ジュネーブその日暮らし（＋革モノ作り・レザークラフト）

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  日本アニメのＤＶＤ

  　さて、来週からの『パリ観光２００７（と勝手に呼称）』。　５００キロ以上離れたパリまで、往復はまたしても車な我が家。　ついにこれを買ってしまいました・・・。　そうです。　車内ＤＶＤシステム。２画面。　５時間もの間、退屈な子供も辛いでしょうが、その喧嘩やら文句やらに付き合うのは親の方も辛いので、どうしようか・・・と電気屋へ見に行って・・・思っていたよりお安い３６０フラン（３万６千円）くらいだったので・・・つい・・・（＾＾；）買ってしまいましたよ・・・。　日本のＤＶＤも見られる方式のものなので、まあ、帰国の時も持って帰れるし（＾＾；）（言い訳）。　さてさて。　まあ、機械はそれでいいとして、ＤＶＤソフトの方ですが、スイス、フランス語圏に住んでいて嬉しいことの一つに、日本のアニメＤＶＤがすごく安い！ということがあります。　ええ、安いんですよ～。本当に。　最初はビックリしましたね～。　ご存知の方も多いと思いますが、フランスでは日本のアニメやマンガがとっても人気。　なので、マンガもアニメＤＶＤも発売が早いんです。　マンガはフランス語なので読めませんが（＾＝＾；）、ＤＶＤはこっちで売っているものでも、音声切り替えで日本語が入っているか、フランス語は字幕のみなので、機械さえ対応機であれば、普通に見られるんですよ。　その上、種類も豊富。　こっちの普通のＴＶで放送されていない（有料アニメ専門チャンネルでは放送したのかもしれないけど）『ごくせん』とか『るろうに剣心』、大人向けの『モンスター』なんかまでありますから。新作品が毎月のように出てますので、本当に嬉しい限り。　で、スイスフランス語圏では、言葉がフランス語なだけにその恩恵にあずかれるという訳なんです。つまり、フランスで発売されたものはジュネーブでも売っているってこと。　我が家では、日本でも人気のアニメ、『ナルト』を発売するたびに買っていますが、１２話入って５０フラン（５千円）程度。因みに、ナルトはこちらでもＴＶ放送している超人気アニメ番組なので、フランス系のメディアショップ、フナックでは平積みです。　今回我が家は旅行用に、数年前ＮＨＫで放送した『ムリョウ』と民放放送の『焼きたてジャパン』を購入しましたが、全話入ったBOXセットで、『焼きたてジャパン』は５０フラン（５千円）程度。『ムリョウ』は４０フラン（４千円）程度。　ちなみに、日本での販売価格は、どちらも４話で５０００円以上しています。だから　全話日本で買うと３万円以上します。日本では買えんわい（＾＾；）。　あまりの安さに感動すら覚えます（笑）。　いや、日本が高すぎるのか・・・（だって、金払って見る映画じゃなくて、もともとは民放だったらタダで見られるテレビ番組なんだもんね）。　なお、ジュネーブでは、メイランのメディアマルクで日本のアニメが種類が多く揃っています。最近のものは大体日本語も入っていますが、購入の際は一応、　Japonais  (日本語）　表記か、　Version integrale Sous-Titree Francais(フランス語字幕版)をお確かめ下さい。古いアニメ（アルプスの少女ハイジとか）だと、フランス語吹き替えオンリーのものもあります。　親しみやすい日本のアニメを、フランス語字幕や、フランス語バージョンで見れば語学力もアップ（笑）？　あ、でも本当に「そうか！こう言えばいいのか！」と参考になることも結構・・・（＾＾；）。 

  2007年10月19日

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  チーズの話し（ブリア・サヴァラン）

  Ｂｒｉｌｌａｎｔ　Ｓａｖａｒｉｎ（ブリア・サヴァラン）　このチーズの名前は、フランスの有名な美食家（もとい。本当は法律家）、ジャン・アンテルム・ブリア・サヴァラン（Jean Anthelme Brillat-Savarin　1755年4月1日 - 1826年2月2日）の名を冠しています。　ブリア・サヴァランは、「ふだん何を食べているのか教えてごらん、どんな人だか当ててみせよう」 「チーズのないデザートは片目の美女と同じ」などのフランス人なら誰でも知っている（はず（＾＾；））の、食に関する数々の名言を残した人物。　あ、でも、誤解のないように書いておきますと、　　　　　本人はこのチーズを食べてはいません。　何せ、このチーズができたのは１９３０年ごろですから。　さて、この一見カマンベールに見えるチーズ。産地もカマンベールと同じノルマンディ（以外で作られたものもある）で、牛の乳が原料ですが、カマンベールチーズとはちょっと違います。　味は、カマンベールを、うんとうんとクリーミーにした様な・・・。　言ってみれば、カマンベールチーズのクリームチーズバージョン。熟成の進んでいないものは「フレ」、熟成させて白カビがついているものは「アフィネ」といいます（写真はアフィネ）。　フィラデルフィアやキリなどのクリームチーズに比べ塩気がやや強く、リンゴや蜂蜜、フルーツのコンポート、ジャムなんかと一緒にデザートとして食べるのがおいしいです。　ウチの子供にも大好評のチーズです。　カマンベールに比べ、脂肪分が多いので、ダイエット中にはそれが気になりますが、これはあくまでチーズ。ケーキと違って量はそんなに食べられません（私個人は、３０ｇでも満足。５０ｇが限界と思うし）。　なので、デザートに食べるんだったら、ケーキよりカロリー控えめかな？　フランスカルフールでの価格はハーフ（約２５０ｇ）で４ユーロ程度。　特に高額なチーズではありませんので、噺のタネにもいかがでしょうか？　あ、でも、味も本当においしいですよ（笑）。　ちなみに、勿論日本でも手に入ります。空輸でしょうから、ちょっとお高いですけど。　まるでチーズケーキのようなブリア・サヴァラン　1/4カット

  2007年10月18日

• そして・・・クラリネットは無事だったか？

  　楽器を揃えての初音楽授業のあった火曜日が終わり・・・。 　クラリネットは無事に帰宅しました（ホッ）。 　インター校といえど、スイス在住のセレブ～な父兄の子弟が多く通う他校とは違い、殆んどが国際公務員の子弟という、特殊な環境のわが国連キャンパス・・・。　やっぱりいきなり１０万円もする楽器の購入や、レンタルということで父兄から色々問い合わせがあったようで、１）破損や盗難対策として、登校後すぐに教室内で先生が楽器を預かる。２）バンドの授業は今年限りで終わりではなく、来年も音楽の授業として続ける（継続を希望しない生徒は、通常の音楽の選択も可）。３）先生は各楽器のプロを招く。レッスンは音楽の時間に小人数グループで行う。４）楽器の演奏が不得手な子には、昼休みや放課後補習レッスンをする。　というお知らせが追加で来ました。　結局この日は二人を除いて全員楽器を用意して持ってきたそうです。　持ってこなかった１人は転入したばかりで英語が不自由なため、音楽の先生の言うことがわからず、まだ自分の楽器を選べていない子（それは仕方ないと思う）。　もう１人は、「お金が無くて買えないし、レンタル代も払えないから」という理由で、楽器を用意してこなかったお子さんです。　但し、これは経済的に苦しい、払えないというのではなく、「それ」に払うお金はない、ということでしょう。　冬季体育授業のスキー教室なんて、道具代も入れたら今回の音楽よりお金かかるけど、いまだかつて、誰も「お金が無くて参加できない！」なんて言った人いないもんね。　そもそもレンタルのお金（一番安い楽器だと月３０００円くらい）も払えない家庭だったら、学費がバカ高いインター校へは来てないと思うし。　親が音楽や楽器演奏に価値を見出していないのだと思うけれど、殆んどの子が楽器を準備している状況の中、１人ぽつんと楽器のないお子さんは、あまりにかわいそうな気が・・・。　っていうか、本当にお金がなくっても、子供本人に「うちはお金がないので楽器は用意できませんでした。」　なんて皆の前で言わせるのは酷でしょう（－＿－；）。　親が信念を持って用意しないのなら、事前に音楽の先生に説明し、話し合うべきだし、本当に金銭的理由であれば、事情を説明し、どうしたらいいのか相談すべきです（何でも相談してくださいという内容の手紙も、学校からちゃんと来ていました）。　色々な国の人が集まる学校だから、価値観も事情も色々だとは思いますが、だからといって、親の都合で子供に辛い思いをさせていいというわけではありませんからね・・・。　ところで、音楽の授業は最高に面白かったようで、火曜日は大興奮して帰ってきました。　今週は帰宅すると毎日クラリネット吹いています。　今日は、１２月の弟のピアノ教室のクリスマス会で、クラリネットで出演したいとか、自ら大それたことを先生に申し出て、気軽に許可されていました（＾＝＾；）。　え？でも、１２月って・・・あと２ヶ月じゃん・・・。　本当に吹けるんか（＾＝＾；）？　息子がピアノからクラリネットに転向する日も近い（笑）！？

  2007年10月12日

• バイオリンレッスン覚書（３７）

  個人的なバイオリンレッスン覚書です。課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 1st ２d ３d ポジ練習の４番・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番・J.H.Fiocco　アレグロ音階練習　まだ肘に力が入っている音がしている。けれど音の伸びは良くなった。　音階でビブラートの練習をするのも忘れずに。ビブラート、指の動きは良くなったが、音が出ていないので、音をよく聞いて。A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ２d ３d ポジ練習の４番　Ｄ線の時に音階が微妙に低い。Ｄ線で低くなりがちなので気をつけること。　ソの時にはＧの開放弦、ラの時にはＡの開放弦の重音にして音を聞きながら練習すると良い。　モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番　合格。但しメヌエットはもう少し早く弾くこと。その方が曲の感じが出る。　ビブラートはあまり大きく指を動かさなくても鳴るので、音階練習の時と同様音を聞いて。　指の中に１本芯が入っていて、それが振動しているイメージで。J.H.Fiocco　アレグロ　デタッシュがまだ甘い。　一部分でいいので、ゆっくり一音ずつ練習すること。軽快な感じをもっと出して。　４の指の音と、Ａ線ドの音階が甘い。きちんと合うようにこれも取り出し練習。　最後の和音２つは、ガッという感じで弾かず、バナナのカーブをイメージして（笑）。　特に最後の４弦の和音、弦を見て２音ずつきちんと弓を当てて（そうか！この音で曲終わりだもん。見ればいいんじゃん！と、今更気付くいんど象であった（＾＝＾；））。　先生との雑談（バロックの弾き方について）先生がバッハの無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータを一部弾いて例にし、解説。先生「弓が違うんですよ。この時代は。竿が真っ直ぐじゃなくて、弓矢の弓みたいに曲がっていて。」象　「あ、絵で見たことあります。」先生「あの弓だと、竿に弾力がないんで、例えば今の弓のように、一音を弾きながらだんだんクレシェンドすることができないんです。弓の最後は必ず小さくなるんです。また、弓を大きく使って壮大に弾くこともできません。なので、昔のバロック楽器の雰囲気を再現して弾くんですよ。こんな感じに・・・(先生弾いてみる）。　　ただ、バロックの弾き方は時代によって変わるので、少し前までは、今の弓で今の弾き方で情緒たっぷり、壮大に弾いていました（先生そのパターンも弾いてみる）。今は懐古ブームというか・・・昔のまま弾くのが流行りなんですよ。」象　「はあ。弾き方に流行・・・なんかあるんですね・・・。」先生「昔の作曲家の意思を尊重するってことです。昔はそういう楽器しかなかったから、作曲家も楽器の能力の範囲で作曲するしかなかった。」象　「じゃ、今の楽器だったら、曲も変わっていたかも・・・。たとえばバッハでも、当時のバイオリンに今のバイオリン演奏のような能力があれば、もっともっと情緒的に弾く曲も作ってたかも・・・。楽器も進化していますし。」先生「そうですね。その能力が楽器にあれば、曲そのものが変わっていたかもしれませんね。当時はピアノもなく、チェンバロとか・・・。」象　「確かバッハは最初はオルガン奏者でしたよね。あの時代のは、今のピアノに比べると、音が平坦だし伸びないですよね（笑）。」先生「そう。伸ばせないんです。音が（笑）。弾くそばから消えてしまいますね。　学校でチェンバロに合わせて弾くというのをしましたが、そういう鍵盤に合わせるんでバイオリンもおのずと・・・ですね。　実は、学校の試験でバロック奏法の試験っていうのがあるんですよ（－＿－；）。正直私は情緒的な弾き方の方が好きですけど（笑）。」象　「あ、私もです（笑）。」●次回課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ２d ３d ポジ練習の４番・L.Plryel Op.8 DUO 1・J.H.Fiocco　アレグロ

  2007年10月11日

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  スイスのワイナリー見学（その２）

  　さて、肝心のワインの葡萄絞り工程ですが・・・。１）機械での摘み取りその１で登場した機械機械で振り落とされ、この様に実だけ取られます。２）つぶしここでローラー状の機械でつぶされます。ジュースも出ているのは、機械に入れる前に、葡萄が重みで潰れているからです。３）濾してジュースにちょっと判りにくいですが、ドラム式洗濯機のドラムの様な機械でした。ジュースは遠心力で絞るようです。絞ったジュースは下に滴り落ちてきます。という工程で、あとはワインにすべく、タンクに入れて発酵させるそうです。絞ったばかりからすでに発酵が始まっているのか、こぼれた発酵するときのガスのにおいがしています。さて、葡萄絞り工程を見学の後は、絞りたてのブドウジュースと昨年のワインの試飲です。ワインは白、ロゼ、澱入りの白。澱入りの白は、すごくシャブリに似た味でした（って、私の味覚だから当てにはならないが（＾＾；））。ダンナはロゼと白のセットをお買い上げ。子ども達にはワインの葡萄と、絞ったブドウジュースをおみやげに頂きました。ワイン用の葡萄がそのまま食べられるなんて知らなかったわ～。こちらの人は葡萄は皮をむかずに食べるので、いつもの様にそうやって食べたのですが、実はともかく、とにかく皮が渋い！皮をむいて食べれば大丈夫ですが、品種的なものなのか、皮はむきにくいです。まあ、葡萄の味としては、やっぱりイタリア産の食用葡萄の方が美味でしたが（笑）。逆に食用のじゃワインには向かないんだと思うし・・・。ブドウジュースは普通のブドウジュースとやっぱり違う味。ジュースにすると、甘味は普通のブドウジュースより濃いという気がしました。それにしても、ワイン作りの工程って結構シンプルだったんですね・・・。紀元前から飲まれていただけのことはあります。なお、例年、葡萄摘みの時期には、こちら以外でも多くのワイナリーでワイン作りの工程が公開されたり、村単位でのワイン祭りが開かれています。

  2007年10月08日

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  スイスのワイナリー見学（その１）

  　もう２週間も前になってしまいましたが（＾＾；）、ジュネーブ近郊のワイナリーでの葡萄収穫見学イベントに参加してきましたので、今回はその話を・・・。　スイスワイン・・・・。　え～？何それ？聞いたことないよ？　という声が聞こえてきそうですが・・・。　いや～マイナ～ですねぇ・・・スイスワイン（笑）。　でも、スイスでもちゃんとワインを作ってるんですよ。スイス、レマン湖畔のブドウ畑の様子。この丘全部葡萄です。　まあ、ワイン通の人からは、「味ではやっぱりフランスだよ！」という意見もあり、ワイン通でない私などは、スイスワインの味の方は、よいのかどうかは、あまり良くわかりません（＾＾；）。　が、スイスのワインは生産量が少ないので、ほぼスイス国内で消費されてしまうため、海外市場にまで出回りません。なので、海外では希少価値といえば希少価値。　以前、フランス在住で、ワインについて料理学校で生徒に教えている知り合い（勿論ソムリエ資格もあり）のところでその話をしたら、「次回の土産はスイスワインにしてほしい。」と言われたし・・・（ものめずらしさ？）。　しかし、スイスのスーパーでは、ご当地スイスワインがたくさん並んでしますし、人気もあります。　ワイナリーも、ボルドーの様に見渡す限り葡萄畑・・・という様な広大なもはないものの、小さなワイナリーや、販売すらせず、村内や家庭だけで飲んでしまう量のごく小規模な生産農家がたくさんあります。　今回はそういった小規模生産農家ではなく、ワインで生計を立て、ちゃんと販売もしているワイナリーで、毎年恒例になっている葡萄収穫見学に参加いたしました。　こちらのワイナリーの奥様は実は日本人です。　なので、毎年スイス在住日本人の皆さんに声をかけ、日本語でワイン作りの説明をされています。勿論子ども達の参加も大歓迎。　ということで、当日は６０人くらいの在住日本人が集まりました。　こちらのワイナリーのブドウ畑の葡萄の木は約５万本だそうです。　以前は葡萄の収穫時期になると、３５人もの日雇い葡萄つみ労働者を雇い、奥様は３５人分の料理にてんてこ舞いだったそうですが、機械を導入してからは楽になったとか。　葡萄摘みの機械は、畝１本１本を振り揺らして落とす方式。赤枠内の、肋骨のような部分が葡萄の木を包み込んで揺らし、実を落とします。　各葡萄畑の畝の間隔、木の高さによって、オーダーする１点ものだそうです。　十数年前機械を導入したばかりの頃は、摘み残しがあるのを見て、近所の人たちが「ほら、だから機械なんかだめだ。」　　　　　　（新しいものが嫌いなスイス人としては、真っ当なご意見・・・。）と言われたそうです。実際多少は摘み残されていますが、多くの摘み残し葡萄は、小さすぎの渋いものだけなんだとか。ワインを造るのには葡萄ジュースの糖度制限があるそうですが、こちらの機械摘みの葡萄ジュースは近所の平均を遥かに上回る糖度だそうです。　そういえば、この機械、他のブドウ畑でも見たような気が・・・大規模な所は最近やっぱり機械摘みになっているのでしょう。　しかし、スイスは山岳地帯という土地柄、畑が大きくても機械が入れない傾斜地であることも多く、その場合はやっぱり手摘み。　この前世界遺産になった、モントルー近所のラ・ヴァー地区は有名なスイスでは有名なワイン生産地ですが、とても機械が入れない階段状の段々畑で葡萄を栽培しているので、手つみの葡萄をベルトコンベアーで作業場まで上げています。その２に続く 

  2007年10月05日

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  パリ、子供なしナイトにはオペラを

  　今年もジュネーブの「ジャガイモ休み」にパリへ行くことにしました。　今回はムフフフ（￣∇￣）。　友達のＴさんご一家とホテル＆日程を合わせ、お互い一晩ずつ子供を預かることにいたしました。　つまり、　パリで子供なしナイト！　が実現するわけです！！！（うれし～）　パリで子供なしの夜・・・。　ああ、何てステキな響き・・・（注：官能的な響きではない）　　　　ということで、私の人生に、もう二度とないであろうと思われるパリ子供なしナイト。何をすべきか検討してみたのでありました。　クレージーホースやムーランルージュへ行く、三つ星レストランで三昧・・・など考えましたが、どっちもイマイチ。 　旦那とあーだこーだ言いながら、最終的に思いついたのが、　オペラ座でオペラを観る！　ということでした。　パリのオペラ座でオペラ（￣∇￣）・・・う～ん・・・・うっとり。　これこそ、「一生に一度のパリ！コブなしナイト！」に最も相応しいイベントではありはしないでしょうか？　日本でもオペラは観られますが、パリのオペラ座は、バスティーユ、ガルニエとも、キャスト、演目、設備など日本ではなかなか体験できない素晴らしさらしいです。　お値段も、一番良い席で１人１３０ユーロ（バスティーユ）か１６０ユーロ（ガルニエ）と丁度よし。　早速オペラ座のホームページで演目調べをすると、丁度パリに行く時期に「椿姫」と「トスカ」が上演予定。ああ、もうどっちもいいわ～（でもどっちかというと好みはトスカか）。すんばらしい！！！さあ！オンライン予約だっ！！！！ 　あれ？ 　うそ！ 　・・・・ガーン・・・・。う、売り切れ。　ヒョォォォォォォォォォォォ・・・・（心の中を風が吹き過ぎて行った音）。　そうよね・・・。　年間チケット買ってる人も結構いるもんね・・・。　・・・１ヶ月前くらいじゃ無理よね・・・（－＿－；）。　人気の公演は、１ヶ月前ではご用意できないこともございます。　オペラ座のご予約はお早めに（英語ページがあるので自力で予約できます）。　なお、オペラ座への直接ご予約については、こちらのページの解説が便利です。　　　　　↓　フランスツーリズム旅行情報局　トップ＞パリ＞オペラ座　でどうぞ。 　う～む・・・。　あとはキャンセルチケットにかけるか？ 

