日本語補習校の発表会と、インター校のグループ発表
先週日本語補習校で学習発表会がありました。 この日は、普通の授業の他に、個人での発表と、クラスの皆での出し物が父兄の前で行われます。 といっても、個人での発表は練習時間が取れないので、家で練習していくのですが。 次男の方は、はじめての発表だったので、個人発表は自分の絵と、親が聞き取って書いた簡単な絵の説明を読むだけ。 クラスでの出し物は歌と踊りです。 「とにかく大きな声で」 と練習させた成果が出て、はっきり大きな声で読み上げることができて良かったのですが、長男の個人発表の方が失敗(^=^;)。 長男の方は、原稿用紙に自分で調べたことをまとめて発表するのですが、親も作文チェックの方に気が行ってしまい、読みの練習も、最初からあまりにスラスラ読めたので、数回読ませてオッケーと思ってしまったのがいけませんでした。 本番では確かに読みはオッケーだったのですが、 声が小さい( ̄∇ ̄;)・・・・。 原稿を顔のまん前に持って読むので、更に声が聞こえん( ̄∇ ̄;)・・・・。 資料の絵を説明するときは、完全に客席に背中を向けて話すものだから、全く聞こえない( ̄∇ ̄;)・・・・。 その上、スラスラ読めるのがアダになって、読むの早すぎ・・・。 し、しまった・・・。 「発表する時の話し方」まで具体的に指導して練習させるべきだった・・・。 ごめんね。来年は親の方も気をつけねば・・・。 所で、日本の学校では頻繁にあるグループ発表。インター校では殆んどありません。 グループといっても、日本のように、1班はこれ、2班はこれ、と、班ごとにわかれる訳ではなくて、自分の調べたい課題を各自選択し発表する形式。 なので、去年の長男のクラスでの発表は、お題が「スイス」で、「スイスの動物」のグループは男の子ばかり4人。「スイスの食べ物」は女の子ばかり6人。「スイスの産業」はたった一人。「チョコレート」は男女8人。それに何故か、「クラスの子への好きなスポーツアンケート調査(スイスと関係ないし(^^;))」結果の発表の子が2人。 で、そのグループわけが円満になされてるのだったらいいのですが・・・。 女の子の仲良しグループは、他の子がグループに入ってくるのを意地悪して排除するし、男の子も自分の興味よりグループに誰がいるか?で選んだり、結局仲がいい子が固まるだけで、おしゃべりばかりで進まなかったり、いつも同じメンバーになりがち・・・。 個人の長所や興味を伸ばすという分野では、海外の学校やインター校の方がいいと言われています。 しかし、小学生だとそれも結構難しいようです。 日本式のグループ活動の方は、好きでない課題や、自分とあわない子、違う意見などと折り合いをつけ、妥協点を探して結局は皆で一つのものを作り上げるわけで、それはそれで小学生には、かなり高度な作業だし、それができるのは素晴らしいことだと思います。 ということで、補修学校でも学年が上がると日本式の、グループでの調べ物もしたりするようです。 海外ではそういう経験が少ないので、貴重な体験になると思います。