アウト・ドアめし

富士見パノラマリゾートへ行きゴンドラに乗って入笠山トレッキングをした。

http://www.fujimipanorama.com/summer/

入笠山は、360度パノラマビューができ、深田久弥の100名山のうち22山が見渡せる。
花の名所ともいわれ、5月4日は、カタクリの花が咲いていた。

山頂まで1時間のトレッキングコースだったが、子供たちが我先にと道を2回も間違えて進んだため、2時間ぐらい掛かった。
８家族とその子たちのトレキングで、子供も15人以上いた。
逆にいい運動になったと思う。
簡単な登山コースのはずだが、ビルの階段５０階分は登ったので、多少は筋肉と関節に負担があり、汗も出てきた。

湿原地帯や鹿から守られているエリアは、これから咲くだろう状態で枯れ草の芝生状態に見えている。

山頂からは富士山と八ヶ岳が見える。

伝説では、女神の富士山が男神の八ヶ岳と背比べをして、負けた嫉妬で八ヶ岳を叩いたら八つの山になったという。

そんな両方の山が見える。

遮蔽物のない山頂は風が強く、被っている帽子もどこかに吹き飛びそうになる。
子供たちには帽子を脱ぐように指示をした。

すると下の子が後から登頂してきたお母さんに、｢お母さん、帽子、脱いで。飛ばされちゃうよ。｣と大声を出しながら駆け寄って行く。
父親の声がしっかり伝わるのが確認できて嬉しい。

５月初旬の山頂に吹きすさぶ風は冷たい。
体温が簡単に奪われてしまう。
立つために体を支えるバランスが試される。
ここで弁当は食べられない。

ギタレレを持参で登頂したが一部のコースでは、ギタレレではなく、杖を持ちたかった。
全員で、ご飯を食べたがそういうときにみんなに向かって弾けるレパートリーを何曲か仕込む必要があることを強く感じた。

下山して、温泉組と八ヶ岳自然文化園組にに分かれた。
温泉組は、鹿の湯温泉へ行った。

http://happoen.jp/hotspa/higaeri.html

車の中で温泉検索をしながら芒硝泉がいいな、と話していたところ、行き先に決めた鹿の湯がまさにその芒硝泉だった。

自分の中で体に一番効くのは芒硝泉だと思っている。
体調にも依るが発熱したり、下痢したり、デトックス効果のような反応が体に起きる。

今回は、激しい反応は出なかったが、トレッキングの疲れがスッキリ流れ落ちた感覚があった。
その日も、翌日も筋肉痛は一切出なかった。

そんな5月4日を過ごす。

景色や植物を楽しみながらゆったり低山ハイキング。ロープウエーやリフトで楽々アクセスする雲上の庭園歩き。首都圏から行ける、５０のコースをご紹介。
春（高尾山（東京都）気軽に歩ける東京のオアシス／大楠山（神奈川県）菜の花畑と港湾を一望　ほか）／夏（入笠山（長崎県）可憐なスズランが群生／太平山（栃木県）石段のアジサイに風情　ほか）／秋（尾瀬ケ原（群馬県）遙かに広がる秋色の湿原／日和田山（埼玉県）真っ赤な巾着田を展望　ほか）／冬（鎌倉アルプス（神奈川県）歴史感じるハイキングコース／三浦富士（神奈川県）お手軽な「富士」登山いかが　ほか）
西野淑子（ニシノトシコ）
関東近郊を中心に、オールラウンドに山を楽しむフリーライター。日本山岳ガイド協会認定登山ガイド。ＮＨＫ文化センター「東京近郊ゆる登山講座」講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）


東京から日帰りで行ける２０の山と４つの丘陵。スニーカーでも登れるご近所山から、ちょっと遠くのすてき山、紅葉や雪景色が美しい秋冬の山まで、誰でも行けて必ず楽しい、山はあなたのすぐそばに。
１　スニーカー山ー小さなのんびり散歩やま（弘法山（丹沢前衛・神奈川県）-のんきなご近所花見山／大楠山（三浦半島・神奈川県）-逗子の裏山ビギナーズやま／浅間山（箱根・神奈川県）-甘く暖かな花ざかりの箱根　ほか）／２　遠くのすてき山ー日常を離れて、どこかへ（霧ヶ峰（中信・長野県）-夏のひととき花の高原で／太郎山（上田・長野県）-地元の人に愛される遠足山／入笠山（南アルプス前衛・長野県）-湿原とスズランの香りやま　ほか）／３　秋と冬の山ーより深く季節を味わいに（三頭山（奥多摩・東京都）-東京随一のブナの森／鉄砲木ノ頭（富士周辺・山梨県）-ススキ光る山中湖畔の山／碓氷峠（軽井沢・長野県）-奥軽井沢の優雅な散歩道　ほか）
羽金知美（ハガネトモミ）
写真家。１９７２年東京都生まれ。桑沢デザイン研究所写真研究科修了後、ホンマタカシ氏に師事
若菜晃子（ワカナアキコ）
編集者。１９６８年兵庫県生まれ。学習院大学文学部国文学科卒業後、山と渓谷社に入社。『ｗａｎｄｅｌ』編集長、『山と渓谷』副編集長を経て独立。『ｍ¨ｕｒｒｅｎ』編集・発行人（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）


憧れの八ヶ岳・アルプスの名峰から1年中行ける気軽な低山まで、ロープウェイとケーブルカーの山頂駅から歩きだす45コースを、ガイドと地図、さわやかな写真で紹介。アプローチの短縮と手軽に山岳の雰囲気が味わえる利点で、山頂・山上駅から歩く山あるきは憧れの山がぐっと身近になる。巻末では高所登山の計画と準備、山の基本マナーなど、安全な登山のための基本情報もくわしく解説している。コピーして投函できる登山計画書、装備チェックリスト付き。
八ヶ岳・アルプス（入笠山／蓼科山　ほか）／上信越（榛名山（榛名富士）／鹿俣山・玉原高原　ほか）／北関東・南東北（半月山／日光白根山　ほか）／関東周辺（高尾山・小仏城山／御岳山　ほか）