  2007年10月03日

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  クラリネットがやってきた！

  　と、いうことで・・・迷ってても埒が明かないので、勢いでクラリネットを購入してきました。（話が見えていない方、前回までの話はこちら）。　吹奏楽器専門の指定楽器屋さん、Servette92Musicへ行ってプリントを見せたら、何の迷いもなく、クランポンの方を出されました（ああ、やっぱり・・・（￣∇￣；））。息子のCrampon E11　１２３５フランなり（－＿－；）。 　クラリネットって、分解されて売られているモンだったのね・・・(勿論我が家の誰も組み立てはできない）。　組み立てるとそれなりに大きいけど、分解できるので、ケースは３５×２５×１０くらいで、持ち運び楽々。　ここのお店は、奥が工房になっていて、客の購入楽器はすべて店で職人さんが確認、調整してから売られている様です。息子のも、奥にもって行き職人さんが点検してからの引渡しとなりました。　この楽器の修理は工房のない楽器店ではフランスまで一々送るそうだけれど、ここの店ではすべてここで修理ができます（購入者はお店の1年保証付き。その間は買取保障もあり）。　店で修理できるものしか売ってないのが、ここの店主のコダワリらしいです（笑）。　楽器への愛情があふれ（？）、「お子さんには先生に組み立てを習うまでは、家でも触らせないように。　　『学校へ持って行っても決してケースを開けず、先生にケースごと渡しなさい。学校で最初にそのケースを開け、クラリネットに触れていいのは先生です。』と、言っておく様に。」と、息子への伝言。う～む・・・。一々そりゃそうだわ～と納得できるその言葉（＾＾；）。間違いなく息子に伝えまする。 　さあ、楽器練習はいよいよ来週からだ！　どうなる？息子のクラリネットデビュー。 　というか・・・。果たして楽器は無事に初レッスンを終え、家に帰って来られるのか？（そっちの方が懸案（￣∇￣；）？）次週、レポートを待て（笑）！

  2007年10月01日

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  ジュネーブで鴨鍋を食す

  　突然ですが、ジュネーブではスーパーなどで鴨肉が簡単に手に入ります。日本の合鴨と違って、本物の鴨。その上、お値段も日本よりお安い。　でも、鴨のオレンジソースとか作り方わからないし、難しそう・・・とか思ってませんか？　日本で鴨と言えば・・・鴨鍋。　そう！　私達には、どんな食材も受け入れてくれる、包容力のある鍋という素晴らしい食べ方があるじゃ～ないですか！！　ということで、季節も急に寒くなってきたことですし、今年の冬場は是非ご自宅で鴨鍋に挑戦（というほど大層なことではない）してみませんか？　スーパーの鴨でも、おいしくて、我が家は子供もバクバク食べます。　最後に作るシメの鴨雑炊も絶品！！　実は、オレンジソースや、クランベリーソースで食べるよりおいしい気も！？　ということで、今回は我が家の鴨鍋をご紹介。ジュネーブで鴨鍋を食べよう！自宅で簡単鴨鍋の作り方材料（４人分）鴨胸肉　　　　　　　　２枚鍋に入れる野菜など　　ネギ　白菜、しいたけ、ニンジン、豆腐など　中華食材店などで春菊が手に入れば春菊も　中心にする野菜は、スーパーでも入手できるネギと白菜がいいと思います。　特にネギは白い部分を４～５本準備してください。鍋のつゆ　寄せ鍋のもとや、白だしがあればそれで。　自作する場合は、カツオだし（だしの素なども可）に酒と醤油で味付け。作りながらでも足せるので、味付けに自信がなければ薄めに作ってください。　つゆも美味で飲んでしまうので、途中で足せるように多目（倍量くらい）に作っておくとよい。薬味　　山椒。　七味も試しましたが、鴨はやっぱり山椒ですかね（笑）雑炊用ご飯　　　　　　適量雑炊用卵　　　　　　　１個鴨肉の切り方　鴨胸肉は一度凍らせ、半解凍状態にする。はみ出した余分な脂を取り除き、あとは皮ごと薄くスライスする（３ミリくらいを目安に）。切ったものから皿に盛り付ける（写真では花型に盛り付け）。食べる頃には完全に解凍され、室温になり脂身から脂が溶け出しツヤツヤしている感じが良い。　なお、鴨は脂身が美味であるので、ダイエット中だからといって、脂身をはがしたりしないこと。食べ方１）鍋につゆを作り、野菜、豆腐類を入れて煮立てる。２）鴨肉を入れて、火が通ったら野菜と一緒に引き上げ、山椒をふっていただく。　鴨肉は火の通りが甘いと少し臭いです。でも、煮すぎると今度は硬くなります。火が通ったら煮込まず食べましょう。美味！鴨雑炊の作り方１）鴨鍋を食べ終わったら、鴨肉、野菜類をすべて引き上げ、汁に醤油を少し足し、煮立て、ご飯を入れる。ご飯の量によって汁の量は加減すること。２）再び煮立ったら、溶き卵を全体に回しかけ、ふたをして火を止め１～２分待つ。＊雑炊でなく、シメは勿論うどんにしてもいいです。

  2007年09月30日

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  バイオリンレッスン覚書（３６）　肘の問題（＾＾；）

  個人的なバイオリンレッスン覚書です。課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番・J.H.Fiocco　アレグロ音階練習　ビブラートは先週より良くなった。　まだ肩と肘に力が入っている音がしている。力を抜いて。A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude　合格。　ただ、デタッシュで肘の位置が安定せず、必要以上に動いている。そうすると弓が左右に動くので、カスカスいう音が聞こえる。　曲ではそこまで考えていられないかもしれないが、このような練習の時には、よりよいデタッシュができるように常に気を配ること。　綺麗な音が出なかったら、自分で弓の使い方を色々工夫してみる。　１人ではなかなかそれでも綺麗な音にならないかもしれないが、常に自分で試行錯誤して工夫すれば、必ず後でそれが役にたつはず。　モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番　曲として大分良くなった。来週までは、できるところにビブラートを入れて練習して来るように。　J.H.Fiocco　アレグロ　ピアノとあわせた。　早く弾くと、練習曲でも気になった、カスカスいう音が目だつ。デタッシュの肘をできるだけ気をつけること。　強弱などはいいが、曲の雰囲気が出ていない。　もっと軽快に楽しい感じになるようにはねる感じで弾いて。　この曲では、ｆのところもあまり弓を使わず、圧力と速さで弾くと軽快な感じになる。　次週もう一度ピアノとあわせるので、今回は軽快に弾くことと、デタッシュの肘にだけ神経を注いで練習してくるように。おまけ　先生との雑談（好きな曲について）先生「どんな曲が好きですか？モーツァルトなんかは？」象　「モーツァルトはあんまり・・・（＾＾；）。」先生「バロックですか？」象　「バロック好きです。あと、現代的なものが・・・。」先生「現代？・・・ポピュラーとか？」象　「じゃなくて、ホルストの惑星とか・・・バイオリンだと・・・短調好きなのでこういうのとか（ジャン・ジャック・カントロフ＆ジャック・ルヴィエ　サン＝サーンス　バイオリンソナタ第１番、第２番　プーランク　バイオリン・ソナタ）」先生「あー成程、成程！こういうのですか・・・。カントロフ（＊注）の演奏、気に入りました？」象　「カントロフ先生のバイオリン、結構好きです。早いのに、それをかる～くさらっと弾いてて、そこがいいです。」先生「カントロフはそうですね～。それにこれ、ルヴィエのピアノがね、いいんですよ。　カントロフとは長年の付き合いで、よくデュオしてますけど、ピアノだけで聞いても凄いです。」象　「私はこのＣＤ、特にプーランクが好きですね。息子（ピアノ）も気に入って、将来一緒に弾こうと言われましたけど、私は一生かかっても、これは絶対弾けません。」先生「う～ん・・・これはねぇ・・・ははは・・・（笑って誤魔化す先生）。・・・バロックは？バッハとか？」象　「無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ好きです。でも、バロックは弾く人によって表現や早さが全然違うので、聞くと戸惑います。」先生「バロックは人によって本当に違いますね。特に巨匠って人たちは結構好き勝手にやってますね（笑）。演奏は色々聴きますか？」象　「ＣＤとかで聞きます。今度ｉｐｏｄを買うので、色々ダウンロードして聴きたいと思ってます。何せ１曲づつダウンロードできますからね。」先生「いいな～ｉｐｏｄ私も欲しい（＾＾；）。　たくさん聴いてください。これからバイオリンで自分が曲を作り上げていく上で、たくさんの演奏を聴くことは、必ず役に立ちますからね。」＊注　ジャン・ジャック・カントロフは先生の先生です。●次回課題 ・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ２d ３d ポジ練習の４番・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番・J.H.Fiocco　アレグロ 

  2007年09月29日

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  ５年生の音楽がバンドその後・・・息子の楽器は？

  　先日のブラスバンド・・・。　ついに各自の楽器が決定したらしく、またまた手紙を持ってきた。　さて、あんなにフルートで燃え上がっていた息子の楽器は？   　「あなたのお子さんは、クラリネットに決定しました」（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）。 　おい！　フルートはどうした！！！ 　フルートには学年の半分もの生徒が殺到しており、自らこりゃ無理と見切りをつけ、さっさとクラリネットに転向したそうだ（－＿－；）。　あまりにも潔いわが息子・・・。 「でもね、クラリネットはウチのクラスで１人だけなんだよ。だから先生と１対１。丁寧に教えてもらえてトクじゃん！」　ま、まあ、そういう考え方もあるか・・・って、なぬ？１人？　そんなバンド編成って・・・あるんか（￣∇￣；）？ナイヤロ・・・　よくわからんが、とにかく息子が色々楽器を試し、自分の意思で決めてきた様なので、もうそれ以上言うまい・・・。　そして、改めて、指定楽器の価格を見る。　クラリネットだけ、なぜか指定楽器が２つあって、選べるらしい。         ←ヤマハ　ＹＣＬ－２５０　　７７４フラン        ←クランポン　Ｅ１１　　１２３５フラン見た目は勿論同じである（＾＾；）。ヤマハのは本体ＡＢＳ樹脂製でニッケルメッキ。クランポンのは本体アフリカ産グラナディラ材で銀メッキ。それが価格の差か・・・？　因みに、日本のネットでは、ヤマハのは５９０００円で買える様だ。（クランポンのはヨーロッパモノで日本で買う方が高い）いんど象「んなもん、ヤマハに決まりじゃん！安いし！別にいいよ。木じゃなくても。」旦那　　「でも、この音楽の先生からの手紙の最後にクラリネットについてだけ、何か書いてあるよ。」～クラリネット選択生徒のみへの注意書き～　どちらの楽器も初心者に適していますが、クランポンのクラリネットは素晴らしい楽器で、これからも長く使えます。　一クラリネット奏者である私が、あえて言わせていただくならば、ヤマハは初心者向きで軽いのですが、やがてクランポンに買い換えたくなることでありましょう。　ということで、是非とも楽器は音質、品質ともに優れたクランポンをご選択いただきますよう、お薦めいたします。 （￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）。（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）。（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）。（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）（￣∇￣；）。  　・・・クラリネット、クラスに１人である・・・。つまり、クラリネット選択生徒ってあるけど、その実、ウチの息子個人宛ってことになろう。　で、音楽の先生が実はクラリネット奏者・・・(知らんかった・・・）。　で、クラリネットについてだけ滅茶苦茶気合の入った注意書き・・・。　繰り返すが、クラリネット選択者はウチのクラスでは息子だけである（＾＾；）。　ここまで「クランポンにせい！」って書かれて、音楽の時間、先生と１対１で教わる息子に、あえて先生の言葉を無視して樹脂製のヤマハを持たせる勇気が私にあろうか？・・・・・いや・・・・ない・・・・。 フルートより高いやん・・・（；＿；）。更にショックを受けるいんど象であった・・・。

  2007年09月28日

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  中秋といえば・・・

  　昨夜午後７時半。　台湾より待望のブツが到着。 　季節は中秋。それは我が家にとっては月餅の季節です。（ダンゴの月見もするんだけど（＾＾；）・・・・それはそれ。）　我が家は家族全員月餅が大好き！　なので、ジュネーブでも月餅食べたい！　実は、ジュネーブ近辺でも、９月に入るとフランスの中華食材店などで月餅が入手できますが、直径７センチくらいで、タイ製やシンガポール製の、現地じゃスーパーで売ってそうなごく普通のものが１個３～５ユーロもします。　最近の傾向で、月餅もそんなに滅茶苦茶は甘くなく、味はまあまあではありますが、絶品という訳でありません。　　　それでも９月はじめに３個買って食べ、また食べたいというので先週買いに行ったら、もう殆んど売り切れて、栗餡とパンダン餡とドリアン餡のしか残ってませんでした（－＿－；）。　栗餡とパンダン餡のを買ったんですが、普通のプレーン餡や、ハスの実餡の月餅食べたい・・・。　その衝動が収まらず、ついに先週台湾の知り合いに、月餅送付を頼んだのでありました。　因みに、北京の旦那知り合いによると、「月餅の味は材料で決まる。要するに値段だけ。高いものが美味い。」　だそうです。　以前秋に旦那北京出張があって買って来てもらった高級ホテルの特選月餅は、高かったけど確かに凄く美味でした。　なので、今回は「いんど象が金に糸目はつけんと叫んでいるから・・・」　と、電話してもらい、とにかく高くてもいいから、美味いの。と頼んだのでありました。　やってきたのは二種。　ＪＩＵ振南餅店の手作り月餅４個入りと、新東陽股分有限公司の６個入り。　ううっ。食べるのもったいないっ！　でもいただきます（＾＾）。

  2007年09月25日

• え？５年生の音楽がバンド・・・？

  　インターナショナルスクールの今年の５年生の音楽は・・・。　ブラスバンド・・・・。　何しろ今年で開校３年目の国連キャンパス。　去年までそのような伝統はなかったはずなのだが・・・・。　何故だかわからないが、今年の５年生の音楽はバンドなのである。　早速音楽の先生よりお手紙が飛来した。「今年の５年生は皆でバンドにチャレンジすることになりました。楽器は、アルトサックス、フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーンです。」　へ～。学校には何か色んな楽器があるのね～。　で？　長男の希望はフルートだそうな・・・。「楽器の練習は、専門の先生をお招きし、小人数グループでのパート練習を行います。」　ふ～ん。結構本格的にするのね。　そのうち発表会とかあるかも・・・。「なお、楽器は「セルベット９２ミュージック」で購入またはレンタルできます。」　ちょ～っと待ったぁ！！！　　こ、こうにゅう・・・・かレンタル・・・？？？　だとお・・・？ 　あわててお手紙の２ページ目をめくると、指定楽器の購入価格およびレンタル価格の一覧表が・・・。　フルートは・・・。 　１０１７フラン！！！（約１０万円）　　　　　頼むから、ウチの子にはリコーダーとかピアニカとかハーモニカをさせてくれ！　（そのような選択肢はない・・・・）　そのほかの楽器を見ると、トランペットが最安で、８万円である。　　いんど象「今なら間に合う！トランペットに考え直せ！」　息子　　「嫌だ。フルートがいい！」　旦那　　「サックスの方がかっこいいぞ！サックスに考え直せ！　　　　　　そしたらお父さんが買ってやる！」おい・・・（＾＾；）　息子　　「フルートの方が持ちやすいもん！」（←サックス持ったことありません）　　３人の会話がびみょ～にずれている様な気がするが・・・。　レ、レ、レ、レ、レンタルは？　　フルートのレンタルは月４０フラン。デポジット２４０フラン。年間（１０か月）で４００＋２４０フランである。　因みに、指定楽器はヤマハのＹＦＬ－２８１（標準小売価格８４０００円）。　ネットで調べたら、日本で買えば６万円台前半で手に入るので、送料入れても７万円というところ。　１年だけの使用ならばレンタルの方が安いけれど・・・来年は？　早速先生にメールで問い合わせてみた。　すると、来年度以降も使用の機会はあるという、びみょ～な返事が来た（－＿－；）（使用するなら使用するってはっきり書いてくれ！）　う～む。　楽器は１０月の第二週頃までに用意して欲しいとのこと。　それまでに全ての楽器をためさせてもらえるらしいが、どれかは用意せねばならない。　買うのか？フルート・・・。　思わぬ出費に精神的打撃を受けるいんど象であった・・・。

  2007年09月21日

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  バイオリンレッスン覚書（３５）フィオッコのアレグロ

  個人的なバイオリンレッスン覚書です。課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番・J.H.Fiocco　アレグロ音階練習　恐る恐る弾いているような感じがする。壁のコーナーに背中をつけて姿勢を安定させ、思い切って弾く練習方法を時々するとよい。　また、ビブラートの練習も壁を使って楽器を安定させてすると良い。　ビブラートの練習も続けるように。A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude　時々少し音程が高い。高めの音程に慣れてしまうと直すのが難しいので、和音を使って正しい音程を取る様に。　モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番　曲想ではメヌエットの感じをもっと出して。フレーズを考え、２、３拍目がアップボウであることを生かす弾き方をする。　１拍目の弾き方の工夫。早く弓を動かして。　１拍目は大事ではあるが、重すぎたりアクセントにまでならないように気をつけること。　９～１２小節目、受けと答えになるように。　２５～２８小節目、かけあいになっているので、セカンドの音を良く聞いてあわせる。　J.H.Fiocco　アレグロ　前回の注意は大体「意識」できている（「できている」わけではない（＾＾；））。　時々半音のところの音程が甘いのでしっかり音程を押さえること。　トリルがまるで三連音符の様。ちゃんとトリルにして。コツはトリルの指をあまり弦から放さず早く動かすことと、トリルのついた元の音を意識すること。　　最後の４つの重音は、ＧＤとＡＥに分かれるのだが、一体となって滑らかに聞こえるように。　次回までにはもう少し速度を上げて。そして、１フレーズを長く取るように。　次回かその次くらいで合格か？（笑） 　フィオッコのアレグロには関係ないけど、そろそろバイオリンの弦変えの時期。今使っているのはエヴァ・ピラッツィですが・・・。私のバイオリンとの相性はイマイチらしい(先生談）。なので、次の弦は先生と相談して、ドミナントを使ってみることになった（ドミナントはバイオリン買ったときに張ってあった。どんな音だったか・・・既に記憶にない・・・（＾＾；））早速明日買いに行かねば・・・・。●次回課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番・J.H.Fiocco　アレグロ

