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カテゴリ:長野
米子大瀑布 米子大瀑布へ行った。 NHK大河ドラマの真田幸村のオープニングにも登場する滝である。 秋が深まる米子大瀑布をたたえる四阿山は、正に紅葉が見頃になっている。 これから入山規制が始まるので今が山に入る最後のチャンスとなる。 ゲストハウスで知り合った霊感娘と山に入る。 米子瀧山不動寺へ向かう里山の用水路を水が流れる。 その音が、米子大瀑布へ向かう彼女にとって、心を整えるルーティングワークのようなもので、戻ってきたという感覚が増すそうだ。 麓から滝へ向かう山道に車で入ると何かの法則があるのを感じた。 山の掟?、山のルール?、何かコントロールされているものがある。 昭和なのか、江戸時代なのか、昔の生活習慣なのか、真言宗豊山派の張る結界に入ることによるのか。 不動瀧は、米子瀧山不動寺の御神体でもある。 その回りは、霊山として修行の場でもあった。 http://www.yonakofudoson.net/sp/ 米子瀧山不動尊信仰は、近くの妙徳山における白山信仰、奇妙山における念仏信仰、菅平四阿山における熊野信仰を生んだ中世の山岳修験道によって発生してきたもので、念仏行者但唱上人、その弟子と言われる閑昌上人の念仏行と深くかかわっています。 日本のどこでも水が涌き出るところは、行基か空海の話が付きまとう。真言宗豊山派の全国布教活動として治水技術を持った、布教土木集団の存在があったことが推察される。 不動瀧は、落水が霧になる。 見ていると、錯覚で下から上へ何かが立ち上るようにも見える。 頭に浮かぶのは、聖書の言葉である。 1:ヤコブの手紙/ 04章 14節 あなたがたには自分の命がどうなるか、明日のことは分からないのです。あなたがたは、わずかの間現れて、やがて消えて行く霧にすぎません。 不動瀧にキリスト信仰を持ち込むと、米子瀧不動尊の住職に怒られてしまう。 霊感娘によると、大勢の人が入山すると、気持ち悪くなって嘔吐が起きるそうだ。 また、山道の祠の裏側にある大きな岩の霊力に体が反応していた。 彼女が、近づくと岩の中に潜む何かを起こしたせいか足に鳥肌がたったという。 実は彼女と同時に自分の足に寒気のようなものが通過していた。 なんだろう、電気マッサージのようでもある。 もののけ姫に出てくるシシ神のようなものだろうか? どちらにせよ、不動瀧を抱える四阿山は、今でも修行場であり、霊山として何かがある場所になっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.11.07 03:28:50
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