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ジュネーブその日暮らし(+革モノ作り・レザークラフト)

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2020年02月25日
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カテゴリ:革モノ作り
革で何かを作るためには、いろいろな専用道具が必要です。
中にはホームセンターや100均で間に合うものもありますが、そうでないものも。

例えば目打ち。

目打ちは革に縫い穴をあける道具。
歯を革に当てて、木槌などで叩いて穴を開けます(目打は印つけにとどめ、穴は別の道具であける方もいます)。

価格はピンキリ。
安くても結構使えるものもありますが、中には、目の幅が違う、穴が開かない、など、使いものにならない道具も売られているので注意が必要です。


(これは300円くらいの安い菱目打ち。価格の割には穴も綺麗で刺さりもよい)





フランスのBlanchard社 (エルメスが使ってるメーカー)など、1本2~3万円するものもありますが、個人的には、大同特殊鋼のSKD11かDC53などを使い、中国・香港・シンガポールあたりで職人が作っている1万円前後のものでも品質的な差異はないように思います。

ところで、各々の目打ちって何が違うの?

といえば、穴の形や角度。
各メーカーでちょっとずつ異なります。

(穴の違いがわかりやすい2種類の菱目打ち例)





中には、見た目にはほぼ同じで違いがわからない穴があくものもありますが、糸を通してみると縫い目の印象が違います。
どんな縫い目にしたいのかは、作り手の好みが大きく分かれるところ。
お値段ではなく、作る人が思い描く理想の縫い目に近い目打が一番いい目打ち・・・ということになるんじゃないかと思います。

(これは私が今使っているもので、中国の李喜超さんの菱目打ち)






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最終更新日  2021年06月11日 02時00分41秒
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