  2007年09月19日

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  長男のフランス語スタート

  　新学期が始まって２週間。　新学期早々、先週は４日間も長男は高熱で寝込みましたが・・・（－＿－；）。　Ｙｅａｒ５になった長男は、今年からＥＡＬ（英語フォロークラス）に行かなくてもよくなり、フレンチが始まったのが大きな変化。　ジュネーブのインターナショナルスクールではどこでもフランス語が必須ですが、今まではＥＡＬに参加していたので免除されていました。　学校には毎年転入生は入るし、生徒はフランス語も英語も全くダメな子から、フランス語が母語の子までいるので、フランス語クラスは全学年難易度別クラスわけ。　勿論長男は一番初歩のクラス。　習ってきた様子を聞くと、a,b,c　の発音練習はなく、いきなり文章を習い始めたらしいんですが・・・。　そんなことができるのは、英語を元に教えているからのよう。　例えば、　Marie est an chat.で、estはis anはa　chatはcat。 　だから、これはMarie is a cat.という意味のフランス語だ、という具合。　　最近は日本でも「英語から学ぶフランス語」的なフランス語学習方の本が出てきているようです。　　←　こういうのね。　その筋の人の話によると、最近までその方法の本がなかったのは、フランス語学者、研究者が英語を軸にフランス語の本を書くのを嫌がっていたからだとか何とか・・・。　長男を見ていると、英語知ってれば、フランス語は案外簡単かも・・・と思えてきました・・・（あ、私は英語もできないからだめか・・・）。

  2007年09月18日

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  マッハワンの肩当

  　バイオリンを習い始めて約２年半になるのですが・・・。　このほど肩当を変えました。　もともとはバイオリン肩当としては多分一番メジャ－な「ＫＵＮオリジナル」を使っていたのですが・・・これがＫＵＮオリジナル私の肩の傾斜に合わないらしく、どう工夫してもバイオリンを顎で押さえる状態があまり安定しない。また、長時間練習すると肩当が当たって痛いこともあったり・・・。　　で、先生には「木製のにしてみたらどうですか？」　と言われてたんですが、肩当もそう安いものではないので今までＫＵＮでがんばってました（笑）。　が、最近ＫＵＮの足の部分のゴムが劣化して切れそうになってきたので（最近のＫＵＮはゴム足ではありません）、ゴムを買い換えようとネットの楽器店を見ていたら、ゴム替えるのもいいけど、他の肩当も試したいな・・・という気が起こり、「マッハワン　メープル」を買ってしまいました（＾＾；）。マッハワンはこれ。　選んだ根拠は・・・カーヴの具合が明らかにＫＵＮとは違ってたから（だって、合ってないＫＵＮとカーヴが似てるの選んで買っても意味ないし・・・）。　で、使ってみた感じは、私にはこっちのが体にしっくり馴染みました。　軽く顎で押さえるだけで、バイオリンが安定します。安定感がいいから左手も動かしやすいし。　足が固めなのが難と言えば難ですが、このフィット感には代えられません。　バイオリンと同じメープル材なので、楽器の響きがいいとの噂がありますが、それは私にはわかりません（＾＾；）。　でも、フィット感があるので、バイオリンの振動が体に伝わりやすく、自分の音の響きを自分の体で感じられるので、その点は心地いいです。

  2007年09月16日

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  ワッフルのフルーツソース添えキルシュ風味

  　日本で一時期はやったベルギーワッフル。　フランス語ではなぜかあれを「ゴーフル」と呼びます。　街角や観光地で焼きながら売ってることもありますが・・・　・・・高い（￣＿￣；）。　なので我が家はスーパーで袋詰めされたものを買ってきます。　　　（屋台のを１個買う価格で８個入り袋が買えるってどうよ？） 　フランスのスーパーだと、丸くて厚い、日本で言うところのベルギーワッフルがあるんですが、近所のＭＩＧＲＯＳにあるのは四角い普通のワッフルだけ。　まあ、これだけでもそれなりに美味しいんですけれど、例のレシピ本にワッフルのフルーツソース添えがあったので作ってみました。　これがまた簡単！　簡単だけど豪華そう。キルシュを使うのが、スイス暮らしには嬉しいところ。家庭でフォンデュを作るとき、キルシュを入れるんですけれど、フォンデュに入れるのはほんの少しなので、キルシュ一瓶もはなかなか使い切れません。　キルシュの他の使い道に苦慮しているあなた。一度お試しを。ワッフルのフルーツソース添えキルシュ風味（Gaufres et baies au kirsch）材料（デザート４人分）ワッフル　　　　　　 　市販品。好きな量ベリー類　　　　　　　フランボワース、ブルーベリー、桑の実など　　　　　　　　　　　好きなものを２つかみくらいキルシュ　　　　　　　大さじ２砂糖　　　　　　　　　大さじ１生クリーム　　　　　　オプション＊　本ではバターを加えてましたが、なしでも別に大丈夫でした。なのでカロリーオフのためレシピはバター抜きにしてあります。　　また、キルシュ、砂糖の量は適当でかまいません。作り方１）ベリーを水でさっと洗い（フランボワーズなどは強く洗うとつぶれます）、ベリー、砂糖、キルシュを小鍋に入れてさっとかきまぜ強火にかける。２）キルシュがふつふつして蒸気が上がったら火をつける。　かなり強い炎が上がります。くれぐれもヤケドに気をつけ、決して同時に大量に作らないように。もしも量が多いときには火をつけなくても構いませんが、ガスの場合は火が移ることがあります。もしも移ったら、ガスの元栓を閉めて鍋にフタをして消して下さい。３）炎が消えたら３０秒ほど加熱し煮詰め出来上がり。火にかけてから２分程度で出来上がるはず。４）ソースをワッフルにかけ、生クリーム（オプション。なくても問題ない）を添えてサーヴ。

  2007年09月15日

• 個人的なバイオリンレッスン覚書（３４）フィオッコのアレグロ

  個人的なバイオリンレッスン覚書です。課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　６番・J.H.Fiocco　アレグロ音階練習　小指を弦から離しすぎ。もっと弦の近くで弾く。　右手の肘を軸にして、もっと弓の先まで使うように。A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude　移弦の時弓の動かし方がぎこちない。滑らかに弦を移動するように。　モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　６番　長かったけれど合格。次回は１１番を練習とのこと。J.H.Fiocco　アレグロ　今日のレッスンのメインは何と言ってもこのフィオッコのアレグロ。　１人で１ヶ月練習したので、途中で表現がわからず煮詰まったりしたけれど、取り合えずテンポ１２０くらいで最後まで音程は（多分）正しく、詰まらず弾けるように見ておいた。　でも、問題はテンポより内容であった・・・（＾＝＾；）。　注意が多かったので、箇条書きに。・全体的に、このような曲は弾き方を誤るとエチュードの様に単調になってしまう。もっとｐやｆ、クレッシェンドなどを表現し、フレーズの中で大事な音はどれか、常に意識しながら弾くこと。　どんな曲であっても、聞く人に感動を与えられる様な演奏でなければならない。・最初の音、アウフタクトをもっと意識。その後の「ソ」が大事。休符までに出てくる３回の「ソ」はどれも大事に弾くこと。・１小節目のスラー、音が小さくなっている。直前で弓を根元まで持ってきて、大きく弾く。・２小節目は休符に向かい、だんだん小さくして。最後のシの音は決して長くならないように。・５、６小節目のソ・ソ・ソ・ソ・ラ・ソを意識。その後のｐはぐっと押さえて。・７、８小節目、９小節目のｆに向かいシ・ド・レ・ミの登っていく音を大事に。９小節目のｆはもっと出して。・１５～１８小節まで、大事な音はどれか常に意識して。・１８小節目の最後のラの後、次のｆで弓をたくさん使える様準備して。・２０小節目のｍｆと、２２小節目のｆの違いを出して。・２４～２６小節目、３拍目のミ・レ・ドを意識してディミュニエンドする。・２７小節目、ｐｐは思い切り抑える。２８小節目のはじめが２７小節目からの続きでそのままの大きさの音になっている。再びｐｐで。大きくならない。・２９小節目、ｆｆでややゆっくりにしたい気持ちは判るが、ここではそこは速度そのままで、次のｐとの間に一呼吸入れる。・３１小節目、２拍目と音が低くなる３拍目の間で仕切りなおす気分で。・３５小節目、ドの音がアクセントかと思うほど強調されている。その気持ちは解釈的には正しいが、やりすぎてはダメ。・３６小節目からのトリルは３の指の使い方を練習。もうちょっとで弾けそうなので、後は精進あるのみ。・４９小節目、２拍目はトリルを加える。その他・「５４小節目、ここでハーモニクスは・・・さすがにないんでは？」と質問。５４小節目１拍目の０は位置間違いの印刷ミス。１回目と同じに弾く。・「６０小節目、ここだけ２回目スラーなしになっている意味がわからない。印刷ミスのスラー抜けでは？」と質問。印刷ミスなので１回目と同じパターンでスラーを入れる。あとはほぼ繰り返し。う～む・・・・（＾＾；）。課題が多いぞ・・・・（＾＾；）（＾＾；）（＾＾；）。１週間でできるのか？●次回課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　１１番・J.H.Fiocco　アレグロ（ピアノとあわせる予定）

  2007年09月14日

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  スイスの超高級美容整形外科＆スパ　クリニック・ラ・プレリー（その２）

  ６万ヒット記念企画？！ スイスの超高級美容整形外科＆スパ　クリニック・ラ・プレリー（その２）　　その２では宿泊棟へご案内。　スパエリアと宿泊棟は地下でつながっていますので、外へ出ずそのまま宿泊棟へ。　エレベーターもありますが、健康のため歩くことを推奨しているとか。　宿泊棟の廊下。・・・いや、病院だから入院病棟と言うべきか？　宿泊棟・・・もとい、病棟の清掃などをしている人と行き交うと、その人たちの服が看護婦さんっぽい服で、「そういやここは病院だったな～」と我に返る私（＾＾；）。　でも、こんな室内見たら。病院だってこと忘れるわ・・・。　スタンダードルーム室内。　まあ、当然ですが、全室リビングつき広いテラスつき。白い部屋に金色のアクセントのヨーロピアンな豪華スイート。　スパだけあって、バスルームはそんじょそこらのホテルより広い。バスタブもゆっくり浸かれる大きさです。トイレは別室。　あと、バスルームと向かい合わせには、左右一面に収納扉がついて、正面に鏡がはめ込まれた、うちの壁面クローゼットよりでかい、大きなウオークインクロ－ゼットもあります（＾＾；）。　こほ部屋よりもっと豪華な部屋もあり、最高級ルームは施術棟の最上階にあるペントハウス。周囲は植木で囲まれ、施術棟内直結専用エレベーターつきで、完全にプライバシーが守られ、本当に暮らすように滞在できるので長期滞在者にオススメとか。　アラブの金持ちのご婦人は召使持参のペントハウス滞在を好まれるそうです。　　なお、滞在中の三度のお食事は新館の病院食堂にて・・・。　え？病院食堂？これがですか（＾＾；）？　なお、食事代は病院の利用料金に含まれていないそうです。　一律の食事ではなく、個人個人にあわせ、ダイエット用ヘルシーメニュー、糖尿病メニューなど、特別料理を頼めるようにという配慮だとか（そうか。ここの顧客は食事代くらいのはした金、気にしないものね・・・・（＾＾；））。　ここでの滞在を他人に知られたくないという顧客もいるので、食事はすべて部屋でも食べられりそう。　お値段はお昼のメニューで６０フランだか７０フランだか？　価格は二つ星レストランの昼飯並みじゃ～～（＾＾；）。　事前に、見学会のメンバーでここで昼食をとの話も出たそうですが、高すぎで幹事側で断念したとか（＾＝＾；）。　なお、ここでは入院していない一般ピープルの食事のみの利用もオッケーです。　とまあ、このような病院ですが、こちらのクリニックの最近の客層、最近は、ロシアや中国の振興成金の客が増えているとか。　日本人も結構来るそうですよ～。日本語パンフレットもあったもん。　ちなみに、ロシアの人はとにかく全部！　全身美容整形もアンチエイジングもスパも全部！　中国の人はアンチエイジングにしか興味無し（やはり不老不死の追求か？）！　日本人は美容整形より内面からの美しさ、リラクゼーション追求重視！　と、利用メニューにもお国柄があるそうです（＾＾；）。　利用者は子育てが済んだ第二の人生世代で、５０代くらいから上が中心の模様。　だって、案内のスタッフには、私の年齢ではまだ必要ないって言われたもん。　館内で患者（？）お二人くらいに会ったけれど、どちらも白髪だったし。　男性の患者（？）もいましたね。宿泊棟の自室テラスで新聞を読んでました。５０代くらいのイタリア人男性でした。　なお、下記は一般的な１週間の滞在プログラムです。ここにフェイスリフトや、歯科矯正など、なんでも自由に組み合わせることができます。　美容整形などの場合、普通は滞在期間が長くなるようですが、それも金額次第でいかようにもなるとのこと（＾＾；）。１日目　　到着。空港まではリムジンでお出迎え。部屋に入った後、病院でダイエットメニューの昼食。その後プログラムの説明。２日目　　体全体のチェックアップと検査。レントゲン、血液検査なども。その後、医師との問診や診療説明。３日目　　ＣＬＰ摘出成分に対するアレルギー検査。その他乳がんなど人間ドック検査もできます。４日目　　いよいよＣＬＰ活性化療法開始。投与後休息し、エステやマッサージなどお好きに。５日目　　４日目と同じ。６日目　　担当医師からのアドバイスや注意説明。７日目　　出発までエステ、フィットネスなどお好きにお過ごし下さい。　う～む・・・。　ところで気になるこちらの利用料金は？　見学者の一人が思い切って案内スタッフに聞いていましたが・・・。　ＣＬＰ活性化療法つきの基本のパッケージで、　１週間２万フラン（約１９０万円。交通費、食費別）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・・・から（￣∇￣；）。　・・・・・・（￣∇￣；）。　コトバヲナクス　インドゾウ・・・ 　さて、いかがでしたか（＾＾；）？　ヴァンサンカンや家庭画報の超高級な別世界を自ら経験したいあなた！　叶姉妹のように、ひたすら「ゴージャス美」のみを追求してみたいあなた！　間違いなくこちらのクリニックでは、世界一高級なおこもり美容が体験できます！！　こちらのクリニックで世界中のＶＩＰと共に、ＣＬＰ活性化療法を受け、エステとフィットネス三昧、ヘルシーレストランでの特別ダイエットメニューを１週間トライしてみてはいかがでしょう？　　そして、スイス国内にお住まいのあなたには耳寄りな情報があります！　近所に住んでいれば、ＣＬＰ活性化療法、エステとも、単体デイ利用も可能とか。　スタッフのお姉さんにも、「ジュネーブにお住まいなら、いつかぜひデイ利用でいらして下さい」　と言われましたが・・・。　すみません。　私のお小遣いでは、体験レポートはムリです（＾＾；）。

  2007年09月13日

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  スイスの超高級美容整形外科＆スパ　クリニック・ラ・プレリー（その１）

  ６万ヒット記念企画？！スイスの超高級美容整形外科＆スパ　クリニック・ラ・プレリー（その１）　今回はスイスはモントルーにある超高級美容整形外科病院、クリニック・ラ・プレリーのご紹介です。「ラ・プレリー」といえば、デパートで売ってる高級化粧品と思う方も多いと思いますが、もともとそれはアンチエイジングで有名なこのクリニックが開発した化粧品。　病院内と特定の販売所だけで扱っていたものを、病院がブランドごと某社に売却したものが化粧品の「ラ・プレリー」です。　(クリニック・ラ・プレリーでは今は別の化粧品「SWISS PERFECTIONシリーズ」を開発し、販売しています。院長・・・やり手と見た（＾＾；））施設の全景　普段は公開していない病院内部ですが、今回は特別に見学会が開かれるとのことで、見学させていただいたのは、クリニックの宿泊施設とエステ棟からなる新館。新館前にて　　新館に入ると受付はまるで高級ホテルのロビー。　内装は今はやりのアジアン禅スタイル。ここは本当に病院か？　お客さんは世界のＶＩＰで、宿泊しながらの利用が殆んどなので、入り口にはポーターまでいます。　ここで今回の見学者が待ち合わせ、スタッフの案内で見学スタート。　まずは新館テラスでクリニックについての説明から。　クリニックは１９３１年ハーニンス博士によって創設。一番のウリはアンチエイジングの黒羊の胎児の細胞から摘出したＣＬＰ摘出成分による細胞活性化療法。成分投与はエステではなく美容整形外科分野での投薬療法だそうです。　説明のスタッフは、「若返りではありません。老化を遅らせるのです。」　と言っていました。　この投薬を受けながら、エステやフィットネスをするのがこのクリニックです。「投薬だけでフィットネスなどをしないのはここでの施術費を溝に捨てているようなもの。」　だとか（＾＾；）。　まあ、美容整形や薬だけでは限界があるってことなんでしょう。　施設ではダイエット、ボトックス、審美歯科など何でもできるそう。　リラクゼーションのみのスパ宿泊もできるとか・・・。　顧客名簿には、芸能関係者も多いですが、金持ちのご夫人、財界の有名男性なども名を連ねているそうです。　かの本田宗一郎氏もこちらの顧客だったそう。リラクゼーション目的で滞在されていたとか。　　　　名前は明かせませんが、日本の有名女優さんなども定期的に通ってきているとか・・・。　アラブのお金持ちの第何婦人などは、ダイエットのため半年ほど病院の特別室、ペントハウスに泊まって・・・もとい入院したり・・・。　説明が終わると、エステエリアの見学です。　地下に降りるとエステの受付があり、ここで化粧品も販売しています。　エステではタイマッサージからタラソセラピーまで。施術ごとに部屋が分かれています。　スイスっぽく機能的で清潔感あふれる施術室。　文章での説明よりも写真の方がいいですね。どうぞご覧下さい。マシン系のエステを受ける部屋タラソテラピー系の施術室の一つ　部屋奥の水のボトルが見えますか？新館全体がやや高めの温度設定。あちこちににミネラルウオーターが置かれ、滞在中、飲み物はこの水を飲むように推奨されています。　フィットネス用のこのプールの他、エステ様の小プール、ジャグジープールもあります。　フィットネスジムは高級フィットネス機TECNOGIMのもの。　ご覧のように超高級といっても、別に金ピカというわけではありません。　でも受けられるエステメニューはとても多くて、まるで各種エステの博覧会のよう。　各設備は完全予約制で、滞在中は色々することがタイムテーブルで決められています。　施設から出ず毎日お篭り美容・・・（＾＾；）。　う～む。まるでヴァンサンカンな世界。　でも、実際には女優さんなんか、ＣＬＰ細胞活性化療法と美容整形（フェイスリフトとか、シミ取りとか）以外は受けず、誰にも姿を見られないよう、ず～～～～っと部屋に閉じこもって出てこない人も多いそうです（＾＾；）。　もったいな～～～い！！！（その２に続く）

