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カテゴリ:東北
奥田政行さんの料理を塩とオリーブオイルをかけただけの素人料理と酷評する人もいる。
ただ、FOODEVERに展示されている食べものの地球暦を見る限り奥田さんがただのシェフ業に留まらず別の思想家の領域に踏み込んでいることが見えてくる。 また、鶴岡駅前に出来たFOODEVERの食の提供場所としてある奥田政行さんの手掛けるFarinamore(ファリナモーレ)で、ファリナモーレプレートを食べた。 その時、テーブルにあるコースターが気になった。 そこには、「野菜の味のうしろにある物」というタイトルで、コンパクトに太陽と土と野菜の関係がまとめられている。 時間帯によって太陽からの波長が変化し、地球も野菜も人も全てに影響があることが見えてくる。 また、山からの風や乾いた空気が大切なことや、雷などがマイナスイオンを発生させることにも言及している。 奥田さんの体系まとめ力を感じる。 安東昌益や宮沢賢治を連想させる。 在野の独自思想家で、社会を変化させる影響力をもった人物に共通する匂いだ。 奥田政行さんの料理は、素材の持ち味を引き出す試みで、きっと本当に美味しい料理とは、最適な環境で育てられた野菜をその場で採って食べることなのかもしれない。 その時、少しの塩とオリーブオイルが野菜の旨さを引き立てる。 人と人をつなぐ料理 食で地方はよみがえる [ 奥田政行 ] アル・ケッチァーノ奥田政行のちゃちゃっとイタリアン 素材を生かす塩使いマジック 塩を楽しむ (Lady bird Shogakukan jitsuyo s) [ 奥田政行 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.07.14 08:55:33
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