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カテゴリ:長野
シャロムヒュッテ 久しぶりのシャロムヒュッテである。 HPを見ると、今年4月から臼井さんがシャロムに戻った、とある。 変化が起きているらしい。 宿に着くと食事の準備が始まった。 台所では、調理が始まっていた。 今回のシャロムでの食事は、丹誠込められたこだわりのマクロビ料理がでるのではなく、その日のあるものをスタッフが試行錯誤しながら好きなものを作るといったものだった。 手伝いをするとして厨房に入ると、味噌汁を作ってほしいと言われた。 昆布で出汁が取られている沸騰前の鍋があった。 とりあえず、ひと煮立ちする前に昆布を取り出し、そこに、キャベツ、ネギなどを入れる。 そして、冷蔵庫に味噌が少量しかないことが判明する。 漬け込んだ味噌樽がどこかにあるらしいのだが、厨房のスタッフがすべて4月以降の滞在者のため、また、あるじ臼井さんが、不在のため味噌行方不明となる。 そこで、そのあるだけの味噌と醤油を使って味付けをする。醤油も自家製なのだろうか、濃くて粘質性がある。 味噌を入れ、塩分濃度が心地よいぎりぎりになるまで醤油を加える。 味噌汁もしくは、野菜スープもどきはうまくできた。味がいいと、男性スタッフからほめられた。 また、出汁昆布は、刻んでご飯の友を作ることにした。 庭に出て、山椒の葉とパクチーを摘んでくる。スタッフに聞きながら山椒の木を見つける。また、入口近くにあるパーマカルチャー塾課題で作られたスパイラルガーデンに植えられたハーブから、パクチーを見つけて採取する。 それらを洗って刻んで、昆布とあえる。 味付けは、味噌、醤油、唐辛子それと冷蔵庫にあった梅酢を使う。自分としては、ジャパンハーブの効いた塩気と酸味のあるさわやかなご飯の友ができたと思った。 そのほか、その日の食卓には車麩の揚げ物が並ぶ。 車麩にニンニク醤油を染み込ませてゴマと衣を付けて揚げたものだ。 臼井さんは、長野でのエコエネルギーの説明会に参加で不在のようだ。 シャロムスタッフと食事が始まる。 今回、ゲストとして、参加されたご夫婦は、神奈川で有機栽培を手伝っており、そこの紹介でシャロムに来たそうだ。 話をしながら見えてくるのはスタッフたちの人生が見えてくることだ。 現在、自分の住んでいる場所を変えたい、若しくは理想の定住地を探している。 そんな指向性を感じた。 シャロムでは、新しいライフスタイルが模索されている。 環境を意識した洗剤、石鹸を使わない生活や、自然農や自然農法などの農業実験が進められている。 岡田さん(炭素循環農法)や、川口さん(不耕起栽培)などの農法が試されている。 パーマカルチャーの提唱するチキントラクターなども設置されている。 そんなシャロムのドミトリー部屋に宿泊予約をして、食事の後は、シャロムの1階ホールでスタッフと夜11時近くまで、新しいライフスタイルについて語り合った。 翌朝は、ヨガを行い、体の固さを確認して、そのあと、シャロム周辺のエコツアーに参加した。 保育施設が大きくなっていた 日によっては、約20名近くの園児が集まるそうだ。 朝の9時には、スタッフたちに別れを告げて、貨幣経済システムの営みの中へと戻る。 また、そのうち、現代文明の価値をリセットしにシャロムへ行こうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.05.30 14:30:54
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