  2007年09月12日

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  オレンジサツマイモのスープ

  　先日の真鱈と野菜のグリルのお伴、オレンジサツマイモスープのレシピです。　ジュネーブでは日本の様な、中が黄色いサツマイモはあまり一般的ではなく、普通はサツマイモと言えば、中が鮮やかなオレンジ色。　サツマイモと同じように使えますが、日本のサツマイモより水っぽく、煮崩れしやすいのでちょっと料理しにくい様です。　ですが、煮崩れしやすいのも今回の様にスープにするには問題ありません。　また、天婦羅にするとカボチャっぽい味で、おいしいです。オレンジサツマイモのスープ材料オレンジサツマイモ　　　　　　７５０ｇジャガイモ　　　　　　　　　　　２５０ｇニンジン　　　　　　　　　　　　　２本　皮をむいて薄切りバターかマーガリン　　　　　　　２５ｇ玉ねぎ　　　　　　　　　　　　　　１個　みじん切りローリエ　　　　　　　　　　　　　１枚チキンブイヨン　　　　　　　　　１リットル白ワイン　　　　　　　　　　　　　大さじ１ベーコン　　　　　　　１人１枚(半分に切る）塩・コショウ　　　　　　　適量＊　本は上記の量でしたが、チキンブイヨンはイモ類の量を見て。かぶるくらいより少し多めの量で丁度いい感じにできる。　チキンブイヨンを少なめにして、最後に牛乳を加えてもいいとおもいます。事前準備サツマイモとジャガイモは、皮をむいて適当な大きさに切り、水に晒す。作り方１）鍋を火にかけバターを溶かし、玉ねぎニンジンをマーガリンかバターでいためる。　焦がさないように注意する。２）水を切ったサツマイモ、ジャガイモ、チキンスープ、白ワインを鍋に加え、ローリエも入れてイモ類がやわらかくなるまで３５～４０分煮る。仕上げに塩コショウで味を調える。３）ハンドミキサーなどで滑らかにする。ミキサーがなければ、すりこ木やお玉の背で押してつぶしてもいい。我が家もミキサーがないのでお玉の背でつぶしています（＾＾；）。４）スープが煮えるころを見計らって、フライパンでベーコンを焼く。油が出てきたらペーパータオルで拭きながら炒めると、カリカリにできあがる。５）器にスープを注ぎ、ベーコンを浮かべてサーヴする。

  2007年09月10日

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  真鱈と野菜のグリル

  　目下、冬に向ってまっしぐらのジュネーブ（＾＾；）。　今年はちゃんと雪が降るといいんですけれど・・・。　さて、今回は久しぶりに料理ネタ。　真鱈（Cabillaud）の料理のご紹介です。　こちらでは真鱈はポピュラーな魚で、大抵の魚売り場にありますが、結構お高い・・・。　先週は丁度フェルネの朝市に行って、おいしそうな真鱈がジュネーブより安く買えました。　バターでムニエルにすると、身がとろけるようで美味。　しかし、毎回ムニエルじゃ能が無いな～・・・ということで、今回は先日新しいフランス料理本を買ったこともあり、レシピを翻訳してグリルを作ってみました。　魚の味はムニエルの方がおいしいですが、こっちは野菜がおいしく、魚の味があっさり目なので、ムニエルじゃ濃すぎるという場合にいかがでしょうか？　なお、作り方は、めちゃくちゃ簡単です（＾＾；）。　真鱈と野菜のグリルカリカリベーコンを添えたサツマイモスープをお供にしてみました。材料生の真鱈　　　　４切れ(１切れ１００ｇ程度。厚めに切る）黒オリーブ　　　１人２～３個以上(好きならもっとたくさん）ケイパー　　　　水分を切り、大匙山盛り　１にんにく　　　　２かけ　薄切りレモン汁　　　　レモン１個分オリーブオイル　大さじ３塩・コショウ　　適量ジャガイモ、トマト、フェンネル、紫玉ねぎ、茹で芽キャベツなど、グリルできる野菜を好きな量トマトや玉ねぎは４つ割り。フェンネルは２～３センチの幅に切り分け。ジャガイモは皮をむいて薄切りにする。事前準備野菜類を切っている間に、オーブンを２３０℃で余熱しておく。作り方１）野菜は塩コショウしてオリーブオイルで軽くまりねしておく。２）耐熱容器に生の真鱈と野菜類を並べる。できれば重ならないように。３）全体にレモンジュース、オリーブオイル、塩コショウをふりかけ、ニンニク、オリーブ、ケイパーを散らす。こんな感じ。３）２３０℃で２５分焼く。 

  2007年09月08日

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  シャモニ　メール・ドゥ・グラス氷河から下山トレッキング

  　氷河見物も終わりましたので、登山電車のモンタンヴェール駅まで登って、いよいよトレッキンングの始まりです。　今回のコースは標高１９１３ｍのモンタンヴェール駅からメール・ドゥ・グラス氷河沿いに山を下り、ドリュの眺めが素晴らしいモッテ小屋経由でシャモニの隣町プレ（１０６４ｍ）まで歩くというもの。　距離は約７．２キロ。予想トレッキング時間は昼食時間込み４時間半です。　まずはカラマツ林の中を進む岩場の多いトレッキンング道。林の間から右手にドリュが見えます。　そう思えば、このふもとに住む息子の友達の家の居間にある大きな窓からは、このドリュが素晴らしく見えていました。　うーむ。毎日がリゾート気分ナリ（ちょっとうらやましい）。　今日はシャモニが晴れだったのをネットで確認して出てきたのですが、晴れは晴れだけど、残念ながら何かドリュが少しモヤってます（＾＾；）。　ですが、子ども達は、期待通りの山道にやる気マンマン。こういう岩場が好きらしい・・・。確かに楽しい（＾＾；）。　岩場の道を５０分ほど下ると、ハシゴのかかった大岩に出くわし、ここを降りると足元がゆるい傾斜の岩盤になり、一気に視界が開けます。楽しそうでしょ？　ここからは、ドリュとそこから流れ落ちる滝がまん前に！　剣の様なドリュの迫力ある姿は溜息モノ。　う～む。モヤってなければ最高なのに～！！　モヤのおかげでやや感動薄し（＾＾；）。いや・・・・感動が薄いのはヤツのポーズのせいか？　モッテ小屋はもうすぐそこですが、ここでドリュを眺めながらお昼休憩。　おなじみフランスパンとハム。チーズ。アルプストレッキングでは定番のサンドイッチ弁当　３０分ほどご飯休憩した後、再び出発。　すぐにモッテ小屋が見えてきました。本当に小屋なんですけれど、花で綺麗に飾られていて、全席テラスのレストランからは、ドリュの眺めが素晴らしいです。花に彩られてとっても綺麗です。ここでお昼ってのもいいかも～。　モッテ小屋の近くでは、水着で日光浴している人たちも。　ちょっと驚きましたが・・・（＾＝＾；）。　（いや、日光浴のためだけにここまで登ってきたのかと思うと・・・（＾＾；）。）　モッテ小屋から先は、岩盤の上を暫く歩き、後は下りの山道が延々続きます。山の下にプレの街が見えます。む・・・今からあそこまで下るのか・・・（＾＾；）。　道端にはラズベリーが生えていたり、野鼠に出合ったりで最初は良かったんですが、プレへの下りの分岐を越えたあたりから、下りの傾斜が足に負担がかかる絶妙な角度にきつくなり、徐々に足に疲れが・・・。　日ごろの運動不足がたたってか、休んでも足のだるさが回復せず、もう歩けない！というくらいきつかったです（＾＾；）。　道幅もあったので、踏ん張りながら歩いて下るより、走り降りたほうが楽だったので、最後の４００～５００ｍは少しずつ走り降りました（危ないのでマネしない様に（＾＾；））。　この下りはかなり効いた様で、帰宅後３日間、寝返りもできないほどの筋肉痛で死にそうでした（＾＾；）（ええもう、ブログどころか、買い物にも行けなかったです）。登りより下りが辛いってこのことだったのか・・・。　とか勝手に解釈。　プラの街からは鉄道で一駅乗るとシャモニです（更に４０～５０分歩けばシャモニへ着けますが、我々はもちろん電車（＾＾；））。　しんど～～～。　と思っていたら、シャモニではその時まさに、The North Face Ultra Trail Tour du Mont-Blancのゴール時刻でした。なんだか人が多いと思った。ここはゴール付近。いつもはこの辺は閑散としていてるけど・・・。 　これはモンブランの周りのトゥール・デュ・モンブランと呼ばれるフランス、スイス、イタリアを股にかけるトレッキングコースで、全長１６３Ｋｍ、高低差８９００ｍのコースを４６時間以内で走りぬくというトレイルランニングの大会。「地球で最も過酷なレース」「完走すること自体が勝利」　などと言われており、常人の挑戦する大会ではありません（＾＝＾；）。　う～・・・全長７．２キロ高低差８５０ｍくらいでへばってちゃダメか・・・（笑）。

  2007年09月05日

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  【フランス】メール・ドゥ・グラス氷河洞穴

  　先週は筋肉痛と、夏休み最後の補習校宿題追い込みでブログをサボってました（笑）。　さて、すっかり秋めいてきたジュネーブ。　トレッキングできるのも、もうあとわずかの期間。　ということで、焦燥感に駆られ（・・・てるのは旦那だけだが・・・）今回はまたまたシャモニからメール・ドゥ・グラス氷河見物＆トレッキングしてきました。　メール・ドゥ・グラス氷河はシャモニの街から登山電車に乗って３０分ほど登ったところ。　行きやすく、氷河に洞窟が掘ってあって何の装備もナシで内部見学もできるため、モンブランとセットでシャモニ観光の目玉となっています。登山電車。２０～３０分に１本。　登山電車は途中駅は無く、終点のモンタンヴェールまでノンストップ。モンタンヴェールの駅の真下にメール・ドゥ・グラス氷河があります。（一見氷河は遠くの方にしかなく、眼下の谷は氷河が枯れたあと・・・の様に見えますが（＾＾；）、これは氷河の上の左右の山からの落石や土、砂などが落ちたため氷河の表面が覆われているためです。）　目の前には剣のような姿のドリュ（３７５４ｍ）の雄姿、氷河の右手奥の彼方には、レ・グラン・ジョラス（４２０８ｍ）の北壁が見えます。　ガイドさんと一緒でしたら、ここから氷河トレッキングもできます（普通にクレバスとかあるので自力で行くと死ぬこともあります（＾＾；））。　私達が行った時も、ザイルやピッケル、ヘルメットなどで完全装備した何組かの氷河トレッキンググループに会いました。　旦那が「１回くらい氷河トレッキングを・・・」とか言ってますが、子連れじゃムリです（＾＾；）。　ここから下の氷河洞まで歩いても降りられますが、テレキャビンを使うこともできます。　ちなみに、うちはこれからトレッキングするので、体力温存（＾＾；）のため、テレキャビンを使いました。　帰りはハイキングなので、登山電車片道＋テレキャビン往復で買おうとしたら、登山電車往復＋テレキャビン往復の、大人２人と子供２人のファミリーチケット（６０ユーロ）の方が安いよと言われました。　さて、テレキャビンから降りたらそこは氷河の入り口・・・だったらいいんですが、氷河洞穴の入り口はそこから更に３００段ほどの階段を下りたところにあります（＾＾；）。　え？テレキャビンて、洞窟横付けじゃないの？　騙された～！という気分になるかも（笑）。　氷河の洞穴はそんなに奥深いわけではありませんが、入り口付近で太陽の光を受けているところは、本当に青い色の氷でとっても綺麗です。着色してません（＾＾；）。本当にこの色なんです。　氷河の中を見る機会は滅多に無いと思うので、３００段上り下りする価値あり。

  2007年09月04日

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  国際公務員として働く　ということ（２）

  　ジュネーブ国際機関で働きながらの就職活動は、あちこちからツテをたどり、事務系の知り合いなどに求人募集の情報を流してくれるようたのみ、今の職場に近いところから探していくのが有利だそうだ。同じ組織内で職が見つけれれればいいが、見つからず他の組織に移る事も珍しくない。　ツテやコネでの求職活動も有効なので、現場に出てしまっているスタッフの方が求職活動が不利になるらしい。　現場に出ている職員の方が多い組織では、命がけで支援をして戻ってきたら契約が切れてすぐ失業ということもありえる（ちなみに危険地手当ては大した額は出ないそうだ）。　職探しは、問題の多い危険な国や地域の勤務ほど簡単に見つかり、ジュネーブやニューヨーク本部など安全地域での職は狭き門。　必然的に、明日にでも出発でき、家族というしがらみがない、未婚の職員などは次の職が簡単に見つかり、長期間同じ組織内で実績も積めるので組織内での地位も上がる。　逆に家庭のある・・・特に子持ちの女性職員などは、どんなに優秀な人材でも、職を見つけ続けるのは難しい。　いくら職が欲しいといっても、小さな子供を連れてアフリカの内戦状態の地域に行けるはずがない。　かといって幼稚園児や小学生を１人スイスの寄宿学校に残して行く事も、またできない。というのは、母親ならば普通の感情だろう。　子供の幸せのための組織、ユニセフですら、近年組織内で実績ある人々は、子供のいない人や未婚の人が増えて、母子家庭の職員に「子供は寄宿学校にでも残して現地へ行けば？」という言葉を平気で浴びせる始末だそうだ。　勿論、子持ちの人や共働きの人の希望を全て聞いていたら、現場へ行く人間がいなくなってしまうのは事実。　しかし、不幸な人々を救いたいとの思いでそこで働き始めたのに、その気持ちが強く、危険な現場もいとわない職員ほど、結婚の機会も、家族との同居の幸せも奪われ、離婚率も高く、職員自身が幸せになれないというパラドックスはやるせない。　そんな犠牲を払ってさえ、前述の様な不安定な雇用身分で、仕事の面でも必ず報われるとは言いがたい。　ＵＮＨＣＲでは、緒方貞子さんがその状況を見かねて「現場へ出る職員こそ生活の安定を保障されるべき」と全員終身雇用を打ち出したが、結局その後予算がなく短期契約雇用に変わってしまった。　国連は組織も肥大化し、意思決定も遅い。各国ＮＧＯのように早い意思決定、軽いフットワークは望めず、職員の給料が高く、対国の支援であるのため、職員を本当に一つの村の中にまで派遣し、人々に寄り添うような活動ができるほど人を投入できない。　そのため、最近では「国連は予算ばかり多いけれど、　　　　　一体本当にどれだけの人を幸せにできているのか？」「ＮＧＯの方が有効に資金を活用できる実りある活動をしているのではないか？」　などの批判もあって、資金が国連以外に流れる傾向があるという。国連広場にあるイス。足が一本欠けていているのは対人地雷、クラスター爆弾の被害者を象徴している。しかし、この足の欠けたイスは、今の国連の姿そのものに見えるという理由で、国際公務員幹部の中にはこのイスを毛嫌いして撤去を要求した人も少なからずいる。  　職員の中にも、国連組織の仕組みや制約、不透明な援助資金の流れ（例えば相手の国の役人が物品を横領していても、対「国」の支援である国連は、それを細かく追求はできない）に嫌気がさし、「自分は人のために本当に役立つ仕事をしている」というやりがいを求めて、民間組織へ移ることがあるそうだ。　　某氏曰く、「国連は、自国で失うものが何もない未婚の女性で、自国では自分の力を発揮できない」という場合には魅力ある職場だけれど、家族を養う立場の男性、子供がいる女性にとっては、決して良い職場とは言えない。　Ｉさんは祖国で働くご主人と離れて暮らし、小さな子供をかかえ単身赴任でユニセフで働いていたが、次の職場がアフリカの紛争地域にしか見つからず、結局祖国の民間企業で職を見つけ、帰国した。　とある幹部は彼女の帰国を残念がった。「丁度適したポストがあり、彼女はうちで雇いたかったが、扶養家族がいる彼女に十分な給料が提示できなかった。　給料について上にかけあってもダメ。　そのポストに見合った優秀な人材が欲しいという割には、金は平職員並みにしか出さないという。優秀な人材を採りたいならそれなりの金を出さないとダメだっていっているのに・・・。」　高いポストの人も、３年後の自分がどこで何をしているのか予測できないし、たとえ組織のトップが自分の任期中に進むべきレールを敷いたとしても、トップが変わればそのレールもあっけなく壊されてしまう。　だれも将来像が見えない・・・。　近年、家庭を持った優秀な職員が国際公務員からからどんどん流出してしまっているそうだ。それものも仕方がないことの様に思える。 

  2007年08月24日

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  国際公務員として働く　ということ（１）

  ＊この話はスイスのダークサイドというわけではありませんが、便宜的にそのカテゴリーに分類。　「もうこんな世界からは足を洗いたい。」　ユニセフで働く国際公務員のＩさんは仕事について溜息混じりに言う。　「国連はじめ、国際機関で働く国際公務員」といえば、何となく学歴高くて頭が良くて仕事にやりがいがあって、その上高給というイメージがある。　働いている人達が、大学院卒が多く、マルチリンガル当たり前で、海外を飛び回っているというのは本当だし、スイスの一般企業などに比べれば、新規採用でも給料がかなり高いというのも本当だ。　当のＩさんも、教育に関する海外の大学院を出て、ユニセフ就職前にも海外の現場で命がけで働いたこともあるツワモノで、とても優秀な女性だ。　でも、実際本当にそんなにいい職場なのだろうか？　たとえば給料に関して言えば、仮に手取りで月給１００万円もらっても、外国人であればアパートの住居費で月３０～５０万円程度はかかるジュネーブである（ちなみに、日本のように半年ごとの高額ボーナス制度という給料体系はヨーロッパにはない）。　共働きでフランス語圏出身の人ならまだしも、外国人で子供のインター校の学費を出したり、言葉の関係で共働きなどできない家族を養うとなると、決してガッポリもらえるという額ではない。国連の中庭のモニュメント。　その上、大抵の国際公務員には職の安定もない。　実は職員は、昔とは違い、どこの機関であろうと、もう新規では終身雇用されることはない。　幾つかの機関では、通常２年の雇用契約で、１年の延長があって３年一区切りというパターンが多いそうだ。なので、職員は、自分の職場の雇用契約が切れる前に再就職先の職場を探さなければならない。　これは新規のペイペイだけではなく、幹部でも同じ。幹部でもトップの人事が変われば仕事をこなしていても契約を切られることもある。　そのトップも、先年までご主人がとある組織のトップを勤めていた某夫人によれば、トップ人事はその人のバックにつく各国の運動や、組織のトップを狙う人たちの根回しなどが絡み合って決定され、決して安泰な立場ではないということだ。 　そして、更に頭の痛いことに、国際機関内での職探しには非常に時間がかかる。　肥大化した組織はフットワークが悪く、最近は希望の職に申し込んで返事が来るまでに１年かかるのもザラという状態で、常軌を逸している。　何故そんなに時間がかかるのか、雇用も行う幹部ポストにいる知人に聞いた話では、とにかく色々な人が集まって誰を雇うか一々検討するので、世界各国に常に出張がある国際公務員では、検討会のメンツが皆揃う日程調整だけでも１～２ヶ月もの時間がかかる。　メンツが揃っても、一般企業の採用とは違い、人選に関して色々な思惑（例えばアフリカ出身のメンバーは、その人物が優秀かどうかは二の次で、アフリカ系の人間を採用したがるとか・・・）があるため検討は紛糾する。　その日に決まらなければ（たいてい決まらない）また、みんなの日程調整をして、次回採用検討会は１ヶ月後、ならいいほうで、間に夏のバカンスシースンが入ると４ヶ月後ということになったり・・・。　やっと採用者が決まって「あなたを採用したい」と連絡した時には「申し訳ありませんがもう別口が決まっています」という返事が返って来ることも多いそうだ。　再就職先を探している職員は、同時進行で民間企業やＮＧＯなども当たっていることが多く、そっちの返事が来ればさっさと契約してしまっているからだ。　再検討した２番手もダメ、再々検討した３番手もダメ・・・。そんなことをしているので、ズルズル１年もかかる（その上優秀な人は他に取られてしまって採用出来ない）。　なので、その長い返答待ち期間も考えて、大抵の国際公務員は実際には常に次の職場を気にしながら、採用情報に目を光らせ、働いている状態だという。　もう殆んど年中就職活動ボヘミアン。　どこへ行くのかわからない根無し草状態。　そんなことを１０年もしていれば、いい加減足を洗いたい気持ちになるでしょ？というのが、前述のIさんの弁である。 

