐で没した安倍仲麿の子孫、安倍晴明尾花丸。都を追われた両親のもと、すくすく育った利発な少年は帝の御悩平癒を願い上京する。待ち受けるは全盛の陰陽頭・蘆屋道満との問答対決、呪法合戦。そこに絡むは唐土から渡ってきた妖狐の化身たる美女。見どころ、聴きどころ満載、平成の講釈師・夢枕獏秀斎の語りの技をご堪能あれ。 平安時代を代表する陰陽師として、いま注目を浴びる安倍晴明。彼はなぜ陰陽師となったのか。昨今の「超人」イメージではなく、出世・栄達に腐心する中級貴族としての、等身大の実像に迫り、安倍晴明の最大の謎に挑む。 安倍晴明に関する最大の謎ープロローグ/陰陽師とは何か(「陰陽師」という占い師/「陰陽師」という呪術師/「陰陽師」という禁忌管理者)/誰が陰陽師だったのか(法師陰陽師/官人陰陽師)/陰陽師はどう生きたか(安倍晴明の栄達/惟宗文高の忿懣/中原恒盛の挫折 ほか) 繁田信一(シゲタシンイチ) 1968年、東京都に生まれる。1997年、東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。2003年、神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。博士(歴史民俗資料学)。現在、神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小説、紀行、対談と様々な形で陰陽師・安倍晴明の姿に迫るファン待望のアンソロジー。 視鬼(高橋克彦)/愛の陰陽師(田辺聖子)/日本の風水地帯を行くー星と大地の不可思議(荒俣宏)/晴明。-暁の星神(加門七海)/鬼を操り、鬼となった人びと(小松和彦/内藤正敏)/三つの髑髏(渋沢龍彦)/下衆法師(夢枕獏) 安倍晴明(九二一~一〇〇五)平安期の陰陽師。土御門家の祖。説話や伝説に彩られた安倍晴明の実像はいかなるものだったのか。平安時代の諸記録から多様な陰陽道祭祀や儀礼の現場を復元し、「術法の者」としての生涯を明らかにすることで、従来とは異なる新しい晴明像を描きだす。 安倍晴明の“現場”へ/鬼を追う晴明/「陰陽師・安倍晴明」の登場まで/天徳四年内裏焼亡す/岡野玲子『陰陽師』の作品世界/『占事略決』という書物/すそのはらへしたる/民間「陰陽師」の系譜といざなぎ流/「道の傑出者」/冥府の王・泰山府君/天界と冥界の奥処へ/その後の「安倍清明」 斎藤英喜(サイトウヒデキ) 1955年東京都生まれ。法政大学文学部卒業。日本大学大学院博士課程満期退学。椙山女学園大学短期大学部助教授、仏教大学助教授などを経て、現在、仏教大学文学部教授。専攻は、神話・伝承学研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 雅やかな平安京も、それはうわべだけの昼間の顔。夜ともなれば、都の人の恨みつらみ、妬み嫉みがどろどろと渦巻き、それが怨霊・妖怪・疫病神の姿になって百鬼夜行する、恐ろしいところなのである。それらを封ずることができるのは、陰陽師・安倍晴明。式神をあやつり闇の世界を支配するのみならず、時の権力者に仕え表の世界も支えていた男である。この男は狐の子なのか?どんな奇跡を起こすのか?奇怪な謎に包まれた晴明の真の姿を、史実と伝承を織り交ぜて描く、安倍晴明伝のバイブル。 第1章 安倍晴明の誕生/第2章 天才陰陽師安倍晴明の呪術/第3章 宿命の対決/第4章 安倍晴明と陰陽道/第5章 呪われた都の悪霊祓い師/第6章 異界 怨霊に守られた平安の都、京都。鬼門ラインの守りは「猿」、神門ラインの守りは「天狗」!?「太郎焼亡」では陰陽道の神門が、密教の鬼門に勝利した、が…。安倍晴明と陰陽道の史跡を徹底ガイド。 第1章 陰陽道の黎明/第2章 神となった怨霊たち/第3章 安倍晴明と平安京/第4章 陰陽道と方位/第5章 陰陽道と星の神々/第6章 平安後期の陰陽師たち 川合章子(カワイショウコ) 大阪生まれ。中国留学より帰国後、京都に移り住む。「封神演義」「古今奇観」など、中国古典の翻訳に取り組んだ後、平安時代の京都や陰陽道についての著述を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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