  2007年08月23日

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  エモッソン湖ハイキング　ハイキング編

  　エモッソン湖はダム湖。もともとは戦前からあったダムなのですが、１９６１年により大きなダムに生まれ変わりました。発電のためのアーチ式ダムで、高さは最大１８０ｍ。貯水量では黒部ダムと同じくらいだそうです。ちなみにスイス最大のダムはグランドディクサンス・ダム。そちらは高さが２８５ｍもあって、世界有数の大きさだそうです。丁度花の季節で綺麗でした。雪が残る時期もそれはそれでまた綺麗だとか。  　さて、ミニケーブルカーで上に上がったら、早速エモッソン湖のハイキングへ出発。　ここからのハイキングコースは色々ありますが、一番人気は恐竜の足跡の化石を見に行くコース。　ミニ・ケーブルカーのラ・グーラ駅からエモッソン湖の周りの車道を２．５キロほど歩き、そこから山の上に向って２時間くらいハイキングすれば、恐竜の足跡の化石の見られるダイナソーテラスに行き着けます。　が・・・・。　お昼ごはん（例によってバゲットとハムの即席サンドイッチ）で結構時間を食った上、エモッソン湖の周りの車道を２．５キロ歩くのは、山道を期待していた子供には退屈で大不評（＾＝＾；）。　それに、車道の足元は普通の山歩きとは違って硬いアスファルトなので、逆に足に負担がかかってしまったようです。　このままのペースでダイナソーテラスまで行ったら、絶対最終の帰りケーブルカーに間に合わない・・・。　連れの友達に断り、仕方なく我が家は途中で脱落（＾＾；）。　山の上には進まず、代わりに湖の周りに続く、細いハイキングコースを少し歩くことにしました。ダイナソーテラスハイキングコースと分かれた後の、湖畔のハイキングコースはこんな感じ。　ここでは殆んどの人がダイナソーテラスを目指すためか、こちらのハイキングコースは人も殆んど見られず、高山植物も豊かで、花目的のハイキングなら意外に穴場かも・・・。花が一杯で綺麗でした。今回みかけた色鮮やかで美しい花々の中から。野生のブルーベリーも。山のベリー類は誰でも取って食べてもいいそうです（＾＾）。　子ども達はハイキングコースの雪解け水の冷たい小川で暫く遊んだり、湖の近くまで降りてみたりして、時間を逆算して出発。ゆっくり引き換えし、５時にラ・グーラのミニケーブルカー駅にたどり着きました。時間にすると往復３時間くらいの歩き。　ラ・グーラのレストランでホットチョコレートを飲んで休憩し、最終のミニケーブルカーの時間に乗り場へ行くと、ダイナソーテラスまで行った友人達も、走って最終にセーフ（でもかなりきわどかった（＾＾；））。　今回のハイキングは景色は綺麗だったけれど、１）ハイキングに来て車道歩きするのは退屈２）往復同じ道を通るのは、気持ち的にツライ　というマイナス点がありました。子ども達はやっぱり「山歩き」をしたいということなので、次回は期待に沿えるようなコースを選びたいです。

  2007年08月21日

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  エモッソン湖ハイキング　世界最大勾配のケーブルカー編

  　週末は息子の補習校のお友達と、シャモニに近い国境付近のスイス、エモッソン湖(Lac d'Emosson)へハイキングに行ってきました。　エモッソン湖はフランスとスイスの合同事業（？）で完成した標高２０００ｍ近くにあるダム湖なんですが、湖の周りがハイキングコースになっていて、その上、ダムまで行くのに世界最大勾配のケーブルカーなど、面白い乗り物に乗れるのがポイントです。　まずはスイス国鉄ル・シャトラール（Le Chatelard)駅の駐車場に車をとめ、駅の裏側にあるケーブルカー乗り場へ。　このケーブルカー、ガイドブックには「世界最大の勾配８７％を一気に登って・・・」とあります。「なにぃ？　８７％ぉ？　印刷ミスじゃないの？」　と思ってましたが、パンフには本当に８７％ってあるし、これから登る線路は殆んど垂直（＾＝＾；）。　途中で重りをつけたり外したりして、登っているようですが、天井の上は見えませんので詳細は不明（笑）。　私は真ん中くらいに乗ったので、線路の傾斜は殆んど見えず、ただの「ナナメエレベーター」な雰囲気（あまり怖く無かったです）。　怖さを求める方は、帰りに一番前に乗るとよろしいかと・・・。これは下り。これからおりる線路が見えないくらいの傾斜で続いていてます。　ケーブルカーの次はトロッコ電車に乗り換え。ダム工事の時に使った線路を利用しているそうです。　普段は赤いトロッコ電車で運行していますが、第３日曜日はご覧のようなミニ蒸気機関車で運行されています。かわいい蒸気機関車。線路幅は遊園地のミニトレイン程度。 　トンネルもあるので蒸気機関車の一番前は煙い（＾＝＾；）です。　このトロッコ電車は谷にへばりつくように敷かれたレールを進み、ダムのすぐ近くの崖下へ到着。　そこからダムの上までは更にミニケーブルカーで登ります。　これも結構傾斜がきついし、谷底まっさかさまな感じが怖いです。怖さを求める方、ここも一番後ろ推奨。下り終点線路の向うには谷となっていて、怖いです（＾＾；）。　乗り物を乗り継いで１１２９ｍのシャトラールから標高１９６１ｍのエモッソン湖に無事到着。いよいよここからハイキングの始まりです。●インフォメーション　この３つの乗り物に乗って、料金は大人往復４８フラン。子供は１２～３６フラン(年齢による）。　最初のケーブルカー乗り場で３つの乗り物すべてセットのチケットが販売されています。　営業は５月末～１０月半ばまで。運行は９時半～１６：４５分まで（７月８月は１７時４５分が最終）。　１２時半～１４時まで昼休みあり。　最終運行時間は多少前後することもある。各乗り場に掲示されているので、必ず確認のこと。　なお、エモッソン湖畔まで車で行くこともできる。　ジュネーブからだと、シャモニ経由で行っても、モントルーを通り、南下して向っても時間的にはさほど変わらない。

  2007年08月20日

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  【フランス】コートダジュールの料理

  　今回のコートダジュール海水浴のお話の最後に、コートダジュール地方のおいしい食べ物をご紹介いたします。　とにかく是非お試しいただきたいのが「魚スープ（Soupe de Poisson）」。エズのふもとにある、Restaurant le Cheval Blancの魚スープ。前回ここの魚スープが一番美味だったので、今回もこちらで。２人前はありそうな量で８ユーロくらい。　魚スープは、マルセイユの有名な料理「ブイヤベース」のスープだけを料理として出す感じのもの。魚介のエキスが凝縮され、とても美味です。　通常、スープにはバターをつけてカリカリに焼いたパン、アイオリ、チーズがセットで運ばれてきます。アイオリとチーズをお好みで加え、そこにパンを割りいれて食べるように飲みます。　お店によって味に差があるのが難点ですが、おいしいお店のものはトロリと濃厚で、思わず行く先々すべてのレストランで注文したくなる代物。（おいしくないお店のものは、味が薄くて深みがないです。）　もう一つの名物料理はニース風サラダ（Salada Nicoise）ですが、ぶっちゃけツナサラダですが・・・（＾＾；）。　まあ、おいしいのでこれもこっちの方面に行けば必ず食べるんですが、ニースのビーチ沿いのレストランではこれ以外にも色々綺麗な盛り付けのサラダが用意されています。これはアボガドのサラダ。エビもたっぷり。サラダ類は８～１５ユーロ程度。　サラダと言っても、ある程度ボリュームもあるので、お昼だったら、サラダとパンだけを食事にするのもオッケーです。 　ほかには高級店や専門店では海の幸の盛り合わせ（Plateau de Fruits de Mer)も食べられます。夏ですが牡蠣も各種あり。これは１４０ユーロの盛り合わせ。　ニースの近代現代美術館近所のガリバルディ広場には魚屋も兼ねた魚介料理専門店が数軒あります。盛り合わせの他、牡蠣だけ、エビだけなどの注文もできるようです。　人数が多いときはこういうのも豪華で楽しいですね。　そうそう、この辺りはイタリアに近いので、イタメシ屋もおいしいお店があります。　フランスではパスタ（Pate）はぐてぐてに茹でてコシも何もないお店も多いですが（はっきり言って、うまくない。・・・いや、まずい（＾＾；））、この辺りのイタメシ専門店は、コシのあるパスタを出すお店もあります。　ニースでは地元でも人気のLa Voglia　旧市街のサレヤ広場の入り口にあり、お昼、夕飯時は満員なので（冬に行った時は混んでて入れなかった）、少し早めの時間に行くと良いと思います。　おしゃれなお店ですが、子連れもオッケー。　どの料理も１．５人分くらいのボリュームがあり、味も美味です。これは本日の料理。スズキのズッキーニソース。魚の火の通し加減が絶妙で、ジューシーでふっくら。　前菜の盛り合わせはこのボリュームで１４．８ユーロ。シェアも可。オススメです。　　なお、今ニースで一番イケている気鋭のフレンチレストランといえば・・・。　日本人オーナーシェフの「Keisuke Matsusima」です(独断と偏見で断言（＾＾；）旧店名は「Kei's Passion」）。　開店３年目でミシュランの一つ星を獲得。日本はもとより、フランスのグルメ雑誌でも取り上げられている実力シェフ。　冬にコースを頂きましたが、やはりそこらのレストランとは違って、盛り付けや料理方法、使用食材も多彩で美味でした（量は多め。食べ切れなかったです（＾＾；））。　子連れオッケーで、子供用にメニューもアレンジしてもらえますが、フランスではコースだと料理一式が終わるのに２時間～３時間かりますので、その時間に耐えられる大きいお子様向け。　我が家は美味い！美味い！と食べたものの、昼間の疲れか途中で寝てしまいました（－＿－；）(でも、子供にはもったいない料理でした。なお、このお店はフランス料理店であり、ニースの郷土料理店ではありません）。　　予約や注文はもちろん日本語でも受けてもらえます。女性グループやカップルでのここ一番の食事にいかがでしょうか？ 

  2007年08月16日

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  【フランス】カンヌとそのビーチ

  ●カンヌのビーチラグジュアリーなイメージがあるカンヌですが、実は海水浴場には、子ども達もわんさか！カンヌ旧港横のパブリックビーチ　　そうなんです！　ここは海岸が砂なんですよ～～～！！！！　　やっと砂の海登場です（笑）。　カンヌは海岸線も長く、プライベートビーチが多くを占めますが、勿論パブリックビーチもあります。　そして、ここのパブリックビーチには、有料チェアゾーンがあるんです！　パブリックというだけあり、チェア一脚半日３．５ユーロ（パラソル代金価格失念）とプライベートビーチの半額以下。レストランがないだけで、トイレ、シャワー、更衣室完備。椅子はプライベートビーチの様な、寝られるビーチチェアではありませんが、我々はどうせ子連れなので寝ていられませんから関係なし（＾＾；）。（もちろん、子無しだったら落ち着けるプラーべートビーチのビーチチェアも利用価値大。）　プライベートビーチではないので、予約制でもなく、誰でも早く行けば最前列ＧＥＴもできます。パブリックビーチの有料椅子ゾーン。子連れ利用客多し。　　但しカンヌ、海の透明度はよくありません。　波で砂が巻き上げられているからです。　ビーチから３０ｍくらい沖の浮島まで行けば(浮き輪つきの子供らが率先して行っちゃうから同行。私にも浮き輪をくれ（＾＾；））、水も綺麗ですが、そこでもわずかに砂粒が浮いているのか、水中で太陽光を反射してキラキラ光っています。　水中眼鏡をかけて潜れば、ここにも足が着くエリアでも大きな魚がいましたが・・・。　ここの海岸は３時を過ぎる頃から人が増え始め、パブリックビーチは日本の海のような混雑ぶり（＾＾；）。　午前中の方が空いていていいかもしれません。●カンヌの町　　カンヌという町の名前は有名ですが、実はこの町、人口は７万人ほどで、ニースの５分の１程度の人口でしかありません。　カンヌの町と言えば、誰もが思い浮かべるのはカンヌ国際映画祭ですが、レッドカーペットが敷かれるこの会場は港の近くのパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ（Palais des Festivals et des Congres)です。　案外地味な建物で、そのまま通り過ぎそうでしたが（＾＾；）、観光客が赤い階段で写真を撮っていたので気がつきました。一応撮影会。　スターの手形もありますが、本当に単なる敷石の一部という感じで、特に磨かれているとか保護されているとか、そういうものでもありません。　年ごとにまとまっていますので、お目当ての映画人がある場合は、受賞年を確認して行くとよいと思います。　ニース、モナコに続き、カンヌにも海岸沿いにブランド店が並んでいます。　でも個々のお店はやっぱり小さい感じです。　ブランドモノより、フランスの普通の服や靴、水着などを探したい場合、海岸沿いより一本奥のアンティーブ通り（Rue d'Antibes)や、細い歩行者天国でお店が色々あるRue Meynadier（カンヌ旧港から陸に向って程入った道。カンヌ駅まで続いている）なんかが面白いです。●カンヌ近くの別のビーチ　カンヌからニース方面のアンティーブ（Antibes）までの間にも線路沿いに砂の海岸が広がっています。　土地の人の話では、純粋に海水浴であれば、カンヌのビーチよりそちらのほうがオススメとの事（駅名　Golfe Juan Vallauris)。　また、カンヌの辺りへ泊まるならば、アンティーブの方がカンヌより良いのではないか？とのことでした。　アンティーブの町は、規模はカンヌと同じくらいでですが、カンヌより落ち着いていて、子連れにオススメとのことです。私達もバスで通りましたが、雰囲気も結構いい感じでした。●インフォメーション　ニースとカンヌの間には、長距離バスと鉄道があります。　「地球の歩き方」には、ニース、カンヌ間は長距離バスで１時間とありますが、実際には２時間以上かかり、冷房もあまりきいていなくて暑いし停車発車が多いしで、バスに強い私が車酔いしそうでした。　バスよりは高いですが、それを補ってあまりありますから、ニースとカンヌの間の移動は、強く強く、鉄道をオススメします。なお、電車は１時間に３本程度、終電は１２時まであります。

  2007年08月15日

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  【フランス】実はニースのビーチは・・・

  　ニースは恐らくコートダジュールで最も知られたリゾート地。　海岸線は長いし、海の色はそこそこ大きな町にしては驚くほど澄んで美しいし、海水浴には最高！　に思えますが・・・思わぬ落とし穴が・・・（￣△￣；）。　実はニースの海岸は・・・。　石・・・・。　　　　　　　　　○○○　　　　　　○○○○○○　石・・・・。　　　　　　　　○○○○○○○○○○○○○○○○○○　　　　　　○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○　　　　○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○　石なんですよ～海岸が・・・（＾＝＾；）。　尖った石はなくて丸いんですが、小石レベルじゃない石なんです。見えにくいですが・・・石の大きさは大体手のひらよりやや小さいくらいでしょうか。　なので、残念ながら、砂で堤防を作ったり、砂に埋まってみたりすることはできません（－＿－；）（え？そんなことしない？）。　石ですので、水底では波の動きで水中に砂が舞い上がらず、よって透明度が高く美しく見えるんです。　大人が海を見ながらビーチで寝転がってる分には、水の色は綺麗だし、砂で荷物やなんかが汚れないからいいんですけど・・・子供はちょっとつまんないかも。　下が石なので、パブリックビーチでは敷物を敷いてもガタガタで固め。　ニースではやっぱりお金はかかりますがプライベートビーチがいいと思います。　　プライベートビーチの利用方法は前述したとおりです。　なお、お天気がいい日は、石なだけあって、足元は熱い様です（＾＾；）。　ビーチサンダルをお忘れなきよう。　ニースの街については、冬の南仏旅行の日記にさらっとふれてありますので良かったらそちらを見て下さい。

  2007年08月14日

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  レマン湖花火大会から今帰ってきました

  　コートダジュールの話の途中ですが、スイスの話題の割り込みです。　今日(１１日）は、夏の最後を彩るレマン湖花火大会でした。　去年の激寒い花火のインパクトが強すぎてか、子供達に聞いても「いかな～い」との返事だったので、今年は全然行く予定がなかったのですが、直前になって子供たちが行きたいと言い出しました（もっと早く言え！）。 　夜１０時の開始だというのに、時刻は既に９時３０分・・・。　まあ開始は１０時１５分くらいなので、湖畔まで行ってみることにしました。　去年は旧市街方面から見たので、今年はＵＮ方面より。　ウイルソンホテルの横の駐車場上広場で見学しました。　去年の轍は踏むまいと、完全防備で行ったんですが、今年は暖かくて上着を一枚はおるくらいで充分でしたね～。着すぎで暑かったです（＾＾；）　花火自体は、日本の大きな花火大会の方が当然凄いです。　なので、写真は６場面をつないで豪華に見えるように編集してみました（笑）。　ということで、花火は１１時２０分に修了。帰宅しました。

  2007年08月12日

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  【モナコ】モナコとそのビーチ

  　それでは、コートダジュール有名どころの町と、ビーチの様子を順次ご紹介いたします。　・・・の前に、コートダジュールは遠浅ではありません。　波は穏やかですけれど、大人も岸から１０ｍくらいで足がつかなくなります。　なので、お子様の水泳には必ず浮き輪や大人の監視が必要です。●モナコ　モナコにも１箇所海水浴場があるんですよ。　人口のビーチです。モナコのビーチはこんなふう。これはプライベートビーチ。　海の間際まで背の高いリゾートマンションがそびえ立ってるビーチなんですが、海は結構綺麗です。　海岸にはパブリックビーチと、プライベートビーチ両方あります。　海岸線には海の家レストランの他、ホットドッグスタンドやアイスクリームスタンド、お土産店や海水浴グッズショップ（パラソル、敷物も販売）があり、トイレなども完備。　パブリックビーチには、子供の託児所っぽい所もありました。　ここの海岸は人口で、海岸は砂ではなく砂利です。　細かい砂利なので、子ども達は砂利でもそれなりに遊べる様です。　　モナコでは海岸での釣りが禁止だそうで、海水浴場でも海の中に魚が群れで泳いでいます。　海底が砂利なので波による砂の巻上げがなく、水中も良く見えます。　是非水中メガネを持参したいです。●モナコの町グランカジノ前　モナコはニースから鉄道か長距離バスかタクシーかヘリコプターで行けます。　鉄道だと約２５分、バスだと約１時間です。　車だと２０～２５分くらい。・・・と聞けば、タクシーを使いたくなるかも知れませんが、時間は２５分でも値段は１２０ユーロくらいする（ホテルの人談）ので、電車かバスをオススメ。　自家用車やレンタカーの場合ですが、モナコは駐車場台数は結構あるし、小さな国内（１．９５平方キロ）には１ユーロの循環バスが走っていますから、観光ならどこの駐車場に停めても大丈夫です。海水浴には、ビーチ前が地下駐車場になっているので、そちらの利用が便利。　ヘリコプターはニースの空港から出ていて、モナコまで１０分足らず。片道７３ユーロ。往復１４０ユーロ。　料金は高いですけれど、景色はいいのでお金がある１～２人の利用ならタクシーよりいいかも。　空からでも、地上からでも、モナコとニース間の道は夜移動すると夜景がとっても綺麗です。　モナコでブランド品を見たいなら、オテル・ド・パリの周辺を一周すれば大体見られます。　夏場でもオテル・ド・パリとカジノへ入るのはそれなりの服装が要求されますが、ブランド店はラフな格好でも大丈夫です。　ただ、個々のお店が小さいし、夏場はお客さんが多いので品揃えはイマイチだったという印象です。　冬場の方が品物が充実していた様な気がします。　モナコにはあまり良いお土産がないですが、オススメするとすれば、切手と入国スタンプ、それにモナコユーロ。　切手はお土産屋さんでグレース王妃の切手セットなど売っていますが、切手セットはポストカード(切手の上）つきで数種類あり。右のはがきは私がモナコから自宅へ出したもの。どうせならモンテカルロ郵便局で購入してはいかがでしょうか？　郵便局はオテル・ド・パリ裏、エルミタージュホテル右の建物の中です。建物の中のテナントとして入居してます。モナコの郵便局はモンテカルロの他３箇所あるらしい。 　郵便局入って右前に記念切手販売ブースがあります。　絵葉書などを自宅宛で出せば、モナコの切手とモナコの絵つきスタンプがついて自宅に届きます。　郵便局の営業は平日夜７時まで。土曜は１２時まで（切手ブースはもう少し早く店じまいします）。　入国スタンプは、モンテカルロのツーリストオフィスで無料で押してもらえます。　（夏場は忙しいためか、いい加減に押されました・・・（－＿－；）。でも、スタンプ代金取るリヒテンシュタインよりいいか・・・）。上が冬押してもらったもの。下の夏スタンプって・・・どうよ？　最後にモナコのユーロですが、ＥＵ加盟国は統一ユーロではあっても、硬貨裏のデザインを各国独自で変えています。　モナコも独立国家。ですので、独自のモナコユーロ硬貨を作っています。　モナコの硬貨は製造量が少ないので、サンマリノ、バチカンなどのユーロと並んで希少価値があります。　ですが、モナコは常に各国ユーロ硬貨が大量に流れ込んでいるので入手が難しいです（特に夏場は・・・）。　入手できたらラッキー。　是非キープしておきましょう（＾＾）。

  2007年08月11日

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  【フランス】 コートダジュールで海水浴

  　ジュネーブ寒いです（－＿－；）。　最高気温１５度だって。昨日の夜は暖房入ってました。　既に秋か・・・・？　さて、いよいよコートダジュール海水浴の始まりです。　コートダジュール（cote d'Azure） とは、フランス語で「紺碧の海岸」という意味ですが、薄い卵色やオレンジ、ピンクの建物の色と相まって、海の色は本当に美しく絵になります。本当に青いです。コートダジュールの海の色って。　海水浴といってもこちらで主流なのは、泳ぐというよりは甲羅干しでございます。　甲羅干し目的ですので、日本では若者か子連れのレジャーである海水浴場も、こちらでは大人のカップルの寛ぎの場となっております。　トップレスの女性も多く、殆んどの時間を海岸で寝そべって過ごし、暑くなるとトップレスのまま海にドボン！という感じ。　さて、日本では大人のリゾートのイメージのあるコートダジュールですが、けれども子連れが肩身の狭い思いをすることはありません。　何せ海水浴場なんですから、子供がいても当たり前。　さて、コートダジュールに海水浴場は一杯ありますが、利用方法はほぼ同じ。●海の状態　海の状態はパブリックビーチの旗で示されます。　もしもシーズンなのにビーチが閑散としていたら、旗を見てみましょう。ひょっとしらた「クラゲ出現！」の旗が上がっているかもしれません（＾＾；）。●ビーチの種類　海岸は「パブリックビーチ」と「プライベートビーチ」の２つに分けられます。・パブリックビーチパブリックビーチの様子（モナコ）　パブリックビーチは椅子もパラソルもありませんが、一応監視員がいて、誰でも自由に利用できます。　有料でロッカーがある所や、更衣室があるところと無いところなど設備はまちまち。シャワーとトイレはあります。　パブリックビーチは言ってみれば日本の海水浴と同じ感覚のビーチですね。敷物など持参するものも一緒と考えれば良いと思います。　午後３時ごろから混み始めますので、午前中に出かければ場所取りも余裕です。・プライベートビーチ（コートダジュール式「海の家」）プライベートビーチのレストラン。海辺なのに布テーブルクロスとワイングラスなのがフランス。　プライベートビーチは日本で言うと「海の家」です。　ビーチチェア（１箇所１日７～１８ユーロ程度。半日貸しもあり。）とパラソル代（８ユーロ前後）を支払って利用します。チェアー代金は大人の人数分支払えば良いようです。勿論子供にもチェアーを用意したければ子供の分も椅子代を支払います。　価格は普通入り口に表示されています。（表示がなければ聞けばよい。英語は大体通じます）。　各プライベートビーチの長さは３０ｍ～５０ｍ程度と、さほど広くは無く、プラーべートビーチ屋（？）は一杯あり、選べます。　なお、プライベートビーチはあくまで海岸の話であり、海の中に関しては、柵に関係なく無く自由に行き来できるようです。　また、プライベート前の波打ち際を、歩いて横切ることも問題ありません。　プライベートビーチでは、更衣室、シャワー、トイレの他、レストラン＆バーなど飲食施設を併設しています。街中と比べ、価格が特に高いとか、味が落ちるという事はないようです。魚介の本格フランス料理から、サンドイッチやピザなど軽食まであります（軽食・飲み物類はビーチチェアーに運んでもらうこともできます）。　飲食施設はパブリックビーチ利用の場合や、お買い物途中での海辺での食事など、普通のレストランとして利用できます。　ですので、ビーチ利用者も食事の時は子供はともかく、大人は水着のままではなく、パレオでも巻いたほうがいいです。　貸しタオルも用意されています（３～６ユーロ程度）。　ビーチチェアがあると便利で寛げますし、海岸の中にはニースのように石の海岸の場合もあるので、お金はかかりますがプライベートビーチはオススメです。　ビーチによっては、東屋の様なコーナーにフラットなマットレスを敷いたプライベートビーチの中のプライベートエリアを用意している所もあり、カップルに人気です。　チェアーの場所指定で予約もできます。　前の方の席は週単位、シーズン単位で押さえられている場合もあります。前の列は激戦区なので、できるだけ海に近い場所がよければ、午前中に行きましょう。　プライベートビーチは勿論子連れでもオッケー。　ただ、プラーべートビーチにも客層はあるようです。　チェアーの値段が高いほど子供比率は低い感じ。　迷うなら既に子連れのお客さんが入っているプライベートビーチを選べば安心ですよ～（＾＾）。　せっかくコートダジュールに来て泳がないとはもったいない。　さあ、あなたもコートダジュールで海水浴へＧＯ！

  2007年08月10日

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  【フランス】プロヴァンス地方　ソーのラベンダー畑

  　先週は日本から子供の幼稚園時代のママ友がニースにやってくるというので、コートダジュールへ海水浴に行ってきました。　何か最近出かけてばっかじゃないの～？　・・・とか思います？（＾＾；）　私もそう思うし（＾＾；）。　実は「夏にママ友訪欧か？」という話は正月くらいから聞いていたので、その時の合流資金も考えて年明けから計画的に蓄財してたのよ～。　備えあれば憂いなし。　日本からのママ友はフィンランドのママ友と合流して午前便でニースにやってくるということで、車の我が家は彼女らの到着時刻にニースにいられるよう、前日にニース入りすべく出発。　ついでなので、前回シーズンオフでイケてなかったプロヴァンス地方をシーズンに通ってみようということで、ちょっと寄り道してみることにしました。　といっても、前回アルルやニームは行ってるので、今回はマイナー狙い（＾＾；）。　オリンピックが開催されたアルベールビル方面から南下し、コートダジュールに向う幹線道路から外れ、すれ違いが苦しい細い山道をクネクネ走るというトム（うちのカーナビのニックネーム）好みの道を２０キロ近く走ると、ラベンダーの産地として名高いソー（Sault）に到着。　ここは周り中がラベンダー畑という高原の村。ラベンダーの香りの空気に包まれています。　村の広場からラベンダー畑を見下ろすと、既に３分の２くらいが収穫され、ちょっと時期が遅かったかな～という感じ。　景色自体は満開のラベンダーの海に感動！という感じではありませんでしたが、街中には収穫したラベンダーやそのグッズがたくさん売られています。　ラベンダー専門店、La Loubatiereにて、ラベンダーのバスソルトを購入。このお店の商品はフランスっぽいステキな粋なパッケージ。ラベンダーのアロマオイルは品種ごとに数種類あり。　ここまで来たんだから、ラベンダー畑を近くで見ようということで、村を降りて畑の方向へ車を走らせます。　途中、丁度大きな機械でラベンダーを収穫している畑があって、収穫作業を見学し、収穫機から落ちたラベンダーをたくさんもらってきました（らっきー～！！）。　　街道には他にも大きなラベンダー畑があちこちにあるので、そのうちの一つで写真撮影。　ラベンダーを折ったりしなければ、畑の中には自由に入り込んでも良いようです。光線の加減か、そういう品種なのか、ここのラベンダーは薄い紫色でした　ラベンダー畑ではラベンダー蜂蜜の採取も行われているので、畑の中ではブンブンいう蜂の羽音が絶え間なく聞こえています。　あっちもこっちも蜂だらけ（＾＾；）。　でも、普通にしていれば刺されたりはしませんのでご安心を。　ラベンダー畑見学の後は、『南仏ブロヴァンスの１２ヶ月』の舞台、リュベロン地方を代表する村、ゴルド（Gordes）へ。　ソーからゴルドまでは約４０キロ。　ゴルドは丘の頂上に城があり、その周りを囲むように、階段状に家が立ち並んでします。　ゴルドの町の中はお土産屋さんやレストランなので、中は車でさっと流し、谷の反対側からゴルドの町を見渡しました。　ガイドブックによると、「村に向う途中の展望台から見る村の姿こそゴルドの一番の見所」だそうなので（＾＾；）、一番の見どころは充分堪能したわけですが・・・。　ちなみに、南仏カレンダーに必ず登場するセナンク修道院は、ここから約４キロだそうです。我が家は行ってませんが（＾＾；）。　今回のメインは我が家的にはコートダジュールでの海水浴（＾＾；）。　　ささ、寄り道はこのくらいにして海へ急ぎましょう。　次回は情報がありそうであまりガイドブックに載っていない、コートダジュールの海水浴事情をご紹介いたします。

  2007年08月09日

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  リッフェルゼーの逆さマッターホルン

  　さてさて・・・。 　標高２８１５ｍのローテンボーデン（Rotenboden)から２５８２ｍのリッフェルベルク（Riffelberg）までの２キロ少々を歩くのが本日のプラン。　サクサク歩けば１時間足らずですし、ツェルマットのインフォメーションでも「Ｖｅｒｙ　Ｅａｓｙ」とのお墨付き。本格的な装備が無くても歩ける初心者コースです。　初心者コースの割には、マッターホルンを正面に見ながら山道を下り、途中には逆さマッターホルンが見える湖もあるし、高山植物も楽しめるので、時間が無い方にもオススメ。　長男の頭痛も標高を下がればすぐなくなったので、早速歩き始めることにします。　まずは駅から右下に見えている湖、リッフェルゼー（riffelsee）へ。　風がなければマッターホルンが湖面に映るんですが、あいにく少々そよ風があり、湖面が波立ってマッターホルンは白くぼんやりとしか移りません。　それでも、湧き出る湖は冷たくて綺麗。魚も泳いでいるし、歩き始めていきなり休憩（＾＾；）。　このリュッフェルゼーからもう少し下るともう一つ小さい湖があって、ガイドブックによるとそっちの方が逆さマッターホルンが見える確率が高いとあります。　まだ湖で遊びたい子供らを言いくるめ（＾＝＾；）、下の湖に向います。　こちらの湖ではちょっと待ったら風が少し緩くなって少しはっきりマッターホルンが湖面に映りました。　ラッキー！！　湖では泳いでいる人もいますが（＾＝＾；）・・・。　水冷たすぎ（＾＝＾；）。　その上ここは標高２７００ｍ。　心臓発作起こしそう（＾＝＾；）。　なので、水に入る～！とか言う子供らを食べ物でつり、ここで景色を見ながらランチにします。　ランチと言っても、持参したのは横半分に切ったフランスパンと、チーズにハム。　フランスパンにハムチーズを挟んで即席サンドイッチの出来上がり。（アルプスハイキングのお弁当は誰でも大体こんな風）　ランチを食べながら充分景色を楽しんで、山を下り始めます。　途中少し風が出てきて寒くなりました。ヤッケを羽織ります。　山道の両脇には小さな花をつけた高山植物が・・・。道端に咲いていた花色々。　エーデルワイスはまだ咲いていませんでしたが、独特の白っぽい葉っぱでそれとわかります。　標高が高いため、この辺りに花が咲くのは７月中～下旬の短い期間だけだそう。　今年は６月一杯寒かったので、少し花が遅いのかも知れません。　ポピュラーなコースの割には人があまりおらず、道を間違えたかと少し不安になります。あれ？他の人たちはどこへ？？　が（＾＾；）、道は間違っておらず、無事リッフェルベルク駅に到着しました。　ここの駅のレストランは景色が素晴らしいです。高いところから降りてきての標高２６００ｍなので、子供連れで休憩しても大丈夫。　サンドイッチだけではおなかが一杯にならなかったというので、少し食べることにしました。　ソーセージはちょっと塩辛かったですが、スープは美味しかったです。シーズン中のお昼時間はテラス席は座れないかも・・・。　　ランチをしたり、立ち止まったりしながらここまでゆっくり歩いて２時間程度。　子連れや景色を楽しみながらのゆっくりトレッキングなら、スイスの山の標識にある時間の倍は見ておいたほうが良さそうです。　でも、前回アレッチで６時間歩いた子ども達は「もうおしまい？」と不服そう（＾＾；）。　次回も山へ来ようと誓う我々一家でした。●インフォメーション・登山鉄道は途中下車可能です。ゴルナーグラート駅からリッフェルベルクの次のリッフェルアルプ駅まで通しで歩くコースも人気なり（５．７ｋｍ程度。ガイドブックによる所要時間２時間半）。・装備ですが、今回は、登山靴、トレッキングパンツ、登山用肌着、長袖シャツ、帽子、サングラス、ストックで出かけました。　その他、カバンの中にヤッケと雨合羽。初心者の方も、ストックがあると楽です。ストックは伸縮式で、子供が使える長さにもできます。　なお、ツェルマットではあらゆる登山装備の販売と、レンタルもしています。・参考にしたガイドブックはこちら。　　　　　　　　　　　全２４コース。解説も丁寧。さすが「山と渓谷社」モノ。・標高が高いので７～８月以外は積雪の可能性ありです。７月は雪も無くサンダルに普通の手提げバックなどで歩いている人もいますが、足元は最低でも運動靴の方がいいと思います。　なお、雪の残る時期は道がぬかるみますので、初心者コースでもちゃんとした登山靴とリュック、ストックでの山歩きをオススメします。 

  2007年08月08日

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  ツェルマットでトレッキングデビュー

  　チュニジアから帰ってずっと大人しく家にいたかと言えば・・・そんなはずはありません（＾＾；）。　既にお忘れの皆様も多いかもしれませんが、この夏には「いんど象スイスでトレッキイングデビュー」というミッションがあったのでした（ちなみに前回のデビュー失敗談はこちら）。　で、行ってきましたよ。ツェルマット。　実は今年のスイスの夏は大はずれで、特に６月７月は寒い雨の日が多く、日本からスイス３大名峰の旅にいらっしゃった方々には「３大名峰全てが全く見えずアウト」という悲劇のご旅行をされた方も多かったであろうと思います。　ジュネーブでも宿を予約して行ったけれど天候不順で全然見れなかったという怒りの声を耳にしており、我が家は１泊することをやめて、早朝マッターホルンの様子を確認してから日帰りで行くことにしました。　週間天気予報で良さそうな日をチェックし、その日は朝５時に起きて、マッターホルンがくっきり見えるのを確認して、いざ出発です。　ツェルマットはガソリン車での進入が禁止されています（町内交通は電気自動車か馬車なんですよ～。４つ★ホテルなんかは駅までの送迎用馬車を持っているところもあります）。　なので、ジュネーブからツェルマットまでダイレクトに車で行くことはできません。ツェルマット手前のテッシュ(Tasch)まで車で行って（４時間くらい）ここで電車に乗り換えます。スイスの観光地って赤い電車が多いわ～。 　１０分ほど電車に揺られるとツェルマットに到着。ツェルマット駅前。インフォメーションとかスーパーCoopも駅前にあります。飲み物などはCoopで買うとお安いです。  　今回は初めてだし、取り合えずマッターホルンを見られる有名な展望台、ゴルナーグラート（Gornergrat）へ行って、それから逆さマッターホルンを見られるリッフェルゼー（Riffelsee）を通るコースを歩いてみることにしました。　展望台までの登山電車はツェルマット鉄道駅のナナメ向かいです。ゴルナーグラートまで所要４０分の電車ですが、マッターホルンが見られるのは右側の窓から。混んでましたが何とか右側の席ゲット（＾＾；）。　ツェルマットを出ると、暫くすると、マッターホルンの雄姿が見えてきます。　お天気が良くて雲ひとつ無く、その上風も無い日だったので、マッターホルンは息を呑む美しさ。本当に息が止まりそうな姿です。カメラでもこんなに綺麗に撮れるんだけど、本物はもっとずっと綺麗で迫力。　凄すぎ！　休日に、近所のジュラ山とか行ってる場合じゃなかったよ・・・。　考えてみれば世界的に有名な山だもんね（でもこの山、ちゃんと持ち主がいるんですよ～）。　こんなだったらさっさと見に来ればよかったわ・・・とか少し反省。　登山電車はどんどん山を登り、３０９０ｍのゴルナーグラート駅に到着。駅の様子。やっぱりこの登山電車も赤系の色（＾＾；）。そういや氷河特急も赤だった様な・・・。　ゴルナーグラート駅のすぐ近くに、ジグソーパスルやスイスのカレンダーにも出てくる、マッターーホルンやモンテローザ（スイス最高峰で実はマッターホルンより高い。）を眺めながらお茶ができるカフェレストランがありますが、標高が高いため、子連れは決してここで茶など飲んでウロウロしてはいけません。大人だけならここでゆっくりお茶するのもいいかも。でも高山病には気をつけて。 　さっさと３１３５ｍの展望台まで歩いて登り、３６０度の眺めと、氷河の雄大な景色を眺めます。　標高が高いため、空の色が深いです。 左からゴルナー氷河、シュヴァルツ氷河、ウンタラーテオドール氷河。　そんなこんなで景色を堪能していると、長男が頭が痛いと言い出しました。　いかん。高山病じゃ～。　次の電車で２８１５ｍのローテンボーデン（Rotenboden)まで電車で降りて、下りながらリッフェルゼーを目指すことにします。●インフォメーション・テッシュの駅では駅舎に駐車場が直結していて、荷物カートも用意されています。カートごと電車に乗れる車両もありますので、大荷物の時はカート使用が便利かと思います。・テッシュ～ツェルマット、ツェルマット～ゴルナーグラート（往復７２Ｓｆｒ．）は、スイス国鉄のデミタリフ使用可です。子供の分はカルトジュニア（Carte Junior）を持っているとタダになります。カードをお忘れなき様。　お持ちで無い場合は、テッシュ駅で作ることもできます。・ゴルナーグラートは日差しが強いので、日焼け止め、サングラスの用意をオススメします。サングラスは子供のものもあったほうがいいと思います。なお、日焼け止めもサングラスも、ツェルマットの町で買えます。

  2007年08月07日

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  【チュニジア】タルメザ渓谷ミデスの悪徳ツーリストポリス

  　コートダジュールへ海水浴へ行ってまして（＾＾；）間が随分あいてしまいましたが、チュニジアの続きです。　塩湖を後にして、トズールで昼食を済ませ、次に目指したのはタルメザ渓谷。　　この辺りに来ると、砂漠化して草木の生えていない岩山が続き、間に枯れ切ったワジ（水なし川）も多く見られます。　そんな荒涼とした景色の中に、突然、ポコッとナツメヤシの大きな林が・・・。　ドゥースのオアシスは、凄く大きくて、砂漠の真ん中にあることが実感できませんでしたが、この辺りのオアシスは、大きさも雰囲気も、本当に水が流れている所も、まさにイメージ通りのオアシス。ガイドブックにも載ってるグランカスカド。滝は大きくないけど水量はそれなりにあります。泳げるって話でしたが、水はあまり綺麗ではありませんでした。　葦やガマの穂が生えているし、オアシスの川に魚やカエルもいて、つい、「あんたら、どこから来たの？」と突っ込みたくなりますね～（＾＾；）。どこからやってきてここに住みついたのか不思議です。　二箇所行ったオアシスのうち、浅い方で子ども達は水遊び。グランカスカドは水は綺麗じゃなかったけど、こっちは綺麗だったです。でも、泳ぐには深さが足りません。水遊びくらい。　タルメザ渓谷を更に進んでいくと、アルジェリア国境すぐ近くのミデス村に到着。　ここはバルコニーオアシスといって、渓谷の上にあるオアシスです。遥か下の渓谷には水がないのに、断崖の上に水があるのは何だか不思議です。　ここは「イングリッシュ・ペイシェント」夢の中で砂漠をさ迷うシーンが撮影されたそうです。谷底、ふ、深い（＾＾；）。柵もなくて怖い・・・。　映画はここの渓谷の底で撮影したそうですが、この渓谷、晴れていても彼方のアルジェリアで雨が降ると、突然鉄砲水がやってくるそうで、撮影が命がけだったってのが頷けます。　ミデスの村は今は廃墟。　１９６９年の洪水で、雨が３週間降り続き、この谷一杯まで増水し、家を押し流したとか（＾＾；）。どんな洪水やねん・・・（＾＾；）。　村にはお土産屋さんがあり、旅人がやってくるとガイドが現れ、この辺りを案内すると言い寄ってきます。一応公認ガイドですが、３０分で１０ＴＤと高いのでお断り。　自力で行って戻ってくると、そこにはツーリストポリスが！ウチの運転手を捕まえて、ＩＤを取り上げ、「ガイド無しでここを観光したろう！ガイドをつけないとダメだ！」とか、難癖をつけ始めました。　何も言っていないのに、こちらの事情をなんやかんや知っている所といい、「ガイド」にこだわる所といい、この登場タイミングの良さといい、さっきガイドを断わった公認ガイドとつるんでいる悪徳ポリスに違いありません。　雇い主の我々が話そうとすると、「あなた達は関係ない（雇い主なんだから、そんなはずないやろ（＾＾；））」とか、「英語は話せない（ウソ）。」とか言い逃れ、「ガイドをつけるのが法律で決まっているのか？」と言えば、「運転手がガイド資格がないのにガイドをしただろう！」と話を変える（＾＾；）（え～！最初、ガイドをつけないから違法って言ったやん！）。　ウチの運転手はここに来たのが初めてで、自分も観光したかっただけ。案内なんかしてもらってない！「ガイドもなにも、説明したのはこっちで、彼には金も払ってないんだぞ。」（はい。今回のチュニジア旅行、解説をし、運転手含め、皆さんをガイドしているのは　　　私です（＾＝＾；）違法でつかまるならそれは私では？）。と言っても、なんやかんや言い募り、解放してくれようとはしません。「何が問題なのか、あんたのいう事は全く判らない！大使館に電話して何が問題なのか聞く！」と言ったところ、悪徳ツーリストポリスは驚いて、「大使館関係者なのか！？」ときた（なぜかこの辺、わからないと言った英語なのに会話が成立している）。「いや。違う。」というとまた難癖をつけ始めました。　よし。こいつには、見た目強そうな公権力を突きつければいける。　公権力の悪用には公権力で対抗してやる～！！！　一見強そうに見える（が、実態は全然強くない）国連（一時雇い）職員身分証明書じゃ～！！（いえ、私は国連内では地位も何もないただのアッシーベンリー小間使い君なので、入館許可証程度の意味しかないもんですけどね＾＾；）　　　　くらえ！！（気分は逆転裁判）　ツーリストポリスは、突然トーンダウンし、申し訳程度にメモ帳にＩＤナンバーをメモると、「いや、何も問題なかった。」と言い、引き下がりました。国連職員ＩＤカードは一応どこの国でも公的な身分証明書として使えるらしいです。ほうほういいこと知った（悪用禁止）。　チュニジアの砂漠地帯では、検問も多く、ツアー会社のロゴ入りの車は止められませんが、個人的に運転手を雇った車だと、警官に何回か難癖をつけられたり、宝くじを売りつけられそうになります。　　個人で運転手つきレンタカーを使う場合、もしも公権力関係の身分証明書があれば、持参すると重宝します（＾＾；）。　検問でとめられたら先手を打って、にこやかにその証明書を見せれば、相手もにこやかに通してくれるようです（＾＾；）。　　　ちなみに、ミデスから渓谷見晴らし場へは、村の入り口から左に歩いていけば壁に矢印が書いてあり、３分で到着します。　また、村で降りずに村入り口から右の「レストラン」へ行けば、その辺から景色が見られます。トラブルを避けるため、道を聞くのもお茶でも飲んで休憩し、レストランで聞いたほうがいいと思います。　

  2007年08月06日

• バイオリンレッスン覚書（３３）

  個人的なバイオリンレッスン覚書です(33)。食あたりとか旅行とか色々でずっとレッスンができずにいましたが（￣￣；）・・・。久しぶりのバイオリンレッスンです。課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　６番・ビバルディ　コンチェルト　イ短調　音階練習　４音ずつのスラー練習と一緒に、綺麗な音を意識して一音ずつの練習も。　また、一音ずつビブラートの練習もすること。　ビブラートいまだうまくできず（－＿－；）。　A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude　今回は綺麗な音を心がけて練習しておいた。　音程も音も綺麗になってきたと先生に褒められる。続けて１０小節練習してくること。　　モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　６番　今回あまり練習ができておらず（－＿－；）。　１６分音符は４音ずつ区切って練習すると良い。指の運びを覚えること。　ビブラートをつけて弾く練習を。ビバルディ　コンチェルト　イ短調 　今回はこんなことをしながら練習してみた。・うまく弓が回らなかったところはやや根元の方で弾いてみる。・綺麗な音が出るように、早いところでも弓が真っ直ぐに動かせるよう鏡の前で練習する。・音程が不安定なところは、もっと他の指との関係を考えて弾く。・バイオリンを弾かずに楽譜を見ながら曲を何度か歌ってみて、細かい部分（繰り返す部分の弾きわけとか、２４小節目からの１６分音符の細部の強弱と全体の強弱など）の表現を考える。　今回はピアノとあわせてみた。　合わせて通して弾くこと成功。速さはアレグロまでいかなかったけれど、曲に取り組み始めて３ヶ月。やっと合格をもらえた（やった～（＾＝＾））。　練習はじめた時は、「こんな長くて早い曲、指の体力がもたん・・・」と思ってたんだけど、弾けるようになるものなのね。　少しずつでも進歩を感じられて嬉しい。　でも、本当はもっと綺麗な音で、陰影のある演奏ができるとステキだろうな・・・とか高望みな事を思ったり・・・。　そんな風に弾けるのは何年後（＾＾；）？　次の曲は、「モーツァルトのメヌエット　Ｋ．６４」と「フィオッコのアレグロ」かどちらかから選ぶよう言われたので、曲としてはモーツァルトの方が面白そうだったれど、ビバルディで１６分音符の指運びと弓使いに苦労したので、あえてそれがたくさん出てくるフィオッコのアレグロを選んでみる。　この曲ができたら、ちょっとは１６分音符の指運びと弓使い、楽になるかも・・・。●次回課題・音階練習・A PRACTICAL METHOD FOR VIOLIN by NICOKAS LAOUREUX part2 1st ３d ポジ練習 Etude・モーツァルト２つのヴァイオリンのための易しいデュオ　６番・J.H.Fiocco　アレグロ

  2007年07月28日

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  【チュニジア】北アフリカ最大の塩湖　ショット・エル・ジェリド

  　さて、サハラ砂漠の翌日観光も、驚異の大自然シリーズ（笑）。　北アフリカ最大、５０００平方ｋｍの広さを誇る塩湖、ショット・エル・ジェリドに向います。　因みに琵琶湖は６７０平方ｋｍで、５０００平方ｋｍというと、福岡県や千葉県とほぼ同じ大きさになります。　ドゥーズから更に内陸のアルジェリア方面の町、トゥズールに向う道路は堤防の上作られて、この塩湖を突っ切っていますので、塩湖の中を車で通っていくことができるのです。　さてさて、塩湖とは字の通り塩水の湖。　しかし、一年の大半の時期、湖の水は干上がって実際には水は殆んどありません。　塩湖が干上がったら湖底に何が残るかと言えば、勿論塩。　塩湖の途中で車を停めて、塩湖へ歩いておりてみました。　一見白っぽい砂地に見えますが、それは塩の上に砂が堆積しているから。歩くとバリバリという音がして、足元を見るとその音は砂の下の塩の層が割れている音だとわかります。足元で割れた塩。表面に砂が付いてるけど中は塩っぽいでしょ？　昨日の砂漠も凄かったですが、こっちも凄い眺めで、壮大さでは引けを取りません。　地面(湖底）が平らでず～っと遠くに霞んで見える山まで続いています。　塩なので草木は全くないし・・・。　蜃気楼も見えるし・・・。　何だか別の世界・・・まるで他の惑星。　生き物の気配のない死の世界のようなところですが、殺風景なわけではなく、何だか言葉に表せないくらいの地球の美しさに感動します。大地が白っぽいだけに、光と影のコントラストが美しいです。　で、こんな大地、走るしかないでしょう。　子ども達はまた走り・・・・。　長男ははるか遠くまで走り去ってしまいました・・・。お～い！！！　ええ加減、戻ってこんかい。遭難するぞ・・・＾＾；。　まだまだ走りたい長男を車に押し込め（＾＾；）、暫く走ると大地の色が一層白くなってきて、水が見えてきました。　ここの水は何故だかピンク色。白い大地とピンクの湖。本当にここは地球か？　こうなったら行過ぎるわけには行きません。　またまた車を停めて、近くで塩湖観察。ここの塩の結晶はほんのりピンク色。水もピンク色の様。　ピンク色の塩は他の地域でも採れるようなので、変な鉱物が混ざっていて食べられないというワケではありません。　ヒマラヤとかペルーとかで取れたピンクソルトは日本でも売っているらしい・・・。　　実際にこのショット・エル・ジェリド内には塩を取っている工場もあります。ピンクの水は舐めたら極限まで塩が溶けているため、半端じゃない塩辛さでした（飲めん・・・）。　ここでピンク色の塩の塊をゲット。　持って帰ってどうする？　パスタでも茹でてみようかしらん。

  2007年07月27日

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  【チュニジア】ドゥーズからサハラ砂漠を見る

  　ということで、サハラ砂漠ですが・・・。　砂漠ツアーは実は１週間とか二泊三日などのテント宿泊ツアーもあり、そういうツアーに参加すればサハラを思う存分堪能できると思いますが、子連れではムリです。　我々はドゥーズからサハラの入り口まで行く程度にしておきます。　ドゥーズには、ツーリスティックゾーンの外れに、砂漠へ行くためのラクダとカレーシュ（馬車）乗り場があります。 これがカレーシュ。ちなみにタクシー代わりにも使えます。　我が家は勿論ラクダですが、お子さんが小さい場合はカレーシュの方がいいかも。　ラクダは乗り心地は馬に似ていますが、馬より位置は高く、乗り降り時は前足、後ろ足の順でひざを折って座るため、「ガックン！」と、かなり背中が傾きます。心して乗っていないと転がり落ちる危険があります。　小学生３～４年生のお子さんでは１人乗りはムリかもしれません（親子二人乗り可）。　さて、ラクダに乗るには案内人と交渉になります。　事前に手配の旅行代理店で価格を聞きましたが、１時間で１５ＴＤ程度だそうです（言い値２０ＴＤ）。３０分、１時間、２時間など、好きなツアー時間を選べます。　ここは公認案内人のみですし、見ていると、客といくらで契約したか親方に報告して、客からもらった金はすべて親方に渡す方式の様でした。　言い値も滅茶苦茶な高値ではないし、すぐに１５ＴＤに下がりました。　因みに、入り口の建物の中でキャラバン風の衣服を貸してもらえます。雰囲気を味わいたい方はどうぞ。　この辺りの１時間コースでは、周りにラクダに乗った観光客がワンサカいますが、それでも、そこから始まり、はるか遠くまで果てしなく続くサハラ砂漠には、とても感動します。　本当に見えるのは砂だけ。青い空に、薄いベージュの砂漠、そこにできる青みがかったグレーの影。　言葉では表せないほど綺麗です。　砂漠というと、静寂のイメージがありますが、実際には風の音が喧しいくらいに鳴り続けています。　絶え間なく風があるので、あの風紋ができるのですね。案内人によれば、今見えている砂の丘はすべて、明日にはないとのこと。どんどん動いているのです。　風と一緒に砂も吹き付けているのですが、痛くはありません。　サハラの砂は、ものすごく細かく白く、目や口に入ってもゴロゴロしない程なのです。　とってもきれいです。もってかえりた～い！　サハラへ行く予定の方、サハラの砂を持ち帰る小瓶は必須です！！　砂漠でラクダから降りて、子ども達は走り回っていましたが、案内人によると、この辺りでは歩いて砂に埋まるのはくるぶしくらいだけれど、奥の方の赤い砂のサハラでは、もっと砂が細かくて、歩くとひざ近くまで埋まってしまうとか。（ちょっと怖いかも・・・（＾＾；））。　案内人が、ルートを少し外れて、くぼ地に止まりました。　くぼ地には小さなデザートローズがいくつも落ちています。　まれに降る雨で、砂の中の成分が結晶化して、こんなバラの花のような形になるのです。サハラで拾ってきたデザートローズ　ということで、１時間で頼んだのに、ラクダライドはたっぷり１時間半。子ども達もとても満足した砂漠ラクダツアーでした。●インフォメーション・フランス語のガイドが主流ですが、英語のできるガイドもいますので「パレ　アングレ？（英語話しますか？）」と聞いて案内人を探しましょう。・チュニジアではあまりボラれることはありませんが、事前にホテルや旅行代理店に目安価格を聞いておくと安心です。・砂漠でラクダに乗るときは、長袖長ズボンがいいと思います。ただ、帽子は風で飛ばされるかもしれません。・照り返しが強いので、大人は勿論、できれば子供もサングラスを。・コーラ売りや、ベドウィン風の服装の馬乗りが寄ってきます。飲み物も、写真撮影なども勿論無料ではありません。・ラクダの乗り降りは必ず案内人の指示に従います。

  2007年07月23日

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  【チュニジア】サハラの入り口ドゥーズのホテル

  　マトマタを後に、草のある砂漠地帯を走ってサハラの入り口のオアシスの町、ドゥースへ向います。　マトマタからドゥーズへの道は１００キロほどなのですが、道路に砂が風紋を描き、休憩できるカフェが途中に２～３軒あるくらいで他には民家は殆んどありません。　雨が降った時だけ水が流れるワジが何本も走り、荒涼としています。こんな道を延々と・・・・　前後に車の影も見えず、この間対向車はたった５台（＾＾；）。　砂漠に蜃気楼も見えます。　少し浮き上がって見え、走ってこちらの位置が動くと一緒に動いてきますが、そんな遠くにしては影が大きく、やがて端からスーッと消えていくのでそれと判ります。　蜃気楼は滅多に見られないものだと思ったりしていたんですが、翌日、ショット・エル・ジェリドでも見えたので、別に珍しくもない様です（＾＾；）。浮いて見える黒い陰が蜃気楼 　蜃気楼の見える砂漠の中の道を走ると、前方に広大なナツメヤシの林が！　まるでここで砂漠が終わりかと思うほど大きなオアシス。ドゥーズに到着。　　ところでオアシスっていうと、砂漠の中にポコンと木が茂って場所があり、真ん中に泉が・・・みたいなイメージがありますが、実際には泉ではなくあるのは地下水脈のようです。　また、オアシスのナツメヤシは自生ではなくちゃんと人が栽培している畑です。地表には間に所有者単位で柵もあるし、水路や井戸が掘られているのが見えます。　ドゥーズの町を突っ切り、町外れにあるツーリスティックゾーンは向かいます。ここで三ツ星ホテル、「オテル・サハラ」にチェックイン。コネクティングでないツイン２部屋が割り当てられました（面倒臭い（－＿－；））。　ちなみに、このへんまでくると、★は当てになりません。　部屋の備品はベッドと机と椅子、エアコンのみ（しかも１室クーラー壊れてるし）。グレーになったタオルとコップ、石鹸、トイレットペーパーがあるだけ。　★の数は一つ取って考えたほうが良さそう（＾＾；）。　ちなみに、水道からでる水は塩辛いことがハッキリわかる塩水！！（ひ～！！（＾＾；））　　食事は朝夕ついてますが、オテル・サハラでは夕食は８時から９時半まで。　おかずが少なくなっても足されません。時間の終わりに行ったらデザートもサラダも品切れでした・・・。　朝もホテル利用者の殆んどが砂漠ツアー客なので、早朝出発してしまい、７時ごろ食べに行くとガランとして客がおらず、テーブルもビュッフェの皿も荒らされた後って感じで何だか・・・でした。　職員は、談笑はしていても、後から来る数少ない客のために、食堂を整えようという気はないようです・・・。　まあ、砂漠を見に来ただけなので、ホテルに期待してはいませんが。　もしも食事を期待するなら、街中の食堂の方がおいしいと思うし・・・。　ホテルの後ろはオアシスですが、前側のテラスに出ると、すぐ向うに広大な砂の大地が広がっています。　こんな突然オアシスと砂漠が入れ替わるのがとっても不思議な光景です。ホテルの部屋より。ドゥーズのオアシスは凄く大きいです。　さて、天気予報によると、今日は気候がよく、明日は酷暑とのこと（＾＾；）。　明日の朝体験するはずだった砂漠のラクダツアーを、思い立って今日の夕方に行くことにします。　日没は午後９時とのことなので、午後７時ごろからラクダに乗りに出かけることにします。 

  2007年07月20日

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  【チュニジア】マトマタ　ベルベル人の穴居住宅見学

  　さて、ホテル脇を登って上から見ると、洞穴住居の様子がより良くわかります。　このホテルの裏の少し上のすぐわかるところに、粗末なミュージアムの看板を掲げ、家を公開しているベルベル人の御宅があります（私設ミュージアムと思われる）。　見学料は一人３ＴＤと高めですが、内部はベルベル人の伝統的な家が再現されていますので、興味があればどうぞ。これは子供の寝室。他に主寝室、衣装の展示、厨房、トイレなど・・・　ホテルの土産物屋の兄ちゃんが「ホテルを上から見られるよ」みたいに声をかけてきて、頼んでもいないのに強引に案内をはじめます。　ベルベル人の家を見せてはくれますが、後で兄ちゃんにガイド料を請求されます。　（・・・ていうか、兄ちゃん、この家の人か親戚なんじゃないかと思う。　ベルベル人の家も、当然のように家の人にチップが必要だったし・・・１０ＴＤ渡したけど不満そうでした。ちなみに雇ったドライバーの１日の賃金は２０ＴＤナリ（＾＾；））ベルベル人老夫婦の御宅の台所。　後から金を請求するやり方はフェアでありません。　ホテルを上から見ようと登れば誰でも行ける場所で、別に案内って程でもないし、勿論ガイド的な説明はありません。　大体あんたライセンスガイドじゃないやん（違法行為）。　アンフェアだと突っぱね、払わなくても支障ありません。　最初にフェアにガイド料を提示して交渉してきてれば、払ったかも（値切って）。

  2007年07月18日

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  【チュニジア】マトマタ　スターウォーズの洞穴ホテル

  　エル・ジェムを後に、スファックスを素通りし、ガベスの町で昼食を食べ、我々は一路マトマタへ向います。　ところで、今回の小旅行は、レンタカーを借りドライバーを雇って回れるよう旅行会社に手配してもらいました。　モナスティールのホテルからは１泊２日のツアーバスが出ていて、１人１７０ＴＤで参加できます。でも、うちのホテルでは英語のツアーを扱っていなかったし、小さい子供がいるとトイレなど色々面倒なので、英語のできるドライバーを個人的にをお願いすることにしました。　４人で参加するなら価格はさほど変わりません。　ですが、本格的にサハラ砂漠の中に突っ込みたいと思っている場合、もう少しお金を出して車を４ＷＤにして、砂漠を走れるドライバーを頼んでおいたほうがいいです。　クサール・ギレンからサハラ砂漠を渡ってドゥーズに向うのは、普通のドライバーでは遭難するのがオチだそうです（＾＾；）。　さて、マトマタは北アフリカ先住民族ベルベル人の、穴居住宅があることで有名な地。　穴居住宅は、地面に円筒形の縦穴を掘りあけ、その穴から四方八方に居住用の横穴を掘った住居です。こんな感じ　また、この地域にはそういうタイプだけでなく、横穴を掘っただけの洞穴住居も他数見られ、いまだ住居として現役のものもあります。このお宅は今も人が住んでいる様子。　これらはもともとはアラブ人に追われて隠れ住むために作ったそうです。　現在ではもちろん隠れ住む必要はないので、殆んどのベルベル人は普通に家を建てて住んでいますが、元自分達の家を有料公開しているベルベル人もいます。　さて、誰でも簡単に見学できる穴居住宅の代表はオテル・シディ・ドリス。　スターウォーズの撮影が行われた場所で、セットをそのまま残してそれをウリにしているホテル。上から見たところ。バーのシーンが撮られたらしい・・・。　まあ、ホテルといってもドミですが・・・・（＾＾；）。２０代で子連れでなければ泊まってもいいかも。トイレシャワー共同で朝食付き。寝袋持参推奨。　最も私はあまりスターウォーズに興味がないのであまり感動はありません（＾＾；）。　子供らは嬉しそうでした。　場所柄交通の便が悪くドミもあまり客が入っていないようで、今は観光客を無料で内部見学に受け入れ、内部のレストランで食事を出したり、お土産とか、アイスクリームとか飲み物とかの販売で成り立っているようです。　まあ、海岸辺りよりずっと暑い所ですし、見学させてもらう代わりにネッスルのアイスクリーム（１～３ＴＤ各種）でもいかがでしょうか？　

  2007年07月17日

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  【チュニジア】エル・ジェム（Ｅｌ　Ｄｊｅｍ）円形闘技場

  　さて、今回から暫くは、モナスティールのリゾートホテルを離れ、チュニジア南西部の砂漠地帯へご案内いたします（＾＾）。　チュニジアといえば、カルタゴ。　なので、最初はモナスティールからカルタゴ遺跡を見に行こうと思ったんですが、ローマ遺跡はフランスにも一杯あるし、それよりサハラ砂漠へ行ってみるのがいいんじゃないの？　ということで、意見がまとまり、今回はサハラを優先にし、一路内陸部へ向って泊まりがけの小旅行に出発することになりました。　まず最初はモナスティールから車で約１時間。砂漠の中の町エル・ジェム（Ｅｌ　Ｄｊｅｍ）へ到着します。　エル・ジェムの町自体は小さな砂漠の町なのですが、ここには世界遺産に登録されているローマ時代の円形闘技場があります。　チュニジアも古代ローマに支配された土地ですので、円形闘技場だけでも国内に２５個あるそう。　ここの円形闘技場は縦１４９ｍ横１２４ｍ、高さ３６ｍ、アリーナ直径６５ｍ。　２世紀に工事が始まったのですが、完成はせず。　しかし、砂漠の真ん中の町で、砂に埋もれ、建築資材として大理石があまり持ち去られなかったせいか、ローマのものよりも保存状態がよいそうです。　外観は三層ですが、実際には途中階があり、内部から階段を登ると７階建てくらいの感じ。　去年見たアルルの円形闘技場より、綺麗だし、階段や途中階もしっかり残っている様に思いました。　でも、その階段のよく残っている闘技場。　全ての階段に登ってみたい！のが子供心らしい・・・（＾＾；）。　（注）すべての階、ではない。階段すべて（＾＾；）。　ここは暑い砂漠地帯・・・。　付き合いきれん。もう勝手にして欲しい（＾＾；）。　この闘技場は地下階も残っています。地下は闘技場で戦わせる猛獣を飼ったり、戦士の控え室、戦わさせられる罪人の檻などが設置されていたとか。地下を歩く・・・　行った時は調度舞台の設置作業が行われていました。　毎年この闘技場では７月か８月にクラッシックの音楽フェスティバルが行われるので、その準備です。　砂漠の野外クラッシックコンサート。　ちょっと心惹かれますが・・・・（＾＾）。　今年は７月７日だったようで、モナスティールのホテルにもポスターが貼られていました。スース近辺までのホテルからはツアーも出るようです。　滞在が一週間ずれてたらツアーに参加できたのに～。　ちょっと残念でした。 

  2007年07月16日

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  【チュニジア】スースのメディナでお土産を買う

  　スースでは屋根つきのスーク途中にあった定価販売のお土産屋さんでお買い物しました。　店内は奥に深くて地下や２階もあり、思ったより広く、品数はとても豊富。価格もとても良心的。名物の焼き物。絵柄は色々あって迷うのなんの・・・。　ここでで、一つは買って帰りたいチュニジア陶器を購入。魚の絵柄の直径２６センチのもので４．９ＴＤ（１ＴＤチュニジアン・ディナール＝１００円）いんど象チョイスはこれ。左下の人相の悪いピンクのタコが決定ポイント（＾＾；）。　このお店で、その他、凝ったビーズ刺繍つきのチュニック（２８ＴＤ）、これはジュネーブで白パンツにでも合わせて着て歩くつもりで購入お土産にする石鹸（１個１ＴＤ）などを購入しました。　チュニジアでは観光客向けのショッピングセンターも滅茶苦茶な観光客価格というわけではありません。　スークの定価のないお店で値切って買うのもオジサンとの大げさな駆け引きが楽しいものですが、その場合も最初に定価販売の店でおよその価格と品質の見極めを頭に入れてチャレンジすると良いと思います。　でも、陶器の絵柄など、実は定価販売の観光客向けショッピングセンターの方が絵柄が良かったりしています。　最も、抜群にセンスのいい絵柄を買いたければ、チュニジアよりパリのおしゃれな雑貨屋さんでも当たったほうがいいという、ミもフタもない現実もありますが（フランスの雑貨屋さん特注デザインのセンスのいいチュニジア産陶器、結構フランスで売ってます。モロッコのバブーシュなんかも、フランスで買うと、雑貨屋さんのデザイン物でおしゃれだったりするし・・・）。　定番土産であるサソリの標本も、ショッピングセンターのものはスークより高値ですが、箱の細工もしっかりして上等だし、サソリも大きく、チュニジア産の印鑑つきです。　さてさて、お土産を買った後は金のアクセサリーのスークを通り、ファルハッド・ハシェド広場へ。　小腹が空いたのでスタンドでチャパティサンド（１ＴＤ）を買ってみました。ツナと卵焼きの入ったアツアツで、とっても美味。こりゃおいしいです。他にケバブ入りとか、フライドポテト入りなんかもあり。一番安く済む食事なので、チュニジアの学生さんなんかはいつもこれを食べているそう。　スースのメディナには、グランドモスク（異教徒は中庭しか入れない）、リバト（見張り塔）、ダール・エシド博物館（１９世紀のチュニジア中流家庭の生活調度がそのまま展示）、考古学博物館（ローマ帝国時代のモザイク中心）、カラウト・エル・コウバ民族博物館があります。　時間と興味があればどうぞ。　でも、メディナの中は迷いやすいし看板も小さいので迷って簡単には行き着けないかも知れません。　迷うようならメディナの外壁沿いに歩けば確実です（でも外壁沿いはあまりお店もないし中を通ったほうが楽しいです）。　時間に余裕をもって回るとよいと思います。

  2007年07月14日

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  【チュニジア】スースでメディナを歩く

  　モナスティール近辺の見所といえばスースのメディナ。　スースは「サヘル地方の真珠」といわれる町で、ここのメディナは世界遺産に登録されています。　チュニジアの典型的な町並みは、白い壁に青い扉。強い太陽の光に映え、そこに海のブルーやブーゲンビリアのピンクが相まって、絵画のような美しい風景となって私達の目に飛び込んできます。スースのメディナ内　普通はファルハト・ハシェド広場からスースのメディナに入ると思いますが・・・。　そこをあえてジェディド門から入ってみます（＾＾；）。　ファルハト・ハシェド門は普通観光客が最初に入ってくる門なので、ここから辺りは土産物屋だらけ。物売りという物売りが立ちはだかったり声をかけてきますので、あしらうことに慣れてないと前に進めません（＾＝＾；）。　延々続く土産物屋攻勢に、途中で歩く気力が失せるかも（笑）。　ジェディド門から入ると、いきなりそこにあるのは魚市場。　こちらの門の付近は、地元の人も買いに来る肉屋や八百屋、スパイスの店などがひしめき合って、まさにガイドブックで見るメディナの世界。「おおっ！！メディナだ～！！ス～クだ～！！」という感慨に浸れます。ガイドブックの写真にありがちなスパイス屋さんはジェディド門付近に 　そこから歩き始め、でたらめに左に歩くと土産物屋が増えて外壁に突き当たったので戻り、暗い細道に入ってみました。　暗いと思ったのは怪しい通り・・・だったのではなく、その部分のスークにはレンガ造りの天井があったから。暑い日の正午でしたが、屋根つきのスークは涼しくて、気持ちのよい気温になっています。後で確認したら、「地球の歩き方」に記述のある、Rue Souq el Roba　の一本南の道の様ですが、衣類のスークでチュニック屋ばかりが並んでいました。あまり客引きもされず、そぞろ歩きを楽しめます。　屋根続きはそのまま。チュニックのスークが終わり、チュニジアンな雰囲気のカフェや革鞄、絨毯、雑貨屋など色々の通りに（この通りはセンスのいい土産物屋もあります）。この辺がRue Souq el Caidの一本南辺り。細々した雑貨が一杯。このSESAME屋の向かいのお店でお土産を購入しました（＾＾）。 　そのまま歩き続け、階段を登っていくとスース考古学博物館の壁（ガルビ門付近）に突き当たります。　　階段を上りきったら、是非振り向いてください。白い壁に青い扉の町並み。今来た暗いスークの商店。そしてその向うに地中海の海が！　とても綺麗です。是非振り返って見たいこの風景

  2007年07月13日

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  チュニジア・モナスティールのホテル（３）

  　所で、子供を預けられるキッズクラブですが、こちらのホテルでは夕食時を除いて、朝１０時から夜１０時半まで預かってもらえ、他のホテルと比べても利用可能時間が長時間に設定されています。　年齢は４歳からティーンエイジャーまでですが、もっと小さい子も預かってもらえるようでした。有料かもしれませんが・・・。　１日単位ではなく、何時間からでも利用でき、工作、ゲーム、シネマ、サッカー、プール遊びなどの組み合わせで、毎日プログラムを替えているようです。　言葉は英語対応もしていたので、終わり近くになって一度だけ、スースへ買い物に行ってくる間に少し罪悪感を感じながらも（＾＾；）子ども達をあずけました。　が・・・。　買い物から帰ってきて子供を引き取りに行ったら、親の予想に反して、二人とも「戻らない。まだここにいる！」ときましたね～（＾＾；）。　結局戻ってきたのは夕食時間近辺だけ。夕食後も子供ディスコショーでキッズクラブのお兄さんと舞台で踊った後は、自らキッズクラブへ走りこんで、結局１０時２０分まで参加していました（＾＾；）。舞台に上がってダンスを踊る子ども達　翌日も自分から「行きたい！」と言ってましたが、残念ながら金曜日はキッズクラブがお休み。　諦めきれずに、何回も自分で見に行く始末（＾＾；）。　罪悪感を感じて入れてなかった我々。　こんなだったら最初から試しに短時間入れてみればよかったわ。　次回からはホテルを離れ、チュニジア観光にご案内いたします。 

  2007年07月12日

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  チュニジア・モナスティールのホテル（２）

  　チュニジアのホテル、今回は食事についてです。　こちらのホテルはオールインクルーシブ。ネッスルのアイスクリームやミントティー、ハードリカーなど、一部有料のものも用意されていますが、基本的には飲食はビール、ワイン、おやつを含んですべてタダです。　ご飯の時にお金を持ち歩く面倒もないし、チップの必要もなくとっても気楽。　３度の食事はビュッフェ。　朝、昼は大体いつも一緒ですが、夜はオリエンタルビュッフェ、インターナショナルビュッフェ、イタリアンビュッフェ、チュニジアンビュッフェの日替わりです。夕食はこんな感じ・・・。朝食のテーブル。勿論Ｔシャツの下に水着を着てスタンバイ。　まあ、所詮ビュッフェなので、味は極上とは言えませんが、ジュネーブの普通のレストランに比べればおいしくて、内容も充実。　朝食もサラダバーやその場しぼりの生オレンジジュース、焼いてもらうオムレツ、パンケーキなどのあるアメリカンスタイルだし、夜はサラダバー、デザートバーの他、おかずは毎日２０種類くらいに、マグロの蒸し焼き、ラムのグリルなどの焼き物もあります。　我が家の様な男の子家庭では、料理を注文して出てくるまでの待ち時間が辛いものですが、ビュッフェではパスタ、ピザ、など子供が好きそうなメニューが毎日用意されているので、待ち時間ナシで食べさせることができ、ありがたかったです。　チュニジア料理も毎日４～５種類が出ていて、町の料理屋より辛さがマイルドではありますが、こちらも味はおいしいです。半月型のものがチュニジア名物ブリック。奥の料理はオジャ。どちらもおいしいです。　その他、２４時間オープンのプールサイドスナックコーナー、浜辺のスナックバー、ロビーバーがあり、変な時間に子供の小腹が空いても飲食に困りません。　また、毎日３時半から１時間、クレープティータイムがあり、こちらも子ども達に大人気です。　宿泊中１回、予約制でアラカルトレストランでの食事ができ、そこではスターター、前菜、パスタ、メイン、デザートのコース料理が食べられます。アラカルトレストランはビュッフェより美味しくて、量もたっぷりで大満足でした。　勿論子供も１人分いただけます。アラカルトレストランの料理　最も子供は昼間のプール三昧で疲れたのか、腹が膨れ、メインの途中で眠くなってしまったようでした・・・（＾＾；）。もったいない・・・。

  2007年07月10日

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  チュニジア・モナスティールのホテル（１）

  　さて、いよいよ一気にチュニジアへＧＯ！　朝９時半の飛行機でリヨン空港を出ると、２時間でモナスティールの空港に到着です。　近い！感覚としては、日本から韓国やグァムへ行く感じ。　モナスティールの空港は、ほぼチャーター便専用の空港と言ってよく、シーズンにはバカンス客を乗せた飛行機が主にフランス各地をピストン運行しています。朝５時くらいから夜中１時まで飛行機の発着はひっきりなし。　それだけこの辺りにリゾートホテルが多いということですね。　空港を出ると、左にバスの待機所があり、バカンス客は自分の旅行社の送迎バスを探して乗り込みます。バスは大小あわせて１００台はいるかという勢いで、自分の乗るバスを探すだけでも一苦労しました（＾＾；）。　そんなこんなでたどり着いたチュニジアの滞在先は、世界遺産のメディナがあるスースより南２０キロにあるモナスティールのリゾートホテルエリア。　政府が設定した、チュニジアの庶民生活とは完全に切り離されたツーリスティックゾーンです。　　チュニジアはイスラム教の国。いくらソフトムスリムといっても、普通の街の食堂で酒は飲めませんし、女性がビキニでうろつくなどもってのほか（＾＾；）。なので、観光客を呼び込むためには、チュニジアの日常から切り離されたイスラム法外のエリア設定が必要なのです。　さて、チュニジアと言えば熱砂の砂漠というイメージがわくかもしれませんが、地中海に面した海岸線も長く、外国語としてのフランス語教育が行き届き、広く通じるのでフランス人にとっては大人気のビーチリゾートなのです。ホテルのプライベートビーチ。海の色はとっても綺麗です。　モナスティールの海岸は、白砂にエメラルドグリーンの海。奥行きが１００ｍくらいある遠浅の海岸で、地中海のため波も穏やか。　リゾート客は朝から夕食まで海岸で寝転がり、本を読んだり昼寝したり。暑くなると思い出したようにちょっと水につかって、また寝転がる・・・・・・トップレスの女性も多く、なれないと目のやり場に困りますが（＾＾；）。　ホテル内には海の他プールもあり、子連れの人たちはプールサイドでのんびりする人々も大勢です。こっちはプールサイド。泳がず寝転がってるのが主流。　私達が選んだOne Resort Hotelは、学生のグループやカップルも大勢来ていますが、子連れウエルカムなホテルなので、子連れ比率が比較的多く、親子３代でリゾートしに来ているフランス人家族が結構います。　勿論白髪のおばあちゃんも孫と一緒にビキニ。　私も嬉し恥ずかし（＾＾）先日買ったビキニで、やっとプールで浮かず、プールで人々に溶け込むことができました（＾＝＾）。　さあ！我が家も命の洗濯！プールサイドでのんびり・・・。 　・・・できるはずもなく（＾＾；）、子供らは部屋に荷物を運び込むと同時に水着に着替えてスタンバイし、早速プールに海に飛び込み。これは室内プール。室内は貸切状態。　う～む・・・やはりこうなったか・・・。　早く子供をキッズクラブに預けたいぞ・・・（＾＾；）。　　でも、ちょっと罪悪感があるのか、キッズクラブにこだわってホテルを選んだ割りに、なかなか預けられない私達（＾＾；）（＾＾；）・・・。

  2007年07月09日

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